2008年07月19日

紅茶をおいしく淹れましょう!

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 6月25日(水)に「紅茶セミナー」が開催されました。

 僕もプライベートでは、紅茶を一番飲んでいます。日本茶もそうですが、紅茶を飲むと心が落ち着きます。また、西洋への憧れなのでしょうか。漠然とですが、紅茶って、お洒落なイメージが好きです。


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 当日は、日本紅茶協会のシニア・インストラクター 上田さんが、講師を務めて下さいました。大変丁寧にゆったり優しい語り口が、お客様からご好評でした。

 今回の紅茶セミナーは、トワイニングの片岡物産様が準備して下さったのですが、紅茶を楽しく、おいしく飲んで頂けるようにと、BGMの選曲(クラッシック)もこだわって下さいました。ありがとうございます。過去に開催されたセミナーの中でも初めてのことでした。

 それでは、セミナーの内容をレポート致します。


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 まず最初は、紅茶の基礎知識の説明です。

 @紅茶とは
 A茶の種類と製法の違い
 Bリーフティーとティーバッグの違い
 C紅茶の産地の違い

 といった内容が解説されました。(少しだけ詳細に...)


 ●紅茶とは...

 日本茶セミナーでもお話がありましたが、紅茶、日本茶、烏龍茶など、全てのお茶は植物学上ツバキ科に属します。お茶の木が育つ場所、環境により葉の形、大きさが変わり、また発酵をどの程度進めるかによって、どういうお茶になるのかが変わってきます。

 紅茶は、発酵度100%です。(ちなみに日本茶は、発酵度0%)

 日本人からみると「緑茶」や「烏龍茶」のシェアも結構広いのでは?と思われるかもしれませんが、世界で生産されるお茶の8割弱が、「紅茶」なのです。


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 ●紅茶の等級

 等級(グレイド)とは、仕上げの段階でメッシュによって分類された仕上茶の形状と大きさを示すもので、品質の善し悪しを表すものではありません。グレード分けがあるのは、蒸らし時間が違うからで、おいしく飲むための知恵です。紅茶の缶や袋に書かれている記号に意味があります。


 リーフ・グレイド

 ■OP(オレンジ・ペコ)
 若い芽と葉からなり、細かく、よくヨリがきいた大きめのものです。水色はやや薄いのですが、風味が優れています。【抽出時間 4分】

 ■BOP(ブロークン・オレンジ・ペコ)
 オレンジ ペコを切断したもの。風味はオレンジ ペコと変わりませんが、茶葉が小さくなっている分、早く浸出します。市販されているリーフティーの多くがこのタイプです。【抽出時間 3分】

 ■BOPF(ブロークン・オレンジ・ペコ・ファニングス)
 ブロークン・オレンジ・ペコより更に小さいです。水色も濃く、浸出も早いのが特徴です。ブレンド用として使われます。【抽出時間 2分】

 ■D(ダスト)
 細かい粉状の茶葉で最少の単位のものです。

 ここまでが、ティーバッグではなく、ポットと茶漉しを使って入れるために作られているオーソドックスな紅茶(リーフティー)です。

 ■CTC(シー・ティー・シー)
 茶葉をCrush(押しつぶし)、Tear(引き裂き)、Curl(丸める)という工程で、1〜2mmの粒状に丸めたものです。ティーバッグのお茶のことです。茶葉は原型を留めないほどに細胞組織が破壊されるため、ごくごく短時間で紅茶の成分が抽出できます。【抽出時間 1〜2分】

 僕個人としては、そのときのライフスタイルで、お好みの紅茶をチョイスしたら良いと思います。色々自分の好みが分かってきたら、リーフをブレンドして、自分だけのオリジナルを楽しめます。(ブレンドする際は、茶葉のグレードを揃えておくことが大切です)


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 セミナーでは、次に産地の異なる3つの代表的な紅茶をティスティングして頂きました。

 @インドのダージリン。
  黄色みがかったオレンジ色で、透明感のあるすっきりした渋味とマスカットのようなさわやかで甘い香りが特徴です。ストレートで頂きたい紅茶です。

 Aスリランカのウバ。
  明るく赤みの強いオレンジ色で、刺激的な渋味とコク。清涼感のある独特な香りが特徴です。ミルクとの相性が抜群です。

 B北東インドのアッサム。
  赤褐色の水色で、濃厚で力強い味わいが特徴です。ミルクを入れても力負けしません。


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 続いてメインイベント。美味しい紅茶の淹れ方講習です。

 英国式の伝統的な紅茶の入れ方を「ゴールデンルール」といい、それには5つの基本原則があります。

 1.良質の茶葉を使いましょう。

 2.茶葉を入れる前に必ず温めておきましょう。(ポットとカップを湯通しします)フタ付きのポットを使います。

 3.茶葉の量は正確に。カップ1杯あたりティースプーン1杯(2.5〜3g)が目安です。
  
  ※茶葉の量は、オレンジ ペコなどの大き目の茶葉なら山盛り1杯、ブロークン タイプの細かい茶葉なら中盛り1杯を目安にします。 

 4.汲みたて、沸かしたての沸騰したお湯を使います。

 5.しっかり蒸らす。ポットにフタをして時間をかけてゆっくり蒸らしましょう。

 ※ポットに沸騰したお湯を杯数分注ぎ、すぐにフタをして蒸らしま
す。細かい茶葉は2分半〜3分、大きい茶葉は3〜4分が目安です。

  ポット内の温度を下げないよう、ポットには保温帽「ティー コジー」をかぶせてあげるといいです。スプーンで葉をおこすように軽く混ぜ、ポットからカップへ、茶漉しを使って紅茶を注ぎ分けます。

 最後に、濃さが均一になるようにすべてのカップに平均的に注ぎ分けます。“ベストドロップ”(最後の一滴)まで注ぎます。日本茶と一緒ですね。


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 おいしい淹れ方の講習が終わったら、直ぐに実践あるのみです。お客様もみなさん真剣です。テーブルの手前に置かれているオレンジ色の袋が、保温帽「ティー コジー」です。


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 実習を通じてチームの一体感が生まれます。


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 その後も、お客様同士が楽しそうに会話をされています。


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 また、お客様とスタッフとの会話も弾みます。講義で知識を学び、実習で体感出来た喜びが、写真からも伝わってくるようです。

 紅茶セミナーは、大変人気が高く、かなりの競争倍率となりました。人気の高いセミナーについては、また開催することも検討していきたいと思います。

 また、ご参加頂いたお客様からも、セミナーで学ばれた体験を通じて、その後、どのように活用されているのか、また、次のステップとしてご要望される内容が出てきましたらば、教えて頂けると嬉しいです。
色々なご意見をお待ちしております。宜しく御願い致します。


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 最後にお客様アンケートから一部、ご紹介させて頂きます。

・紅茶を入れるときのジャンピングは、水の空気が重要。とても勉強になりました。

・色々な紅茶の楽しみがあることが分かりました。グレープフルーツティーを試してみたいと思います。

・自分のためにもおいしい紅茶をいれて、優雅な一時と疲れを癒したいです。少しは知識があるつもりでしたが、改めて正確な知識を得ることが出来ました。いつか、アフターヌンティーにトライしてみます。

・アシスタントの男性がとってもやさしく話して下さって、感じが良かったです。

・とっても良い内容でした。ショパンなどの曲のBGMも良く、雰囲気を盛り上げていました。先生のお人柄、スタッフの方々の応対もすごく良かったです。どうも有難うございました。

・茶葉のサイズで分量や、蒸らし時間が違うこと、バリエーションの楽しみ方が分かりました。

・たいへん楽しかったです。紅茶をもっとおいしく飲みたくて参加させていただいたのですが、それだけでなく、思わず軽食や同じテーブルの方々とのおしゃべりも思いのほか、楽しかったです。

・あまり茶葉にこだわったことがなかったのですが、今回のセミナーで、飲み方一つにしても、茶葉を選んだり、楽しむことが学べました。

・何度もトライして、自分の好きな味や香りを見つけたり、探したりしようと思いはじめました。

・アイス ロイヤル ミルクティーを作ってみたい。グレープフルーツのセパレートティーも試してみたい。ティーパーティーもしてみたくなりました。
posted by ワイズマン at 01:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 各種セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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