2008年07月25日

ローズマウント の魅力

08062606.jpg

 6月26日のワインセミナーは、「オーストラリアワイン”ローズマウント”の魅力とお手軽おつまみのマッチング」というテーマで開催されました。


08062601.jpg

 講師は、フォスターズアジアのアレックス ヒルさんです。

 最初は日本人の方だと思っていました。ところが日本人離れしたスタイル。そして甘いマスクに流暢な日本語。おや?と思っていたところに、まるでネィティブのような英語の発音を聞いた途端、僕の中では納得していました。彼は、オーストラリア人のお父さんと日本人のお母さんのハーフです。

 オーストラリア人は、ビールを飲むときは、ひたすらビールだけを飲み、何も食べることはしない...とか、オーストラリアで生まれ育った彼だから話せる話題をたくさんして下さいました。

 そんなイケメンのアレックス ヒルさんオススメのオーストラリアワイン。「ローズマウント」の魅力についてレポート致します。


08062609.jpg

 ローズマウント というワインをご存知でしょうか? ニューワールドの一つ、オーストラリアのワインの中でも、とてもリーズナブルで美味しいワインを造っているワイナリーです。

 そんなローズマウントの特徴は、ワインボトルの形があります。底の方が真四角のデザインになっているのです。


08062610.jpg

 底が四角い理由が3つあります。

 一つは、覚えやすいこと。他のワインボトルとの違いをビジュアルからもアピールしています。

 二つ目は、ワインラベルの形を意味しています。ワインラベルも四角ですが、ラベルが貼られている部分から、底にむけたデザインの一体感は良く考えられていると思います。

 そして最後、こちらは、上記2つの理由と違って、実用的な意味を持っています。小さな手の女性にも持ちやすく、グラスに注ぎやすいようにという理由です。

 ワインボトルのことをここまで考えているメーカーは、他にはないかもしれません。


08062602.jpg

 ちょっとここで話をオーストラリアワインに戻します。

 フランスや、イタリアなどの昔からの歴史があるワインは、どの産地で、どのワイナリーが造ったワインであるかということが重要であったりします。でも、ワインの歴史が浅いオーストラリアは違います。コンクールで認められることで評価されていきます。それは、オーストラリアのワインが本格的になってきたのは、ここ30年ぐらいの浅い歴史しかないからです。

 ※オーストラリアでは、1967年まで、夕方6時以降は、お酒が飲めませんでした。また、シャルドネが有名になった年は、1986年で、ここからがオーストラリアのワインが始まったといわれています。

 ローズマウントも、1985年の生産量は、年間30万ケースでした。現在は、年間500億ケースを生産し、海外へ本格的に進出しています。

 次回は、ローズマウントのワインとお手軽おつまみのマッチングをレポート致します。
posted by ワイズマン at 09:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。