2008年09月26日

手作り納豆

t08083065.jpg

 納豆料理教室レポートその2です。

 今回は、メインイベントである、納豆作りについてレポートします。

 上の図は、タカノフーズ様の工場での納豆作りの工程です。大きな設備で、徹底した衛生管理のもと日々、たくさんの納豆が作られています。

 でも、僕たちが作るのは、お家で食べる3パック分です。


t08083028.jpg

 工場長さんの「おいしい納豆を作ろう!」という掛け声のもと、始まりました。


t08083029.jpg

 では、早速、納豆作りのレポートに移ります。大まかな手順は、上の写真の通りです。


t08083010.jpg

 手順@:大豆を水に一晩漬けておきます。

 手順A:鍋で豆に焦げ目がつかないように注意して煮ます。

 ここまでは、時間を要するので、事前にタカノフーズ様が準備しておいて下さいました。


t08083031.jpg

 手順B:納豆菌づくりをします。納豆菌を探すのは大変なので、市販の納豆から、納豆菌を増殖させる方法をとります。

 市販の納豆をお湯の入った瓶の中に入れます。

 ※これらの作業は、十分消毒した瓶、器具を使っています。


t08083032.jpg

 お湯に入れた納豆をスプーン等で十分に攪拌(かくはん)します。すると、写真のようにお湯が白く濁ってきます。ここに納豆菌がいます。


t08083036.jpg

 手順C:煮豆に納豆菌をかけます。

 写真のボールの中には、既に煮た大豆が入っています。この中に納豆菌(瓶の中の白く濁ったお湯)をスプーンで数杯入れます。入れたらボールの中の大豆を良くかき混ぜます。


t08083033.jpg

 手順D:容器に納豆を盛りこみます。


t08083034.jpg

 見慣れた納豆ではなく、煮豆(大豆)が入っているだけのように見えますね。

 この状態から、納豆菌に頑張ってもらって、納豆に変身(発酵)してもらう為の準備が続きます。


t08083038.jpg

 手順E:ひまくをかけます。

 市販の納豆にも、薄いまくがありますが、サランラップで代用します。これは蓋が乾燥しないようにする為です。


t08083037.jpg

 お母さんと協力してラップをかけているお子さんも、たくさんいらっしゃいました。


t08083039.jpg

 きれいにサランラップがのせられたら、呼吸が出来るように爪楊枝で穴を開けます。


t08083041.jpg

 凄い集中力ですね。納豆に顔がついてしまうのでは?と思われるぐらい接近して、丁寧に穴を開けています。


t08083004.jpg

 出来栄えに納得の笑顔が素敵です。


t08083040.jpg

 続いて中蓋をのせ、容器の蓋をしっかりとしめます。


t08083042.jpg

 納豆菌が活躍するには、40℃〜42℃ぐらいの温度が必要です。そこで、出来上がった納豆のパックを塗らしたタオルで包み、保温袋の中にセット。まわりをホッカイロで囲ってむろの状態を作ります。これで納豆菌が発酵し、15時間後にはおいしい納豆が出来上がります。


t08083043.jpg

 きちんとセット出来ているか、工場長さんにチェックしてもらいます。


t08083044.jpg

 工場長さんは、手探りでむろの状態がきちんと出来ているか確認します。


t08083045.jpg

 僕の納豆きちんと出来ているよね?

 ちょっと不安気な様子です。


t08083047.jpg

 でも大丈夫。工場長さんからチェックOKのシールを貰うことが出来ました。

 次回に続きます。
posted by ワイズマン at 09:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 親子料理教室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。