
9月11日(木)のワインセミナーは、ワイナリーのオーナーであり、醸造家でもいらっしゃるピーター・ローガンさんの来日セミナーでした。
ワインの作り手ご自身から伝わるメッセージは熱いです。
それでは、当日の様子をレポート致します。
ワインの作り手ご自身から伝わるメッセージは熱いです。
それでは、当日の様子をレポート致します。

簡単にローガン・ワインズの歩みについてご紹介致します。
オーストラリアでも最も標高の高い「オレンジ」、「マジー」地区で、1997年よりワイン作りを始められたのが歴史の始まりです。オーナーのピーター・ローガンさんと奥様のアンナさん二人三脚で蔵を切り盛りする家族経営のワインメーカーです。
元々薬剤師であったピーターさんは、学生時代に訪れたヨーロッパでワインとの衝撃的な出会いを経験され、食とワインに深い情熱を抱くようになりました。
24歳の時には将来を見据えて畑を購入。醸造家サイモン・ギルバートさんの門を叩き、修行が始まります。修行前に畑を購入されたことからも、ピーターさんの本気度が伝わってきます。
その後、名門アデレード大学で本格的に醸造学を学び、27歳の時に、念願の自分のワインをリリースされました。(これが1997年のお話です)
オーストラリアでも最も標高の高い「オレンジ」、「マジー」地区で、1997年よりワイン作りを始められたのが歴史の始まりです。オーナーのピーター・ローガンさんと奥様のアンナさん二人三脚で蔵を切り盛りする家族経営のワインメーカーです。
元々薬剤師であったピーターさんは、学生時代に訪れたヨーロッパでワインとの衝撃的な出会いを経験され、食とワインに深い情熱を抱くようになりました。
24歳の時には将来を見据えて畑を購入。醸造家サイモン・ギルバートさんの門を叩き、修行が始まります。修行前に畑を購入されたことからも、ピーターさんの本気度が伝わってきます。
その後、名門アデレード大学で本格的に醸造学を学び、27歳の時に、念願の自分のワインをリリースされました。(これが1997年のお話です)

ピーターさんが目指すワインは、パワーとフィネスを兼ね備えたコストパフォーマンスに優れたワイン。それはオーストラリア・ワインの良さであるパワーと恵まれたフルーティーな果実味、それに旧世界の繊細さ、骨格、バランスを融合させたピーターさん独自のワインなのです。

そしてたどり着いた理想郷が、オーストラリアで最も冷涼な気候を持つ産地の一つである「オレンジ」地区、「マジー」地区(標高 500〜1,050m)でした。オーストラリアというと、砂漠のイメージがありますが、「オレンジ」地区は、冬は雪に覆われます。

火山性の石灰質土壌、成長期の長い日照量、昼夜の寒暖差(7〜25度)は、ゆっくりブドウを熟成させ、リッチで繊細な果実味を引き出し、引き締まった酸とエレガントな質感を産みます。

では、セミナー当日のお話に話題を戻しましょう。ピーターさんは、大変ユニークで、そしてまわりを楽しませようというサービス精神に溢れた方でした。
上のスライドで紹介された愛犬ソフィーちゃん。彼女の役割は、カンガルー達がブドウ畑を荒らすことから防ぐことだそうです。
こういった軽いジョークをお話の中に散りばめながら、どこか温かく優しい感じでセミナーは進みます。
上のスライドで紹介された愛犬ソフィーちゃん。彼女の役割は、カンガルー達がブドウ畑を荒らすことから防ぐことだそうです。
こういった軽いジョークをお話の中に散りばめながら、どこか温かく優しい感じでセミナーは進みます。

こちらの写真は、奥様アンナさんとのツーショット写真です。アンナさんのお仕事は、ワインのラベルのデザインです。

ミドルレンジ・ラインの「ウィマーラ」シリーズでは、ブドウ畑にやってくる野鳥たちが描かれています。

太陽が昇る頃、ベッドの脇の窓から野鳥が入ってきて、起こしてくれるそうです。この野鳥たちが、とても可愛くて、手のひらから餌を食べてくれるそうです。光景を思い浮かべながら語られる様子が、本当に嬉しそうで、ピーターさんのお人柄が伝わってきました。
可愛い子(野鳥)たちを、ワインのラベルにした気持ち。分かるような気がします。ワインのラベルは、収穫されるブドウ畑毎に異なる野鳥がやってくるそうで、それぞれの鳥たちについて、語られる様子が印象的でした。
ピーター・ローガンさんの来日セミナーの様子は、次回に続きます。
可愛い子(野鳥)たちを、ワインのラベルにした気持ち。分かるような気がします。ワインのラベルは、収穫されるブドウ畑毎に異なる野鳥がやってくるそうで、それぞれの鳥たちについて、語られる様子が印象的でした。
ピーター・ローガンさんの来日セミナーの様子は、次回に続きます。