2008年11月08日

ローズマウント ワインセミナーその1

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 ローズマウントのワインセミナーが9月25日にアンコール開催されました。

 講師は、前回に引き続きアレックスさんです。残念ながら現在は、母国のオーストラリアに帰国されております。というわけで、今回は、ご帰国直前の特別セミナーを2回に分けてレポート致します。


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 今回のテーマは、「ワインとチーズの相性」でしたが、その前にローズマウントのワイン造りのポリシーと、オーストラリアのブドウ作りについて振り返ってみたいと思います。

 まず、ローズマウントのワイン造りの目指すもの。それは、「果実味が前面に出たソフトでなめらかなワイン」です。フォーマルな席だけでなく、気軽な仲間同士の集まり、毎日愉しむワイン。どちらにでもスマートにマッチするのが、ローズマウントのワインです。(ここまでは、前回の復習の超ダイジェスト版です(笑))


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 ここからが、今回のセミナーの内容です。

 上の写真は、オーストラリアのワインぶどうです。日本の食用ぶどうと比べると一粒の大きさが小さい。ぶどうは、皮のすぐ下の部分に味があります。だから、小粒なぶどうの方が、ワイン造りには適しています。


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 続いての写真は、日本のぶどう畑の写真です。日本は、写真のような棚栽培が一般的です。棚状にぶどうが拡がって生育します。湿度60%。葉を間引きして、ぶどうに陽があたるようにしています。


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 こちらは、オーストラリアのぶどう畑。同じカベルネ種でも、栽培方法が全く異なります。

 湿度が40%と低く、太陽の陽も強いです。垣根栽培は、垣根状にぶどうを栽培します。ぶどうに直接陽があたってしまうと果実が直ぐに駄目になってしまいます。(干しブドウ?になる)その為、葉で傘を作って直接日光が当たらないようにします。平均気温だけで作るのが特徴です。


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 また、ローズマウントでは、ぶどうの果実を収穫する際に、人手ではなく、機械を使っています。

 機械収穫の特徴は次の通りです。

 @人手で収穫するよりも、人件費安価で済む。

 A機械は、実の部分だけを採り、茎はそのまま残す為、ワインに青くささが無くなる(上の写真)。

 B人手よりも短時間で収穫出来るため、発酵させるまでの時間を短く出来る(収穫から発酵までを出来るだけ短くすることが美味しいワインを造る秘訣です)。

 C白ワイン用のぶどうは温度の涼しい夜中に収穫、赤ワイン用のぶどうは、昼間に収穫する。収穫時期の2ヶ月は、24時間フル稼働で機械によってぶどうが収穫される。


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 ローズマウントは、サウスオーストラリア州とニューサウスウェールズ州に7ケ所の原料ぶどう供給先を持っています。品質の良いぶどうを作るためには、産地を使い分けることが重要です。


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 NSW・ハンター・ヴァレーは、湿度が50%、昼夜の温度が変化せず、白ワインに向いています。

 湿度が近いSA・マクラレン・ヴェール日照時間が少なく、又、海岸沿いで昼夜の温度差があることから、赤ワインに向いた産地です。このようにそれぞれのぶどうの品質を最大限に高めに産地を選び、直ぐに醸造、最適な組み合わせでブレンドされ、特徴のあるローズマウントのワインが造らます。

 次回は、チーズとワインの相性をティスティング頂いたワインを使ってご説明致します。
posted by ワイズマン at 09:00| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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