2008年12月22日

ティーバッグ紅茶の美味しい淹れ方

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 10月22日にユニリーバ・ジャパン株式会社協賛による「リプトンのティーバッグを使った紅茶セミナー」が開催されました。

 講師は、山田さんです。ご参加頂いたお客様からも、ゆっくりとした口調で丁寧に分かり易く教えて下さったと、お褒めの言葉でいっぱいでした。


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 セミナーでは、紅茶の産地ケニアについて、歴史、紅茶の製造方法(オーソドックス製法とCTC製法)の違いをご説明頂きました。

 ※製法や茶葉のグレードの違いにつきましては、前回の紅茶セミナーをご覧下さい。


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 復習を兼ねて、ちょっとだけご説明しますと...

 「オーソドックス製法」は、ポットと茶漉しを使って入れるために作られている紅茶の茶葉をいいます。特徴は、抽出時間が少し余計に必要ですが、風味をより楽しむ紅茶です。


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 もう一方が「CTC製法」です。茶葉をCrush(押しつぶし)、Tear(引き裂き)、Curl(丸める)という工程で、1〜2mmの粒状に丸めたものです。ティーバッグのお茶のことです。茶葉は原型を留めないほどに細胞組織が破壊されるため、ごくごく短時間で紅茶の成分が抽出できます。


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 一通りのご説明が終わったところで、2つの製法による同じアッサムティーのブラインドティスティングをして頂きました。

 Aが「オーソドックス製法茶葉」、Bが「CTC製法茶葉」を使ったものでした。


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 抽出後の茶葉の違いを見ると、なるほど!と頷ける部分が多いと思います。細かい方が、お湯との浸透が早い感じがしますから。


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 ここでティーバッグのおいしいホットディーの淹れ方を伝授します。

1.カップを温めておきます。
  くみたての水を沸騰させ、熱湯をカップに注ぎます。

2.ティーバッグが空気で浮かび上がらないよう、静かに入れます。

 ※ティーバッグ1袋でカップ1杯分が原則です。

3.蒸らし時間は、1分〜1分半が目安。小皿やソーサーなどで蓋をします。

4.ティーバッグを軽くふって、取り出したら出来上がりです。


 ポイントは、事前にカップを温めておくことと、蒸らす時には蓋をし時間を守ることです。たったこれだけの手間をかけるだけで、ティーバッグティーがとても美味しくなりますので、是非、お試し下さい。


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 こうして基本の紅茶の淹れ方を学んだ後、アイスティーの淹れ方、その他、ちょっと変わったアレンジバリエーションティーの実演をして頂きました。


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 これらの材料は、バリエーションティーを作るのに使いました。マシュマロやバターなど、アイデア次第で色々なアレンジが考えられます。


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 一度にたくさんの紅茶を淹れる場合も、ティーバッグなら、お手軽です。美味しい紅茶を淹れるには、ジャンピングが必要です。ジャンピングとは、紅茶のポットの中で茶葉が舞い、しばらくすると上下に対流することを言います。まるで紅茶がおいしさを出そうとジャンプしているような動き。ジャンピングは、紅茶のおいしさをまんべんなく抽出しているというサイン。リプトンは、ピラミッド型ティーバッグだから、茶葉が動く空間があり、茶葉がジャンピングするので、お鍋に湧かした湯の中に入れても、ポットで淹れたのと同じ美味しさが味わえます。


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 リプトンのフレーバードティーシリーズは、イチゴやレモンといった果物の果汁や、バニラ、キャラメルなどのフレーバーが入ったシリーズです。

 ●アレンジティーの作り方

1.鍋に水とティーバッグを入れ、火にかけます。

2.ティーバッグをいれたまま、、1分程沸騰させます。

3.火を止め、ティーバッグを取り出し、砂糖を加えます。

4.3に牛乳を加え、再度弱火にかけます。

5.沸騰直前で火を止め、カップに注ぎ、出来上がりです。


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 幾つかのティーバッグを使ったアレンジティーが実演され、机毎に好きなフレーバーを選んで頂き、お客様による実習が始まりました。


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 ロイヤルミルクティーの実習では、お客様同士で手順を確認しながら、進められていました。


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 講師の山田さんは、各テーブルをまわって質問や感想を尋ねて歩きます。


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 とても熱心にご質問されるお客様もいらっしゃって盛り上がっていました。中々、山田さんのような専門家の先生から教えて頂く機会もありませんから、今回のような実践型のセミナーはいいですね。


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 紅茶には、シフォンケーキ。

 最後は、お客様ご自身が淹れた紅茶で、楽しいティータイムの時間が過ぎました。


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 それでは、お客様アンケートから一部、ご紹介致します。

・やさしく解説して下さり、楽しかったです。「蒸すことの大切さ」が印象に残りました。とっても参考になりました。早速、蓋付きティーカップを購入して作ってみます。ありがとうございました。

・ティーバッグの紅茶が、ケニア産が多いということが印象的でした。ロイヤルミルクティーの実習が楽しくておいしかったです。


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・細かい注意点など、実演して下さいましたので良く分かりました。また、紅茶ティーバックのバリエーションを知りました。

・明るく、テキパキした説明がとても分かり易かったです。古くなったものや、使用済のティーバッグの活用方法など、とても良かったです。さっそく活用します。ありがとうございました。

・声が通って聞こえ、分かり易かったです。紅茶の飲み方を色々アレンジして飲むことを教わり、これからの楽しみの1つに加えさせて頂きます。


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・実演して頂いたのが良かったです。今までティーバッグの淹れ方が間違っていたので、とても勉強になりました。

・先生が紅茶をお好きなんだなぁ〜という感じがして楽しかったです。リプトンティーバッグイエローラベルは、殆ど毎日飲んでいます。リプトンのロゴが可愛くて大好きです。

・手軽にこんなにおいしい紅茶が飲めることを知りました。プロの方の説明はいつも、生活が幅広くなるので、これからも出来るだけ参加させて頂きたいと思います。

・普段、何気なく飲んでいたティーバックの紅茶の淹れ方により、おいしさが格段に増すことがわかり、これから寒くなる時期、家庭で紅茶を楽しむ機会が増えそうです。

・自分はいつもミルクティーを飲むので、フレーバーティーは敬遠していました。今日、実際に飲んでみて、ミルクとよく合うことを知り、目からウロコでした。今後は、どんどんフレーバーも使ってみたいです。

 ※色々なバリエーションティーの淹れ方につきましては、リプトンのホームページでご紹介されています。是非、こちらをご覧下さい。
posted by ワイズマン at 19:52| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 各種セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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