2009年05月26日

ビールづくり体験教室

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 5月23日(土)に、キリンビール株式会社様主催による「ビールづくり体験教室」に同行させて頂きました。

 こちらは、ワイズマートのチラシでご案内していたイベント企画となります。


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 当日は、朝8時に浦安のワイズマート本店前に集合。横浜の生麦にある「キリン横浜ビアビレッジ」にバスで向かいました。

 この「キリン横浜ビアビレッジ」は、キリンビール様の横浜工場内ににある施設で、ビール作り体験や、ビールに関しての知識を学べる施設、レストランや緑地公園などが一緒になったお客様向けスペースです。施設の中には、上の写真のようにエジプトのビール作りの様子が再現されたディオラマがあったりして、視覚的にも楽しめるようになっています。


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 会場に着くと、講師の藤木さんから、当日のスケジュールや、ビール作りの概要、法律のことなどの注意点が、丁寧に分かり易くご説明下さいました。


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 ビール以外のお酒も含めて、アルコール作りに必要なものは何か。それが、糖と酵母であること。また、糖と酵母が合わさってアルコールが生成されることを、アルコール発酵になることのご説明がありました。

 ところで、ビールの原料は、大麦です。大麦は、ブドウなどと違って糖を持たないのに、どうやってアルコール発酵させるのでしょう?その答えは、後程、解説致します。


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 続いて、今回手作りするビールの性質をご紹介。のどごしのキレ、アルコール度数、コクの違いなどのご紹介がありました。


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 ビール作りは、最大6名様のチーム毎に実施しますので、各チーム毎に、どのビールを作りたいか話し合いをして頂きました。

 当日は、5チームありましたので、5種類のビール全てが揃うと面白かったのですが、「横浜ビアザケ」という横浜港開港150周年を記念して作られるビールが人気があり、2チームがこのビールを選ばれました。この「横浜ビアザケ」、150年前のビールを再現したものだそうです。当時は、ビールのことをビアザケと読んでいたことから、この名前が付きました。


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 ビール作りの作業場所は、とても清潔な環境です。各テーブルは、お風呂のタイルで作られていて、お掃除がし易いようになっています。

 チーム毎に色の違うエプロンをつけて、ビール作りが始まりました。チーム毎にインストラクターの先生が1名付っきりで教えて下さるので、ビール作り初体験の方も不安なことなく、作業に専念出来ます。


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 こちらが、ビールの原料となる麦芽です。作るビールのタイプによって混合する量や、麦芽の重さも変わってきます。これらの調合は、インストラクターの方が事前に準備して下さいました。


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 ビール作りは、仕込み作業から始まります。準備された麦芽(製麦されたもの)とお湯を寸胴鍋に入れます。

 お湯の量を軽量し終えたら寸胴鍋に入れ、大きな木のヘラで攪拌しながら、麦芽を入れます。


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 この攪拌作業が大変です。結構、力が必要ですので、みんなで交代しながら進めます。


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 こちらは「横浜ビアザケ」の仕込み中の寸胴鍋の様子です。カレーのルウのような色に見えますね。

 「黒ビール」のチームの寸胴鍋は、もっと黒かったりします。黒ビール用の麦芽は、ローストしているので黒いそうです。


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 ここで先ほどの疑問の答えです。

 大麦には、糖が無いのにどうしてアルコール発酵出来るのでしょうか?

 その答えは、副原料を加えることで、大麦のでんぷん質を糖分に分解するからでした。インストラクターの方が、お客様にイラストを使って、説明しています。


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 攪拌をして時間が経過すると、大麦のでんぷん質が糖分に分解されていきます。そこで、途中の状態で、仕込み中の液体を飲んでみると、とても甘い液体に変化していることが分かります。

 各ビールのタイプによって、味が違いますので、自分のチームの仕込み液?を飲んだら、他のチームの仕込み液を飲んで、その違いを体感されていました。

 この仕込み作業ですが、ただ攪拌しているだけではなく、ビールのタイプ毎に、温度の管理の時間などが違ってきます。企業秘密ということですので、こちらにアップすることは出来ませんが、ビールタイプ毎の製造管理のためのチャート図が用意されており、そちらに時間等の経過情報を記入しながら進めました。


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 ここでトピックス。ビールの原料となるのは、大麦ですが、厳密には「二条大麦」という種類を使います。
写真のように左右交互に芽が出ている大麦で、粒の大きさと形がそろっていること、たんぱく質が少なく、皮が薄いので発酵する力の強い、ビール作りに最適な大麦だそうです。


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 そして、こちらが「六条大麦」です。写真では、分かりづらいかもしれませんが、芽の出方が6方向に向かって出ています。よく、六条麦茶という名前をお聞きすることがあると思いますが、ビール作りには、使用されないとのことです。


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 仕込みの過程が終わったところで、ろ過機に通して麦汁を搾りだします。麦芽の部分が沈殿して下の方に堆積しています。


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 くみ上げのコンプレッサーを通してろ過された麦汁がピッチャーの中に溜まっています。まだ不純物が少し出ているので、これをろ過機の中に戻します。


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 こうして、最初に流れ出てきたきれいな麦汁を一番搾り麦汁と言います。


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 各チームの一番搾り麦汁が揃いました。写真のCとDチームは、共に「横浜ビアザケ」ですが、実際に試飲したところ、甘さが違っていました。


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 ここで、ホップを加えます。ホップは、ビールに独特の香りと苦味を与え、泡立ちを良くする役割があります。

 ここまででビール仕込みの第一ステップが完了。ここまでは、作業を中断することは出来ません。午後1時ぐらいになっていました。

 ホップ投入は、みんなで一斉に。これまでの達成感からか、自然に笑顔がこぼれます。


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 ちょっと遅いお食事は、施設内にあるレストラン「ビアポート」にて。こちらでは、ここでしか飲めない「スプリング バレー」を、お一人様一杯ずつお楽しみ頂きました。(中には美味しくて、ご自分で追加オーダーされていたお客様もいらっしゃいました)汗をかいた後のビールですから、美味しさも格別です。


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 昼食後は、工場見学と、ビール仕込み作りの続きです。

 午前中搾りだした麦汁を、十分に冷やした後、酵母を加えます。低温発酵させることで、糖分がアルコールと炭酸ガスに分解されます。約1週間で若いビールが誕生します。


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 この後、キリンビール様の方で、若いビールを貯蔵タンクの中で約0℃でじっくりと低温貯蔵し、調和のとれた風味と香りのビールへと変化します。

 熟成の終えたビールをろ過機に通し、酵母やたんぱく質を取り除き、琥珀色の透き通ったビールを、上の写真の特製瓶に詰めます。お客様のお手元に届くのが、7月だそうです。


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 お疲れ様のビールを飲んだあと...


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 ビールづくり認定証の授与式です。

 講師の藤木さんがおっしゃっていたことなのですが、今回ご参加頂いたお客様は、みなさんビール作りに熱心で感動しましたとのこと。ほんと、僕のブログレポートを、変わって頂きたいと思うぐらい、ポイント毎に色々と考えながら撮影されているお客様がたくさんいらしたのにびっくりしました。


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 最後にみんなで記念撮影。

 今回の「ビールづくり体験教室」は、大変人気が高いようです。インターネットからお申込みすることも出来るので、自分も作ってみようと思われた方は、是非、参加されてみては如何でしょうか?

 お申込みは、こちらのキリンビール様のホームページをご覧下さい。
posted by ワイズマン at 12:38| 千葉 | Comment(2) | TrackBack(0) | 各種セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
KIRINビールづくり体験 本当に楽しく、1日があっというまでした。はじめたばかりで、読みづらい!と叱咤が多いブログですが(笑)この記事は大反響で、「絶対申し込む!」との声が多かった!!7/4に完成したビールが届いたら記事にして、お友達に自慢しちゃいます!6/11のワインセミナー申し込ませて頂いたので、当選したらまた記事にして、地域密着ワイズマートさんを宣伝させて頂きます(大げさ・・・)本当にありがとうございました。
Posted by きむみゆ at 2009年05月28日 22:18
きむみゆ様、ご感想コメントありがとうございます。

ビールづくり教室、朝早くからお疲れ様でした。

当日の写真の中に、たくさんの皆様の無邪気な笑顔を発見すると、お客様にとっても、工場のスタッフの皆様にとっても楽しい1日だったことが実感出来ました。

7月4日に届くビール、是非、ブログで自慢しちゃって下さい!

ワイズマートの宣伝含めて、今後とも宜しくお願い致します。(笑)

追伸:
きむみゆさんのブログは、自宅で拝見させて頂きます。

当日は、作業工程を丁寧に、お写真に撮られているお客様が多くいらっしゃいましたので、ほんと、僕の記事は不要かな?と思うほどでした。
Posted by ワイズマン at 2009年05月29日 09:06
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