2009年08月11日

親子ヒゲタ醤油工場見学ツアー その1

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 ワイズマート夏休み親子料理教室第4弾、「親子ヒゲタ醤油工場見学ツアー」が7月31日(金)に開催されました。ヒゲタ醤油株式会社様、キッコーマン株式会社様との協同企画です。


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 当日は朝8時集合にも関らず、お一人も遅刻されることなく、順調に始まりました。一番手のお客様は、7時半前にご到着、朝5時30分起床とのことでした。


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 今回のヒゲタ醤油工場見学ツアーでは、とても多くのスタッフが同行しておりました。

 上の写真は、ヒゲタ醤油株式会社の波川さん。ちょっと照れながらの自己紹介をされていましたが、終始、ニコニコ笑顔を絶やすことがありませんでした。

 その他、ワイズマートのスタッフ3名、旅行会社のコーディネイトをして頂いたお姉さんとバスガイドさん。

 そして...


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 醤油工場の番頭、柳内さんと、醤油博士の仲さんが同行してくれました。

 番頭さんと博士は、お醤油に関してのクイズを出題してくれました。

 それでは、お醤油クイズのはじまりです。(回答は○×の二者択一)

クイズ@ 「しょうゆ」という言葉を使いはじめたのは、100年ほど前である。

クイズA 「しょうゆ」を作る会社は、日本に5社しかない。

クイズB 日本で最も多く「しょうゆ」を作っているのは、千葉県である。

クイズC 「しょうゆ」は落花生から作られている。

クイズD 残り2つの大切な原料は、小麦と食塩である。

クイズE 「しょうゆ」ができるまでには、10年かかる。

クイズF 「しょうゆ」の塩分濃度は、海水より高い。

クイズG 「しょうゆ」には、果物などのかおりがある。

クイズH 「しょうゆ」は、日本だけで使われている。

クイズI 「しょうゆ」を保存するのは、冷蔵庫よりも家の外に置いておいた方が良い。

クイズJ アイスクリームに「しょうゆ」を一滴かけたら甘くなる。


 全11問、何問分かりますか?

 正解は、後日、番頭さんにコメントして頂きますので、チェックして下さい。


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 参加されたお客様は、こんな感じで、○×の札を上げて回答されました。


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 皆さん正解率がとても高かったです。工場見学前に予習されていたのかな?

 実は、しょうゆ食育プロジェクト企画編集委員会様が監修された「おいしさのひみつ しょうゆ」という冊子をお配りさせて頂いておりました。皆さん、この冊子を読み、ヒントを探しながらご回答されていたのです。


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 そして、楽しいクイズ大会も終わりました。

 正答率の高さは、冊子をみながらでしたので当たり前かなぁ〜とも思えたのですが、この考え方は、ツアー後半で変わっていくことになります。


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 続いて「しょうゆ不思議大発見 とつげき!キッズ探検隊」という教育番組のようなビデオが放映されました。


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 小学生の子供たちが主人公で、謎の司令官からしょうゆに関しての調査をするように特命が下るところから番組が始まります。


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 番組の中では、しょうゆに関しての色々な特徴が説明されています。


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 クイズ、ビデオ番組としょうゆについて学びました。


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 続いて、バスガイドさんのお話が始まりました。とてもゆったりとした口調で、優しい語り口は、まるで保母さんみたいでした。おしょうゆに関することを質問しながらも、銚子の風土、地理についてなど、大人も役立つ豆知識を教えて下さいました。


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 そして、間もなく、銚子にあるヒゲタしょうゆ工場に到着しました。時代を感じさせ、趣のある外観の工場ですね。


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 工場前で記念撮影をパチリ。


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 続いては、銚子の歴史、ヒゲタしょうゆがどうして、銚子で生まれたのかといった内容が、ミニシアターで上映されました。


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 上映された内容は

 @銚子という場所は、しょうゆの大消費地である江戸と利根川、江戸川でつながる地であったこと。

 A寒流と暖流がぶつかる海で三方を囲まれ、温暖多湿な気候であること。

 Bしょうゆ造りに必要な3つの原料が近郊にあったこと(常陸の大豆、下総・武蔵の小麦、行徳の塩)。

 このような条件が重なり、銚子でしょうゆが造られることになったそうです。


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 このような船でしょうゆや材料を運んだのでしょう。こちらは、工場内にあった模型?です。


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 また、ヒゲタしょうゆのトレードマーク(上の写真)の由来についてなどが説明もありました。

 ヒゲタマークの左上にある「上」の字は、江戸幕府からその品質の良さを評価され「最上しょうゆ」の称号をあたえられ、その名残が現在のマークに示されていると言われているそうです。


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 シアターを終え、いよいよメインの工場見学です。

 工場の方が作業衣を来たまま、しょうゆ造りをご説明下さいました。


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 こちらは、しょうゆ造りの全体の流れ図です。(画像をクリックすると拡大されます)


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 こちらは、しょうゆ1本をつくるのに必要な、原材料の量を示したものです。下から、塩、小麦、大豆が入っています。こういったディスプレイをみると実感がわきますね。


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 親御さん達も、真剣に見入っています。


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 途中途中、分かり易いイラストや、モデルを使っての説明が入ります。


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 工場内は、企業秘密ということで、撮影禁止でした。夏休みの自由研究の課題にされているのでしょうか。懸命に、自分の見たもの、聞いたものを漏らさぬようにメモしているお子さんがいらっしゃいました。


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 工場見学も終盤に入り、説明にも熱が入っています。お子さん達も、工場のお兄さんを取り囲み「ちょっとだけ後ろに下がってね」と言われていました。


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 最後にしょうゆが容器に注入され、ラベルを貼られ、チェックされてから出荷されていくところまでを見学しました。次回に続きます。
posted by ワイズマン at 13:54| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 親子料理教室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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