2009年10月08日

シナノスイートの産地視察に行ってきました その1

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 昨日、りんごの産地として有名な長野県北部、志賀高原山ノ内町平穏(ひらお)上條地区にシナノスイートを見に行ってきました。

 大型の台風18号の影響が心配される中、対応して下さったJA志賀高原の山本様、春原様、その他多くの関係者の皆様、本当にありがとうございました。天候のことは予想出来ないとはいえ、本当に大変なときにお手数をお掛けしました。台風の被害が、少しでも少なくなることをお祈り申し上げます。台風に関しては、これから東北方面に向かうとの予測がされており、青森のりんごについても、昨年の雹害に引き続き、大変心配です。あわせて台風が弱まることを祈るばかりです。


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 それでは、大変な時に色々と教えて下さったことを、少しでもご紹介したいと思います。

 昨年、ワイズマートでも10月下旬に販売させて頂き、とても人気が高く、リピーターのお客様も多かったシナノスイートは、1978(昭和53)年、長野県果樹試験場が、ふじ(種子親)とつがる(花粉親)を交配・育成・選抜した品種です。1996(平成8)年に登録されたばかりで、りんごとしては、まだまだ新しい品種です。


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 とても甘く、果汁も多いりんごで、食べた時のシャキシャキ感が、より美味しく感じさせてくれます。酸味は少ないように思いました。


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 まだ、収穫するには少し早いそうですが、食べてみたら本当に美味しい。これが、さらに美味しくなるなんて、本当に楽しみです。

 果肉もしっかりしていて、りんご1個を食べたら、お腹も一杯になりました。

 台風が接近していて収穫してしまうか、それともより美味しくお客様に召し上がって頂けるように熟させるか、園地の方も本当に悩まれていました。

 これまで一生懸命、枝ふりや、摘果など多くの手間をかけてきたのに、神様は残酷だなぁと思います。より美味しいりんごを食べて欲しいとのお気持ちは、痛いほど伝わってきました。


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 山ノ内町は、観光地である志賀高原をかかえるりんごの一大産地です。平穏地区は、晴れていれば北信五岳である飯綱山、戸隠山、黒姫山、妙高山、斑尾山が一望できる標高500から700メートルほどの緩やかな傾斜地で、りんごを栽培しています。

 その平穏地区で美味しいりんごを生産されているチャンピオンの湯本さんの園地にお邪魔させて頂きました。突然の訪問にも関らず快く迎えて下さりありがとうございました。


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 こちらのシナノスイートは、北斗というりんごの木に接ぎ木して、3年目だそうです。

 「接ぎ木」とは、人為的に作った切断面で接着して育てることを言います。果樹の枝変わり(偶発的に発生し新しい品種が出来ること)や新品種は遺伝的に固定していないので、増殖には接ぎ木を利用す場合もありますが、果樹等の育種年限の短縮化する目的でされることがあります。


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 赤丸部分が「接ぎ木」した箇所です。枝の太い元の部分が北斗というりんごの木、接ぎ木された細い枝がシナノスイートです。


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 シナノスイート以外にも、王林も接ぎ木されていました。王林は、2年前にTVのダイエット番組で紹介され、爆発的な人気になったりんごです。酸味があまり無く、甘いりんごで僕は、よく購入しているりんごです。(酸味が強いりんごが苦手な方には、オススメのりんごです)


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 また別の木には、秋映が接ぎ木されていました。酸味と甘味のバランスが良いりんごです。秋映は着色が良いりんごで、標高が高いなどの寒い地域で収穫されたものは十分な冷気に当たっているため黒っぽい色になります。


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 次回は、今年のシナノスイートの特徴や、園地で教えて頂いたことを引き続きレポートします。
posted by ワイズマン at 14:00| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 産地視察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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