2009年11月05日

今年の愛媛みかん 保内(ほない)

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 愛媛みかんの園地レポート、今回は、保内(ほない)です。

 ご案内頂いたのは、記念写真前列中央にいらっしゃる浅野さんです。


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 保内のみかん園地は、標高0m〜300mにあります。様々な地形を活かすために、温州みかんだけでなく、いよかん、清見タンゴール、デコポンなど、新しい品種の栽培も積極的にされています。全部で21品目も栽培されているそうです。


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 保内で自信の特秀品みかん「蜜る」。甘味と酸味のバランスが最も優れた果実だけを味センサーで1つ1つ吟味して、その中でも選りすぐりのものだけを箱に詰めます。

 この「蜜る」ブランドは、土づくり、剪定、芽花管理、肥料の与え方、摘果(てきか)、水分コントロールなどのみかん栽培の管理基準が、とても厳格に定められ、かつチェックされています。

 「蜜る」のみかん園地には、写真のような旗が立てられるのですが、途中の管理に問題が見つかったり、指導に従わなかった場合などは、「蜜る」のみかん園地からの指定が解かれ、この旗が外されます。

 「蜜る」のみかん園地は、一度指定されたら、以降も継続する訳ではなく、毎年、見直しがされます。今回お邪魔したみかん園地も、昨年は指定から外されていたそうです。


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 一つ頂いたのですが、出荷よりもまだまだ早い果実だというのに、とても美味しい。コク豊かで、甘くて。

 思わず「おいしい」と言っていました。


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 浅野さんのみかん作りに対するこだわりを教えて頂きました。

 「生産量を集めるよりも、組合員の農家のみんなで頑張っていける環境を作ること。美味しいみかんを作れば、それだけがきちんと見返りとなって評価される仕組みを作りました。」

 農家の皆さんが努力したことが、努力した分だけ、きちんと評価される。当たり前のことのように思いますが、みんなが公平に納得されるように、また、みんなが一つの方向性に向けて歩んで行くようになるには、相当なご苦労があったと思います。でもその成果が、若い後継者が多く、活気ある産地へとつながりました。

 そして、特に印象的だった言葉に「どれだけ、設備を投資したとか、費用がかかっているということは、消費者の皆さんには関係ありません。美味しくて、ご購入頂けるみかんを作らないと駄目なんです。」

 確かに売る側の立場からすると、かかった費用は回収しないといけません。だから、価格もコスト以上になって当たり前。

 でも、違うでしょ? お客様にとって大切なのは、美味しいかどうかということなんです。


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 保内も、八協と同じく、Sサイズが中心でした。

 試食した「蜜る」は、濃厚なコクある味で、僕は大好きです。まだ、出荷時期前ですが、今でも十分、出荷出来るのでは?と思うぐらい美味しかったです。


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 「蜜る」は、西宇和の他のブランドみかんと違って、温州みかんだけでなく、伊予柑、清見タンゴールでも、同様のブランドで販売されるのが特徴です。保内が、多くの品目を栽培していることの現れとも言えます。


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 西宇和農業協同組合(保内柑橘共同選果部会)の公式ホームページは、こちらからご覧下さい。
posted by ワイズマン at 09:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 産地視察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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