2009年11月06日

今年の愛媛みかん 伊方(いかた)

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 愛媛みかん西宇和編、最後のみかん園地は、伊方(いかた)のレポートです。

 写真は、宮本さん。ご自身のみかん園地をご案内して下さりました。

 宮本さんは、とても論理的にご説明されます。みかん作りに対しても、技術屋さんのご説明を伺っているような気持ちになりました。大変、分かり易く教えて下さいました。


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 タイベックマルチ(写真下に写っている白いシート)についても、教えて下さったのは、宮本さんです。宮本さんのみかん園地でも、かなりの量の摘果がされていますね。


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 宮本さんは、身振り手ぶりで、全身を使って表現されます。あぁ、このようにして農家の皆さんにも、色々とアドバイスされているんだろうなぁと思いました。


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 宮本さんのお話の中で印象的だったのが、剪定の説明です。

 みかんには、豊作の「表年(おもてどし)」と不作の「裏年(うらどし)」が交互に続く果樹です。昨年は裏年で、今年は表年です。表年ですから、豊作であってよい筈なのですが、先に書いたように、今年は6月の雨が少なく、そのため摘果が多くなり、表年の割には、出荷量が少なくなる予測となっています。

 話を宮本さんのご説明に戻します。

 宮本さんは、表年に外側に成った果実を摘み取って、裏年の「結果」をよくするための「摘果」、根や樹が弱体化するのを防ぐ工夫をされているそうです。実際には、実ってから落とすのではなく、花が咲いた時点で手でもぐそうです。

 このようにすることで、「表年」「裏年」に関係なく、安定したみかんの生産量を確保されているそうです。


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 伊方は、日本一長い佐田岬半島の東側に位置しており、他の園地よりも海が近く、とても景色が良いところです。

 とても絵になるところです。


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 こちらは、宮本さんのみかん園地ではありませんが、海に近いことがお分かり頂けると思います。

 これだけ海に近くて、潮風は大丈夫なのかなぁ〜と思いました。


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 写真の一部を拡大してみると、樹木で風を遮るようになっていることが分かります。

 伊方は、例年、台風の襲来による被害が多い地区であり、生産者の努力なしでは成り立たない、努力の産地として、西宇和をリードしています。


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 伊方のブランドみかん「媛の匠」です。伊方地区特有の南向きの急傾斜な段々畑で、太陽と潮風をたくさん浴びたみかんです。襲来する台風の被害から生き残ったものの中で、わずか1割しか選ばれない、まさに「特選」。生産者の努力の象徴といえる逸品です。


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 宮本さんからは、色々なことを教えて頂きました。

 今年は、いのししやヒヨドリ、台風の被害も少なく、小粒傾向ですが、これから、段々と味ものって美味しくなると自信を持ってお薦め頂きました。

posted by ワイズマン at 09:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 産地視察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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