2009年11月09日

今年の愛媛みかん 今治

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 愛媛みかんの産地視察レポート、4回目は、西宇和から約80km東に移動した今治のみかん園地です。

 10月27日に西宇和の産地視察をし、その日のうち、夜に今治に着きました。夜は、JA越智今治の越智さんとお食事をしました。

 その中で、みかんに関する色々な取り組みをお話下さいました。

 保内と同じように、色々なみかんの栽培にチャレンジされているとのこと。昨年末、あまりのジューシーさに感動した「はれひめ」を始め、花粉症に効果があるかもしれない?といった「じゃばら」といったみかんなど、色々なみかんをご紹介下さいました。


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 翌日、28日は、朝5時半にホテルを出発。越智さんも、朝早くからご案内して下さいました。ありがとうございました。


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 みかん園地には、ホテルから30分ぐらいで到着しました。最初にご紹介頂いたのは、「紅まどんな」です。


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 木の下の方にしか、みかんが実っていません。これは、まだ木を植えてから年数が経っておらず、今は、木を太らせるための年だからそうです。


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 こちらが、割ってみたところ。

 まず、驚いたのが、皮の厚さです。本当に薄くとてもジューシーです。まだまだ出荷時期ではないのに、これだけ色付いていました。

 食感が何といいますか、今までにないものでした。

 伊予柑にくらべ、酸の抜けが早く、紅が濃く、糖度も高いみかんになるそうです。どちらかというと贈答用の希少品種みかんだと思います。


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 続いては「せとか」。葉ばかりで何も見えないですね。


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 下から見ると、このような感じで実っていました。「せとか」は、寒くなり過ぎても、雨が多くても駄目な品種とのことです。


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 美しい外観と濃厚な味。皮を剥くのも簡単です。


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 こちらは、JA越智今治の瀧嶋さん。越智さんと一緒に、朝早くからみかんの園地をご案内して下さいました。

 その他、「下地」など、色々なみかんをご紹介して下さいました。


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 幾つかのみかん園地を見学した後、温州みかんの園地に到着しました。ちょうど、太陽が昇ってきて、みかんがキラキラ輝いていました。こちらの園地でも、西宇和と同じでタイベックマルチが敷かれています。


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 色付きが良く、小玉傾向であることも西宇和と同じです。朝陽を浴びているためか、より紅をさしたような黄色に見えました。

 試食させて頂いたのですが、酸味がしっかりとあり、これに糖度がのってきたら、とても美味しいみかんになると思いました。


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 朝陽を浴びながらの記念撮影。真ん中が越智さん。右から二番目にいらっしゃるのが、瀧嶋さんです。


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 ちょっと離れたところにあるみかんの園地。

 何か今までと違うことが分かりますか?


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 ちょっと離れて、角度を変えて撮ったものが上の写真です。

 生まれて初めて自然のみかんを見ました。

 人が手を加えずに、全ての花に全てのみかんの実が実った状態です。


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 このみかん園地は、ご高齢の夫婦がみかん栽培をしていたそうです。昨年お父さんがなくなって、高齢のおばあさん一人ではどうすることもで出来ずに、このように放置状態となってしまいました。

 摘果をしていないので、たくさんのみかんが出来ますが、肥料も与えられず、十分な栄養もないので、まずくて食べられません。これだけ、黄色く実ったみかんでも、鳥すら食べようとしないため、木に実ったままのみかんが腐っていきます。


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 遊休地となってしまった園地には、背高粟立ち草などの外来種の雑草が伸び放題となっていました。

 ワインの生産地として有名な勝沼でも、遊休地が深刻な問題となっていましたが、後継者を育成するだけでなく、若者が農業で頑張れる仕組み作りが本当に必要だと感じました。

 一度、荒れてしまったみかん畑は、雑草を取り除いても、もうおいしいみかんは育たないそうです。おいしいみかんを新たに栽培するためには、一度、全ての木を伐採し、肥料をやったり、耕して土壌改良をした後、みかんの植林をすることから、始めなくてはいけないそうです。

 越智さんや、瀧嶋さんが、新しい様々なみかんの品種を奨励して勧めている理由は温州みかんの収穫が終わった後も、美味しく食べ易いみかんをお客様にお届けしたいという気持ちと、みかん生産者の方々の収入をより安定させたいという思いだと思います。

 そういった思いが、大きな成果を結ぶ日も、それほど遠くはないと思います。それは、、僕が昨年末食べた「はれひめ」に感動し、ご近所の方にお裾分けしたところ、おいしい、また食べたいと伝染していったから。まだまだ、知名度が低くても、美味しいみかんは一度食べたら忘れません。


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 最後に、僕が感動した「はれひめ」をご紹介します。「はれひめ」は、12月末頃から、1月中旬ぐらいまでの新しいタイプのみかんです。オレンジのような甘さを持ちながら、皮は薄くて剥き易い。とてもジューシーで、酸味はあまり無いのですが、初めて食べた時は、感動されると思います。


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 まだ、こんなに緑色をしている収穫には早い今でも、十分に甘さを感じられるなんて信じられますか?

 それだけ美味しいみかん。これから成熟してオレンジ色になったときが楽しみです。

 今年は、この「はれひめ」でサプライズがあります。詳しくは、まだ書けないのですが、きちんとお話出来る時期がきましたら、ご紹介致しますので、お楽しみにお待ち下さい。


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 JA越智今治の越智さん、瀧嶋さん、朝早くから本当にありがとうございました。

 JA越智今治さんの公式サイトは、こちらからご覧頂けます。
posted by ワイズマン at 09:00| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 産地視察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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