
親子魚おろし教室のレポートその2です。(その1から更新間隔が空いてしまい申し訳ございませんでした。)
いよいよ、魚おろしの実践となります。
いよいよ、魚おろしの実践となります。

まずは、あじの開きづくりからです。
魚を開くには、腹開き(お腹から包丁を入れる)と背開き(背中から包丁を入れる)の2つがあります。
地方によって、また魚の腹の状態(子を持っているか等)、季節、鮮度によって変わるそうですが、銚子では腹開きだそうです。
魚を開くには、腹開き(お腹から包丁を入れる)と背開き(背中から包丁を入れる)の2つがあります。
地方によって、また魚の腹の状態(子を持っているか等)、季節、鮮度によって変わるそうですが、銚子では腹開きだそうです。

それでは、あじの開き方の手順です。
手順@ 頭のところから、尾にかけて中骨にそって包丁を入れます。
手順@ 頭のところから、尾にかけて中骨にそって包丁を入れます。

手順A 頭を開けます。

手順B 内臓を取り除きます。続いて水の中で洗い、血あえもきれいに取り除きます。

以上で完成です。綺麗に開きました。

あじを開く時に注意する箇所が二つあります。
上の写真の赤丸部分(尾の付け根?)にひれみたいなものが付いています。指に刺さないように注意して下さい。
上の写真の赤丸部分(尾の付け根?)にひれみたいなものが付いています。指に刺さないように注意して下さい。

頭頂部やや後ろ(赤丸部分)も同様です。頭から尾に手を運ぶ場合は問題ないのですが、尾から頭に向かって手を運ぶと危険です。

開いたあじは、塩水(塩汁(しょしる))に漬けます。(本来は塩水ですが、阿天坊さんの工場で使われている旨味が詰まった塩汁です)

塩汁に漬け終わったあじは、機械に入れて乾燥します。この特別な機械も阿天坊さんが準備して下さいました。

さていよいよ実習です。
当日は、各テーブル毎に1名ずつ先生がつきました。ワイズマートのお魚屋さん達です。
包丁を使うので特に慎重でなければいけないこと、もっと身近にお魚屋さんと触れ合って頂けたらという思いがありました。お魚屋さん達にとっても、とても良い経験になったみたいです。
当日は、各テーブル毎に1名ずつ先生がつきました。ワイズマートのお魚屋さん達です。
包丁を使うので特に慎重でなければいけないこと、もっと身近にお魚屋さんと触れ合って頂けたらという思いがありました。お魚屋さん達にとっても、とても良い経験になったみたいです。

あるお魚屋さんは、包丁の扱い方の基本を教えるところから始めました。

あるお魚屋さんは、横で優しく見守りながら、ポイントポイントでアドバイスをします。

阿天坊の工場長さんは、手馴れたもので二人羽織のような体制で包丁の扱い方を教えて下さいました。

先生のお手本やお魚さん達の指導もあり、枚数を重ねることで、上手にあじを開けるようになりました。お子さん達の呑み込みの早さも素晴らしいです。

今回の親子料理教室は、親御さん達にとっても、新鮮な実習となりました。お子さんに負けないで上手に開けたでしょうか。

ちょっとした疑問にも、的確に教えて下さる工場長さん。テキストを読むよりも、直接、教えて頂く方が、呑み込みも早くなります。

元々、参加されたお子様たちは、お魚が好きなのかもしれません。
一人として、魚が怖いとか、気持ち悪いといったお子様はおらず、興味津々、積極的に取り組まれていました。
一人として、魚が怖いとか、気持ち悪いといったお子様はおらず、興味津々、積極的に取り組まれていました。

洗い終えたら、余分な水分をキッチンペーパーで吸い取ります。

どうですか、この出来栄え。まるで売り物のようです。お子さん達の達成感も満足されているようでした。
親子魚おろし教室のレポートは、次回に続きます。
親子魚おろし教室のレポートは、次回に続きます。