
2009年9月18日に「三島のゆかりセミナー」が開催されました。レポートが大変遅くなって申し訳ございません。
現在、4月10日に同じ内容でセミナー参加のご応募を受付中ですので、このレポートをみて気になられた方は、是非、お申込み下さい。
但し、一部、ネタバレになってしまうので、当日のワクワク感を楽しみたいお客様は、レポートは読まずにお申込み下さい。
これまで幾つものセミナーを拝見させて頂きましたが、その中でもベスト5に入る内容ですので、たくさんのご応募をお待ちしております。
現在、4月10日に同じ内容でセミナー参加のご応募を受付中ですので、このレポートをみて気になられた方は、是非、お申込み下さい。
但し、一部、ネタバレになってしまうので、当日のワクワク感を楽しみたいお客様は、レポートは読まずにお申込み下さい。
これまで幾つものセミナーを拝見させて頂きましたが、その中でもベスト5に入る内容ですので、たくさんのご応募をお待ちしております。

それでは、早速、レポート致します。
上の写真は、当日、講師を務めて下さいました本山さんです。普段は広島の研究所で、日夜、ゆかりをより美味しくするための研究をされています。
今回のようなお客様向けセミナーの講師は始めてだそうで、最初、かなり緊張されていることが僕にも伝わってきました。
でも、開始して10分ぐらい経過してからでしょうか。お客様の関心や、反応がダイレクトに伝わってくると、途中からベテラン講師に変貌されました。過去のセミナーでも、素敵な講師の方は数多くいらっしゃいましたが、セミナーの中で開花したといいましょうか、元々、本山さんに、そういった素質があったのだと思いますが、ユニークで、そして少しお客様にも考えていただくワクワクしたセミナーが始まりました。
上手くお伝え出来るか分かりませんが、今度こそ、レポートさせて頂きます。
上の写真は、当日、講師を務めて下さいました本山さんです。普段は広島の研究所で、日夜、ゆかりをより美味しくするための研究をされています。
今回のようなお客様向けセミナーの講師は始めてだそうで、最初、かなり緊張されていることが僕にも伝わってきました。
でも、開始して10分ぐらい経過してからでしょうか。お客様の関心や、反応がダイレクトに伝わってくると、途中からベテラン講師に変貌されました。過去のセミナーでも、素敵な講師の方は数多くいらっしゃいましたが、セミナーの中で開花したといいましょうか、元々、本山さんに、そういった素質があったのだと思いますが、ユニークで、そして少しお客様にも考えていただくワクワクしたセミナーが始まりました。
上手くお伝え出来るか分かりませんが、今度こそ、レポートさせて頂きます。

「三島のゆかり」の原料は、「シソ」ですが、最初は、基本のクイズから始まりました。
ちょっと簡単なクイズですので、軽く流したいと思います。
ちょっと簡単なクイズですので、軽く流したいと思います。


最初のクイズ自体は簡単ですが、では「シソ」って、種なのか苗なのか、花が咲く時期、いつ収穫するかといったことは良く分からないと思います。
そこで、写真や現物のサンプルを使いながら詳しくご説明下さいました。
そこで、写真や現物のサンプルを使いながら詳しくご説明下さいました。

続いて設問2。「シソ」には、「青シソ」と「赤シソ」の2つがあるそうです。それぞれ用途が異なるそうですが、「赤シソ」の用途は...? よぉ〜く見るとヒントが隠れていますね。三島のゆかりの色を見ると正解は簡単です。

●青シソと赤シソの違い
日本では、「青シソ」の葉や花を香味野菜として刺身のつまや天ぷらなどにします。青紫蘇の葉は野菜としては「大葉(おおば)」とも呼んでいます。お刺身の生臭さを消す役割としても活用されています。
一方、「赤シソ」は、梅干しなどの色づけに使います。また葉を乾燥させたものは香辛料として七味唐辛子に配合したりもします。三島のゆかりも、「赤シソ」そのものを原料として赤くなっているのです。
日本では、「青シソ」の葉や花を香味野菜として刺身のつまや天ぷらなどにします。青紫蘇の葉は野菜としては「大葉(おおば)」とも呼んでいます。お刺身の生臭さを消す役割としても活用されています。
一方、「赤シソ」は、梅干しなどの色づけに使います。また葉を乾燥させたものは香辛料として七味唐辛子に配合したりもします。三島のゆかりも、「赤シソ」そのものを原料として赤くなっているのです。

設問3は、「シソ」の原産地について。大陸から渡って来たであろうことは予想出来るのですが...。

正解は、中国だそうです。

「シソ」の渡来は古く、縄文時代には山野に自生するものを採種し、奈良時代は薬用として栽培し、室町時代に食用になったとされます。
シソ科のエゴマの変種とも言われておりますが、「シソ」とは別の流れで渡来し、食用されていました。油として利用されだしたのは、平安時代の初期とされています。
シソ科のエゴマの変種とも言われておりますが、「シソ」とは別の流れで渡来し、食用されていました。油として利用されだしたのは、平安時代の初期とされています。

現代においても健康志向の油として、「エゴマ油」が生産されています。

続いて4番目の質問。
どんどん質問の意図が「ゆかり」に近づいて来ます。
どんどん質問の意図が「ゆかり」に近づいて来ます。

戦国時代の保存食としての梅干の存在。日本人の普段の食事を見た目も綺麗に、美味しくありたいという気質が、「赤シソ」を食品として認知させることになります。

ここで昔懐かしい理科の実験タイムとなりました。

用意されたのは、洗剤、油、水、お酢の4つの液体と赤シソの葉。それぞれの液体に、赤シソの葉を入れて良く攪拌しました。

結果はこの通りです。お酢が一番綺麗な朱色に発色しました。洗剤はアルカリ性で全く発色しません。

結果をご存知ないお客様は、色がとのように変化するのか楽しみにかき混ぜるのですが、変化しないので、残念そうです。

そこで、お酢を入れてみるとどうでしょう。洗剤のアルカリ性よりも、お酢の酸性が多くなった時点で、ピンク色に変わりました。
お酢が朱色に染まった瞬間、いたるところから「綺麗」との声が沸きあがりました。食に関して見た目の美しさが実証された瞬間でした。
お酢が朱色に染まった瞬間、いたるところから「綺麗」との声が沸きあがりました。食に関して見た目の美しさが実証された瞬間でした。

最後の問題です。

正解は、ビタミンAです。
ここまでは、クイズ形式で進みました。次回のレポートでは、「三島のゆかり」のこだわりなどをお伝え致します。
ここまでは、クイズ形式で進みました。次回のレポートでは、「三島のゆかり」のこだわりなどをお伝え致します。