2010年04月04日

ワイズマート3月の食育メニュー「シーフードホワイトカレー」

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 ワイズマート3月の食育メニューは、「シーフードホワイトカレー」でした。

 最近では、白い鯛焼など、白い食べ物が流行っているようです。今回のカレーは、見た目は白いのですが、スパイスから作る本格カレーです。シチューだと思って食べてみると、そのギャップに驚かれると思います。


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 日本では、カレーというとルーから作るのが一般的だと思います。でも、本場インドでは、カレーはスパイスから作ります。また、各家庭毎に、使うスパイスの種類も、使う量も異なり、それが家庭の味になっているそうです。

 今回のレシピでは、「クミン」、「コリアンダー」、「レッドペッパー」をカレーのスパイスとして、「ターメリック」は、ご飯に黄色の着色をするために使っています。

 「クミン」は、その臭いをかぐとまさしくカレーを実感出来るスパイスです。


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 ハウスさんからは、使いきりサイズのスパイスがGABANというシリーズで販売されています。たくさんの種類が用意されており、その組み合わせでカレーだけでなく、色々なお料理が出来ます。(色々なレシピがこちらでご紹介されておりますので、是非、一度、ご覧下さい。)


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 まず、最初は弁天店。当日ご試食下さったお客様の感想は、どうだったでしょうか。

 「スパイスから作ったカレーを食べたのは初めて。美味しいわね。」と概ねご好評のようでした。

 一方、「ごめんなさい。普段食べているルーのカレーと違ってスパイスがきつくて私には馴染めないわ。」というご意見もございました。

 カレーは、日本料理ではありませんが、どのメーカーさんのルーを入れるのか、具材は何にするのかといったように、ご家庭によって違います。小さい頃から食べなれたカレーが、一番いいというご意見も正解だと思います。

 ただ、今回のカレーは、本当に美味しいと思います。カレー専門店で食べるのにも負けないぐらい。色々なスパイスで色々な種類のカレーにチャレンジしたくなるだけの魅力があると思います。友人を招いたときにスパイスから作る本格カレーで、自宅にいながら、美味しい時間を過ごせたら素敵ですよね。


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 こちらは、カレーに使ったお野菜のディスプレイ。桜の花びらを型どった切り抜きで飾られています。


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 弁天店で素敵だなぁ〜と感じたのが、このイラストPOPを見た時です。

 食育レシピの食材(お野菜)にスポットをあて、とても丁寧で分かり易い説明と、可愛らしい手書きイラストでまとめられています。


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 こちらは、別のPOPのイラスト部分のアップです。かぶが、どのような状態で生育しているのか、調理の方法や保存方法などが、とても分かり易くまとめられています。


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 食育では、市川大野店、船橋法典店をはじめとして、手書きイラストPOPが盛況になっています。どれも、素敵な手書きイラストとコメント。でも、弁天店はお野菜の一般的な特性だけでなく、さらに進んだレベルでのご紹介や、イラストがあって、一歩先を行っていると思いました。


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 続いては、高洲店。いつも通りに小さな冷蔵ケースにまとまってディスプレイされていました。


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 うん、アイデア!と感じたのが、これ。

 今回のレシピで使うスパイス(粉)を、実際に目に見え、臭いをかげるように飾っていたからです。

 最初に「クミン」はカレーが実感出来ますと書きましたが、写真や文章でご説明してもイマイチピント来ません。でも、「クミン」の臭いを嗅いでみたら、あっ!カレーだとなる筈です。

 気が付きそうで中々出来ないアイデアだと思います。


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 高洲店のご試食もご好評でした。


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 続いては、アキバイチ店です。桜の花びら形の色紙が、テーブルの上に、綺麗に散りばめられていました。ご試食時間は終わっていましたが、「ご自由にご試食下さい」と掲示されており、外国の方もうなずきながら召し上がっているのが、印象的でした。


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 最後は、三ノ輪店です。

 三ノ輪店のこだわりは、オリジナルのデザートを一品出すことだそうです。今回は、どんなデザートだったのでしょうか。


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 まずは、メインのシーフードホワイトカレーです。

 ごめんなさい。正直、このカレーを見た瞬間、僕の脳裏に浮かんだのは、仮面ライダーです。これなら、お子さんにも大人気かもしれません。


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 続いて、カレーといえば、サラダ。これは、ちょうど一年前の食育レシピの「桜色のシャキシャキサラダ」です。(昨年のレポートは、こちら<その1><その2>からどうぞ)

 過去のレシピが、今回のように復活することが良くあるのですが、食育コミュニケーターさん達の頭の中には、食育レシピが一過性ではなく、きちんといきづいているのだと再認識されます。


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 そして、こちらが2010年3月三ノ輪店のデザート「十六穀米ぼたもち」です。

 過去のカレーレシピで、十六穀米を使ったことがありますが、そこからヒントを得られたのでしょうか。春のお彼岸ということもあり、このデザートに決まったのかもしれません。

 余談ですが、春のお彼岸に食べるものを「ぼたもち」と言います。これは、牡丹が咲く春のお彼岸の季節に、神仏や先祖へ牡丹の花に見立ててお供したから。秋のお彼岸は、萩の花と見立ててお供えするから「おはぎ」と言いますが、地方によっては、小豆あんをまぶしたものをぼたもち、きな粉を用いたものをおはぎといったり、粒あん、こしあんで呼び名が変わったりと諸説があります。
posted by ワイズマン at 18:59| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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