
2010年6月22日にキッコーマン食品株式会社様による「お醤油セミナー」が開催されました。親子料理教室では、これまでもお醤油工場見学などございましたが、お醤油にスポットをあてたセミナーは、今回が初となります。

まずは、お醤油の基礎知識として色々な違いを学びました。
お醤油には、どういう種類があって、使い方の違い、日本のどこで好まれて使われているのかといったことを知りました。
お醤油には、どういう種類があって、使い方の違い、日本のどこで好まれて使われているのかといったことを知りました。

他には、濃い口醤油と、薄口醤油の違いなども学びました。
言葉からくる印象では、濃い口の方が塩分が多いと思っていたのですが、実は逆とのことでびっくり。
言葉からくる印象では、濃い口の方が塩分が多いと思っていたのですが、実は逆とのことでびっくり。

また、お醤油の原料は、大豆、小麦、水、食塩、麹であることを再確認しました。

ただ、昔と今ではお醤油作りも少し変わってきました。
昔は、丸大豆を使っていましたが、今では、脱脂加工大豆と呼ばれるあらかじめ大豆の油脂分を取り除いたものが使われているそうです。
昔は、丸大豆を使っていましたが、今では、脱脂加工大豆と呼ばれるあらかじめ大豆の油脂分を取り除いたものが使われているそうです。

また、お醤油の醸造方法も、時間短縮のために混合醸造という新しい作り方が生まれました。

さて、お醤油の種類や作り方の違いを学んだところで、実際にお醤油をティスティングして頂くことになりました。
お醤油の色、匂い、味、それぞれにどのような影響がしてくるのか、実際にお客様に試して頂きました。
お醤油の色、匂い、味、それぞれにどのような影響がしてくるのか、実際にお客様に試して頂きました。




今回、ティスティング頂いたのは、キッコーマンさんの濃い口醤油と薄口醤油、イチビキさんのお刺身醤油、かに醤油さんの濃い口醤油の4つです。

お客様がお醤油のティスティングをされ、その違いを感じたところで、新たな情報を学びます。
お醤油には等級があり、その等級は、お醤油に含まれる窒素分(=アミノ酸量=旨味成分)によってランク付されているということです。下から、標準、上級、特級、特選、超特選となるそうですが、標準だから悪いということではなく、その使用目的によっても最適なお醤油はかわるとのことでした。
お醤油には等級があり、その等級は、お醤油に含まれる窒素分(=アミノ酸量=旨味成分)によってランク付されているということです。下から、標準、上級、特級、特選、超特選となるそうですが、標準だから悪いということではなく、その使用目的によっても最適なお醤油はかわるとのことでした。

ということで、各お醤油の等級を確認してみました。

今まで、あまり気にしたことがなかったお醤油の等級。こうやって知識を得ると確認してみたくなります。

3種類は、どれも特級でした。

こちらは、上級ですね。

このようにお醤油には、種類による違い、醸造方法による違い、等級による違いという3つの切り口で分類されることを学びました。キッコーマン様のホームページに詳しいご説明がございますので、是非、こちらをご覧下さい。

また、お醤油に貼られているラベルから「種類」、「作り方」、「原材料」、「品質」が分かることも教えて頂きました。

参加いただいたお客様も、実際にお醤油を手にとってみて、なるほど!と頷かれていました。これからは、お買い物の際も、ラベルを良くご覧になられるのではないでしょうか。
レポートは、次回に続きます。
レポートは、次回に続きます。