2012年03月15日

イタリア料理教室 その2

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 豊田安男さんのイタリア料理教室レポートその2です。

 今回ご紹介するレシピは、「豚バラ肉とキャベツのペンネッテリガーテ、アラビアータ」です。


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 こちらは、完成写真です。

 それでは、早速、レシピをご紹介致します。


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 このレシピの主役は、豚バラ肉です。豚バラ肉はお値段もお手頃で、美味しいです。ただ、お肉はカリッと焼けた部分とそうでない部分の二つの食感があって美味しさが際立ちます。薄い豚バラ肉で、どう調理したら、その食感を味わうことが出来るのでしょうか。

 作り方 (分量は4人前です)

 @豚バラ肉(200g)に塩をふり、ハンバーグ状のかたまりを作ります。


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 実際には、塩をふった豚バラ肉を幅1cmぐらい間隔で、包丁を入れます。


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 切った豚バラ肉を、しっかりとハンバーグ状(俵ハンバーグのように厚みを持たせた形)に成形します。


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 作り方

 Aフライパンに@の豚バラ肉を入れてから火にかけ、かたまりのまま片面ずつ、表面にしっかり焼き色がつき、中心は生の部分が残るように焼きます。焼いている間に豚バラから出た脂は、キッチンペーパーに吸わせて捨てます。

 豚バラ肉のような薄い肉でも、ハンバーグのように厚みを持たせて焼くことで、きちんと焼き目をつけることが出来ます。厚みが無いと長時間焼いた場合、焦げてしまいますが、厚みがあると熱は中心の肉に伝わるので焼き目がついても焦げることがありません。また、豚の脂は、旨味でもあるのですが、特にフライパンで焼いている時に出てくる脂は、体に良くないので、キッチンペーパーで拭き取ればヘルシーにもなります。


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 また、料理の基本ですが、調理中は不用意にフライパンを触らないことがポイントだそうです。テレビの料理番組やレストランのシェフが、フライパンを振るっている様子をよく見かけますが、あれは、火力が強いガス台を使用しているから。ご家庭のガス台は、そんなに火力が強くないので、フライパンを火から離すと直ぐに温度が落ちてしまいます。


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 作り方

 Bペンネ(250g)を塩入のお湯で茹でます。


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 作り方

 Cペンネを茹ではじめ約6分が経過したら、キャベツ(250g)を鍋に加えてペンネと一緒に茹でます。


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 作り方

 D豚肉の表面にしっかりと焼き色がついたら、かたまりをほぐし、トウガラシとキャベツの芯の部分を入れて2分程度炒めてから、アラビアータソース(100g)とペンネの茹で汁を、お玉2杯を加え、しっかり煮立たせたら火を止めておきます。

 (キャベツの芯は、みじん切りにします)


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 ペンネの茹で汁には、パスタの旨味成分も十分でていますし、ちょうどよい塩梅の塩も含まれています。

 また液体のソースは、パスタに美味しさを十分、染み込ませてくれる効果があります。


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 一見、汁気が多いようにも見えますが、ペンネが吸収してくれます。


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 作り方

 Eペンネを茹ではじめて10分が経過したら、ペンネとキャベツと一緒に水気を切り、Cに加えて火にかけて混ぜ合わせ、フライパンの底に水分が残らない程度になったら火を止め、オリーブオイル大さじ2をふりかけて全体をよく混ぜ合わせて皿に盛り付け完成です。

 (キャベツの葉は一口大に手でちぎります。)


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 以上で、2品目の完成です。レポートは次回に続きます。
posted by ワイズマン at 11:04| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 各種セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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