
2012年8月の食育レシピは、『ナス』をテーマにしたレシピでした。
1品目は、「ナスと豚バラの味噌炒め」という野菜とお肉を炒めて「味噌だれ」を絡めるだけの簡単調理。
2品目は、「ナスの生しょうゆ糀(こうじ)マリネ」で、流行の塩麹ではなく、しょうゆの糀を使ったレシピです。しょうゆ糀の特徴は、とてもまろやかで、素材の旨みが引き出されます。
1品目は、「ナスと豚バラの味噌炒め」という野菜とお肉を炒めて「味噌だれ」を絡めるだけの簡単調理。
2品目は、「ナスの生しょうゆ糀(こうじ)マリネ」で、流行の塩麹ではなく、しょうゆの糀を使ったレシピです。しょうゆ糀の特徴は、とてもまろやかで、素材の旨みが引き出されます。

それでは、当日の様子をレポート致します。
最初の店舗は、原木店です。上の写真は、入口を入って直ぐのコーナーです。原木店は、店内のご試食コーナーの他に、入口コーナー、出口にある食育ぎゃらりーと、大きく3つのコーナーで食育レシピのご紹介をしています。
最初の店舗は、原木店です。上の写真は、入口を入って直ぐのコーナーです。原木店は、店内のご試食コーナーの他に、入口コーナー、出口にある食育ぎゃらりーと、大きく3つのコーナーで食育レシピのご紹介をしています。

こちらは、「ナスと豚バラの味噌炒め」です。レシピにある赤ピーマンだけでなく、パプリカを加えることで彩りも綺麗になっています。また、ぱらっとかけられたゴマも香ばしさをアップします。ちょっとしたことですが、お店独自のアイデアが活かされています。
また、お肉もレシピでは、豚バラ肉ですが、脂の少ない肩ロースを使い、肉と味噌ダレの旨みを前面に出すように変更されたそうです。
また、お肉もレシピでは、豚バラ肉ですが、脂の少ない肩ロースを使い、肉と味噌ダレの旨みを前面に出すように変更されたそうです。

こちらは、「ナスの生しょうゆ糀マリネ」です。
レシピでは、お野菜をレンジで加熱するようになっていましたが、鮮やかな色が出ないので、素揚げにしたそうです。また、事前に調理した結果、オリーブオイルとレモン汁の分量を倍に増やした方が、マリネになったということで、変更されています。
レシピでは、お野菜をレンジで加熱するようになっていましたが、鮮やかな色が出ないので、素揚げにしたそうです。また、事前に調理した結果、オリーブオイルとレモン汁の分量を倍に増やした方が、マリネになったということで、変更されています。

また、「味噌だれ」は、冬瓜と茄子の田楽にかけても美味しいことをお伝えしようと飾りつけ提案がされていました。
但し、この「味噌だれ」は、火を通した方が美味しいと、スタッフからの意見もあり、午後の部では、提案内容を変更されたようです。
但し、この「味噌だれ」は、火を通した方が美味しいと、スタッフからの意見もあり、午後の部では、提案内容を変更されたようです。

午前のご試食の回でも、店内にホットプレートをおいて、焼きたてのご試食をして頂きました。

一人前のご試食は、こんな感じです。お味噌の香ばしさのためか、焼きたての方が断然美味しく頂けます。

夏休み中ということもあって、お子様たちが、沢山、ご試食されていました。

原木店では、食育コミュニケーターさん達が、色々な場所に散らばって、ご試食をおすすめしております。
そんなご試食でのお客様のご感想の一部(ナスと豚バラの味噌炒め)をご紹介致します。
・豚味噌炒め・・味噌ダレは色々使えそうね。野菜だけ試食させて下さい。今日の夕飯はこれにします。
・少し甘いですね。八丁味噌味が、名古屋出身の私には嬉しいわ。
暑い夏だからこそ、甘辛いタレ味の料理は、大人気となったようです。
そんなご試食でのお客様のご感想の一部(ナスと豚バラの味噌炒め)をご紹介致します。
・豚味噌炒め・・味噌ダレは色々使えそうね。野菜だけ試食させて下さい。今日の夕飯はこれにします。
・少し甘いですね。八丁味噌味が、名古屋出身の私には嬉しいわ。
暑い夏だからこそ、甘辛いタレ味の料理は、大人気となったようです。

続いて「ナスの生しょうゆ糀マリネ」のご感想をご紹介致します。
・さっぱりしていて美味しいです。
・しょうゆ糀が流行ってますものね。
・茄子を素揚げするのは面倒ですね。
マリネは茄子の素揚げが面倒とおっしゃるお客様が多かったようです。当日は、暑かったためか、こちらも大人気。特に、ご年配のお客様から「美味しい」とのご感想が多かったそうです。
・さっぱりしていて美味しいです。
・しょうゆ糀が流行ってますものね。
・茄子を素揚げするのは面倒ですね。
マリネは茄子の素揚げが面倒とおっしゃるお客様が多かったようです。当日は、暑かったためか、こちらも大人気。特に、ご年配のお客様から「美味しい」とのご感想が多かったそうです。

続いては、葛西店です。

葛西店では、オリジナルレシピとして「味噌だれ」を使った鶏ひき肉のそぼろをご紹介されていました。
挽肉と「味噌だれ」を炒め合わせるだけ、あっという間に完成します。この肉そぼろは、次に紹介する中葛西店でも、薬味的な食材として登場します。
挽肉と「味噌だれ」を炒め合わせるだけ、あっという間に完成します。この肉そぼろは、次に紹介する中葛西店でも、薬味的な食材として登場します。

葛西店でも、ナスは変色し易いため、素揚げしてから調理したとのことでした。料理の美味しさは、見た目も重要です。

ご試食も彩りよく調理されています。

葛西店も、色々な場所に散らばってご試食提案をされていました。

店舗レポートを拝見すると、中々、ご試食を受け取って貰えず、苦労したみたいです。但し、ご試食いただいたお客様からは、大好評だったとのことですので、開催時間など含めて、今後、見直しをかけていきます。

最後は、中葛西店です。
中葛西店は、ちょうどご試食開始の午後4時から参加させて頂きました。そしてご試食が終わったのが午後5時。この1時間の間、食育コミュニケーターさん達が、実に楽しそうにお客様におすすめしており、一緒に参加させて頂いた私も、あっという間の1時間でした。ご試食コーナーの前を通ったお客様の殆どが、ご試食されていたのではないでしょうか。あの場の雰囲気を上手くお伝えすることは出来ませんが、スタッフが楽しんでいるからこそ、お客様もすんなりと受け入れて下さるのかなぁ〜と実感しました。
中葛西店は、ちょうどご試食開始の午後4時から参加させて頂きました。そしてご試食が終わったのが午後5時。この1時間の間、食育コミュニケーターさん達が、実に楽しそうにお客様におすすめしており、一緒に参加させて頂いた私も、あっという間の1時間でした。ご試食コーナーの前を通ったお客様の殆どが、ご試食されていたのではないでしょうか。あの場の雰囲気を上手くお伝えすることは出来ませんが、スタッフが楽しんでいるからこそ、お客様もすんなりと受け入れて下さるのかなぁ〜と実感しました。

さて、さきほど葛西店でも登場した肉そぼろです。葛西店では、鶏そぼろ丼としてご紹介されていました。

中葛西店では、薬味として捉え、紹介されていました。こちらは、そうめんでの使用例です。

続いては、お豆腐での使用例です。基本的に、味が強くない食材と組み合わせることで、この「肉そぼろ」は力を発揮します。

続いては、「味噌だれ」を塗った焼きおにぎりです。原木店での感想にもありましたが、「味噌だれ」は火を通した方が美味しいみたいです。まさにぴったりの食べ方ですね。

ふと、ご試食をみると、「ナスの生しょうゆ糀マリネ」を、そうめんにかけてありました。確かに、今回ご紹介した2つの調味料は、色々と応用がきくみたいです。

食育コミュニケーターの1人が、青果を担当されている方で、美味しい夏野菜を更に美味しく召し上がって頂きたいと、今回の食材で色々とご提案されていました。
こちらは、プチトマトと「生しょうゆ糀」をあえただけのサラダ。しょうゆこうじのまろやかな旨味と甘味が、トマトの酸味を抑えつつも、甘さをひきたててくれていました。ちょっとしたデザート感覚のサラダです。
こちらは、プチトマトと「生しょうゆ糀」をあえただけのサラダ。しょうゆこうじのまろやかな旨味と甘味が、トマトの酸味を抑えつつも、甘さをひきたててくれていました。ちょっとしたデザート感覚のサラダです。

食育コミュニケーターさんが、お客様にご試食をおすすめしている様子が、まるで、ご近所さん同士が茶の間にあがってお話している感じでした。ベースにあるのは、美味しいお野菜を、沢山召し上がって頂きたいという気持ちです。
あるご試食されたお客様から、「こういう使い方をしたらどうかしら?」という逆提案を頂いたら、「私は、○曜日と○曜日に出勤しているから、その日に是非、お持ち下さいね。」みたいな会話が普通に交わされているのを聞いて、少しびっくりしました。
あるご試食されたお客様から、「こういう使い方をしたらどうかしら?」という逆提案を頂いたら、「私は、○曜日と○曜日に出勤しているから、その日に是非、お持ち下さいね。」みたいな会話が普通に交わされているのを聞いて、少しびっくりしました。

活き活きと活動されている様子を拝見して、また、私もその中に少しだけ参加させて頂いて、食育活動のゴール地点は、中葛西店のように楽しむことなんだと思いました。