2012年10月22日

志賀高原 平穏の「しなのスイート」がおいしい理由

12101708.jpg

 今年も、10月17日(水)に長野県志賀高原 山の麓、平穏に「しなのスイート」の産地視察に行って参りました。当日は、JA志賀高原の皆様には大変お世話になりました。この場を借りまして御礼申し上げます。

 さて、早速ですが、今年の「しなのスイート」の状況は、どうだったのでしょうか。早速、レポートを始めたいと思います。


12101706.jpg

 当日は、午後からお天気が悪くなるということで、最初に園地を視察させて頂きました。毎年見ているりんご畑なのですが、目に入ってきた「しなのスイート」を見て、なんて大きくて立派なんだろう!という感想でした。

 先週までは、今年は、生育が遅れているというお話でしたので、そのギャップにびっくりしました。


12101701.jpg

 園地の農家の方のお話では、今年は雨が少なく、日照時間が多かったこともあり、大きく育ったということでした。


12101702.jpg

 こちらは、獲れたての「しなのスイート」です。昨年と比べても大玉になっています。


12101705.jpg

 りんごの大きさも重要ですが、肝心なのは「味」です。みんなで一斉に試食させて頂きました。

 「シャリ!」 「シャリ!」 いたるところから、心地良い音が聞こえてきます。そして一斉に「うまい!」という言葉が連呼されていました。

 本当に美味しかったし、今年の「しなのスイート」は、昨年よりも更に美味しかったです。


12101721.jpg

 美味しい証拠は、こちらです。美味しいから野鳥も食べています。

みかんのイノシシや、りんごの鳥など、野生の動物は、一番、おいしい時が分かっていて、その時に果物を食べます。ですから、「しなのスイート」も、今がおいしい時期の始まりということを意味しています。


12101703.jpg

 そこで、ワイズマートでは、10月23日火曜日から、ワイズマート全店にて一斉に「しなのスイート」を販売させて頂くことになりました。「しなのスイート」は、本当に旬が短く、10日ぐらいの期間しか販売出来ない貴重で、美味しいりんごですから、是非、この機会にお召し上がり下さい。


12101717.jpg

 こちらは、当日お世話になった農家の方、JA志賀高原の皆さん、お取引先の皆さんとバイヤー達での記念写真です。

 さて、ここまでのレポートでは、「しなのスイート」がおいしい理由について触れていません。ここからが本題です、まだ続きますので、もう少しだけお付き合い下さい。


12101711.jpg

 ワイズマートが、JA志賀高原 平穏の「しなのスイート」を販売させて頂いてから5年以上経過しております。当初は珍しかった「しなのスイート」も、色々なスーパーや八百屋さんでも販売されるようになりました。

 でも、同じ「しなのスイート」でも、産地によっては、全く別物なんです。他の産地が悪いというのではなく、どうして平穏の「しなのスイート」が美味しいのか、そのためには平穏でないと駄目な理由があります。

 それでは、平穏の「しなのスイート」が美味しい理由をまとめます。


12101716.jpg

 平穏のりんごが美味しいわけ その1

 志賀高原の平穏は、標高550〜700mに位置します。昼夜の温度差が高いため、その分、糖度がのっておいしいりんごが出来ます。平野部の産地では、この温度差があまりないため、糖度がのりません。


12101712.jpg

 また、おいしいりんごを作るための、とても手間な作業について教えて頂き、正直、頭が下がりました。

 それは、りんご1個ずつ、手作業で軸を中心にクルッと1個ずつまわして、ミツが均等にまわるようにしているそうです。まるで、シャンパーニュのワインボトルを、貯蔵庫で少しずつまわしているのとおなじように。

 更には、標高が高い園地でありながら、更に昼夜の温度差をつくるために、昼間はマルチシートを敷いて、より太陽の光をまわして、夜は外すといったことまでされているとのことでした。


12101724.jpg

 平穏のりんごが美味しいわけ その2

 『おいしいりんごは、良質なりんごの花から生まれます。』

 「しなのスイート」の収穫期間は、10日ばかり。それ以外の時期は何もしていないといったらウソになります。平穏の園地では、「しなのスイート」を栽培する農家の方が増えています。そこで、JA志賀高原の農協の方が、「しなのスイート」の栽培方法について、こだわりを伝えようと日夜、努力されています。

 その代表的な作業が「剪定(せんてい)」作業です。


12101723.jpg

 剪定作業は、来年の花が思ったところに咲くように、枝を選びながら、整えることです。収穫後の冬の間に、来年の春、さらには、りんごの果実がなったときのことを考えながら枝を選び、長さを考えます、


12101709.jpg

 例えば、上の写真をご覧下さい。りんごが枝と接触しています。とくに問題はないのですが、台風などがきたときに、風によって揺れて枝とすることで傷がついてしまいます。

 自然のものなので、中々、100%思ったようにはならないとのことでしたが、果実がどうなるか、太陽の光をどれだけ受ければ良いのか、葉の密集度合いなども計算しながら剪定作業は進みます。


12101714.jpg

 太陽があたり過ぎても、りんごの表面が火傷をしてしまい、商品価値が無くなってしまいます。


12101713.jpg

 加能岩の桃もそうでしたが、自然界を相手に、いかにしたら、おいしくなるのか、微妙な加減を保つ為に、大変な労力が支払われていることを実感しました。

 あのシャリッとした爽やかな甘さは、農家の皆さんとJA志賀高原の皆さんとの努力によって育まれていました。
posted by ワイズマン at 17:16| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 産地視察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック