2013年01月06日

2012年12月の食育「煮鍋(みそキムチ味)」 その1

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 2012年12月最後の食育は、里芋を使ったレシピでした。

 当日は、お店をまわることが出来なかったため、今回は、お店の報告書と写真から、ご紹介させて頂きます。特に報告書を熱心に書かれていたお店、写真を拝見して楽しそうだなぁ〜と感じたお店を抜粋して、2回に分けてご紹介致します。

 まず、1店舗目は、原木店です。


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 原木店では、芋煮鍋を醤油味に変更。その理由は、少しでも山形の郷土料理に近づけたかったからだそうです。店内にも、醤油のいい匂いが漂うことが出来て良かったみたいです。芋煮鍋といって浮かぶのは山形の郷土料理・牛肉で醤油ベースが有名。同じ山形でも庄内地方は味噌
味のようですが、今回の芋煮鍋は関東でいう豚汁そのものだったのでネーミングを変えてもよかったのではと
のことでした。


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 また、1時間程度で出来るキムチの浅漬けを提案しました。


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 オイスターソースを使った、手間のかからない「もやしと油揚げのささっと炒め」もご紹介しました。こちらは、オイスターソースの利用方法の一例として、とても評判が良く、お客様から「作ってみますね。」と沢山のお声を頂きました。マヨネーズで炒めるのにも驚かれていました。

 「もやしと油揚げのささっと炒め」、僕も、実際に食べてみたいです。今度、原木店に行ったら、レシピカードを頂こうと思います。


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 2店舗目は、大野店です。

 芋煮鍋は、やはり温かいものを提供したかったので売場にお鍋を下ろしました。いつも煮詰まってしまう為今回は初めから少し薄めの味付けにしておきました。これが大成功!


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 今回は提案メニューのほかにケーキや飾り切りもあったので11時開始に間に合うかどうか心配でしたが時間通りおこなうことができました。食育は試食はもちろんのことですが今回はケーキと飾り切りをディスプレーすることで見せる食育?ができてお客様に喜んでいただけました。


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 こちらは、プチロールケーキを使ったケーキです。


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 こちらは、かまぼこの飾り切りです。お正月に向けてのご提案です。


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 “キムチ”と聞くと敬遠されるお年寄りが多かったように思いますが試食していただくと“案外おいしい”という方がいらっしゃいました。“キムチ鍋の素を使わなくても簡単にできるのね”など、大変興味をお持ちのご意見をいただきました。オイスターソースで煮っ転がし?今回は意外性のあるメニューでお客様に喜んでいただけたようなきがしました。

 色々と準備が大変だったみたいです。食育レシピ、クリスマス、おせちの飾り切りと盛り沢山でしたが、生鮮のスタッフ含めてみんなで協力出来たことで、盛り上がったようです。


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 3店舗目は、小岩店です。

 芋煮鍋の工夫ポイント。芋に味をしみ込ませる為早めに調理を行いました。温かいものを提供するため、芋煮鍋を鍋で試食いただきました。ディスプレイも見た目良くするために材料を大きく切って作成しました。


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 食育レシピは、お客様から好評でした。今年も食育をつづけてこれて、よかったと思います。来年は、コミュニケーター全員で毎回行えるようにしたいと思います。すべての小岩店のみんなに協力をしていただき、無事に一年が終われたことに感謝したいです。小岩店らしく来年も続けようと思います。

 食育活動は、準備含めて大変ですが、だからこそ、お店の一体感も生まれてくるのだと思います。仲間に感謝する気持ちは素敵です。


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 4店舗目は、中葛西店です。

 里芋という食材でクリスマスはアンマッチ過ぎる為、提案メニューにミートローフを取り入れ、クリスマスの雰囲気をだし、お正月のかまぼこの飾り切りを披露しお客様へ紹介、合わせて、はんぺんで作れる伊達巻ももう一度お客様へ紹介しようと計画しました。


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 里芋がとてもねっとりしていて、特に里芋の中華風煮っころが見た目は今一でしたが美味しかったです。里芋の中華風煮っころが美味しいというお客様が多かったです。

 和風ミートローフは鶏肉のためお年よりの方には好評でした。


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 飾り切りの実演を今回は売場で行いました。興味を持たれたお客様は切り方の冊子をお持ち帰りされ、お正月のおせちが豪華になると喜ばれやった甲斐がありました。かまぼこの飾り切りは難しいそーとおっしゃるお客様が多かったのですが、実演を見て冊子下さいと声をかけてくれるお客様が多数いらっしゃいました。

 はんぺんで作る伊達巻はお子様たちに好評でレシピをお持ちになるお客様が多数いました。

 お店のレポートには、この他に歳時記をどのように提案していくべきなのか、お客様にご提案する食材についての悩みなども伺える内容となっています。確かに、あれもこれもと提案すると何を言いたいのか分からなくなってしまいますが、ここ最近の食育は、旬の野菜をテーマに掲げています。12月は、クリスマス、正月と沢山のテーマがありましたので、大変だったと思いますが、1つの柱は、旬の野菜ですので、そこを掘り下げていかれればと思いました。


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 5店舗目は、東船橋店です。

 午前中は煮っころの醤油をオイスターソースと同量にして、午後はオイスターも減らしました。

 クリスマスを里芋からイメージさせることが難しく、色々考えた結果「クリスマスリース」を里芋のマッシュ&南瓜のマッシュを作り、上に野菜を飾りました。


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 キムチの素は唐揚の下味やキムチ炒飯にも使って下さい。というと、お客様に喜ばれて嬉しかったです。オイスターソースはお客様の中で「冷蔵庫で余らして、賞味期限が切れてしまうもの。」というイメージが強いみたいですが、「焼そばなどにもちょっと入れると、美味しくなりますよ。」とお伝えしました。


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 クリスマスリースはもっと簡単に出来ると思っていたのですが、思いのほか手こずってしまい里芋や南瓜が見えなくなってしまったのが、残念です・・・。


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 お客様のお声からは...

 ・煮っころにオイスターソースを作って作っているなんて、ビックリ!!。
 ・キムチの素は「漬け物」にしか使わなかったけど、こんな使い方もあるのね。
 ・いつも色々な料理を教えてくれて楽しみです。

 といったご感想がありました。


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 お店の報告書には、この他に、里芋の煮っころの味付けで、とても苦労されている様子が伺えます。特に午前、午後と2回実施しているお店では、1回目より2回目は、より美味しいものを食べて頂きたいと思うため、その日のうちに改善が入ります。今回は、満足いく結果を得られなかったみたいですが、その向上心が、とても大切だと思います。

 次回も、5店舗のレポートをご紹介致します。
ラベル:里芋
posted by ワイズマン at 09:00| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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