
久しぶりの親子料理教室のレポートとなります。既に春だというのに、昨年夏の親子料理教室のレポートです。カゴメ様申し訳ございません。
また、まだレポートが終わっていないセミナー、親子料理教室につきましても、順次、テンポを早めて公開していく予定です。各メーカーの皆様、もう少しだけお待ち下さい。
それでは、昨年8月18日に開催されましたカゴメ様の親子料理教室。正式なタイトルは「家族みんなで暑い夏を乗りきろう! 旬の夏野菜を美味しく!」をレポートさせて頂きます。
また、まだレポートが終わっていないセミナー、親子料理教室につきましても、順次、テンポを早めて公開していく予定です。各メーカーの皆様、もう少しだけお待ち下さい。
それでは、昨年8月18日に開催されましたカゴメ様の親子料理教室。正式なタイトルは「家族みんなで暑い夏を乗りきろう! 旬の夏野菜を美味しく!」をレポートさせて頂きます。

夏休み親子料理教室の中でも、安定した人気のカゴメ様の親子料理教室。まだ、食育という考え方が、世間に浸透していない頃から、専門のチームを発足し活動されてきました。拝見していて、とても参考になる内容で、お子様へのアプローチについても、どうしたら「興味」を持っていただけるのか、また、その「興味」を「食」にシームレスに繋げる部分は、流石だと思います。
今回のレポートでは、その一部(授業の部)を、丁寧にご紹介させて頂きます。
今回のレポートでは、その一部(授業の部)を、丁寧にご紹介させて頂きます。

まずは、食べ物について。それぞれの食品には、3つの役割があることが説明されました。それぞれの役割をお皿に例えています。

最初に赤いお皿の紹介です。赤いお皿は、「丈夫な体を作る」食品の集まりです。たんぱく質には、動物性と植物性がありますが、大豆を使った食品(納豆や豆腐)なども、人の血や肉になるというのは、意外ですね。
また、牛乳や魚などからとれるカルシウムは、骨や歯となります。
また、牛乳や魚などからとれるカルシウムは、骨や歯となります。

2つ目の黄色いお皿は、「エネルギーとなる」食品の集まりです。
具体的には、糖質なのですが、ごはんや麺類、砂糖、油脂などから摂ることが出来ます。
具体的には、糖質なのですが、ごはんや麺類、砂糖、油脂などから摂ることが出来ます。

3つ目は、「体の調子を整える」緑のお皿です。
野菜や果物などがこのお皿に分類される食物です。ビタミン、ミネラル。食物繊維といったものを多く含み、これら3つのお皿の食物をバランス良くとることが、健康な生活を送ることに繋がります。
野菜や果物などがこのお皿に分類される食物です。ビタミン、ミネラル。食物繊維といったものを多く含み、これら3つのお皿の食物をバランス良くとることが、健康な生活を送ることに繋がります。

3つのお皿を、どれぐらいのバランスでとれば良いかを示すのが上の画像です。このバランスは、食育で登場する食事バランスガイドのコマです。
簡単な例を示すと、お肉と納豆、ごはんと、豆類の煮物にお味噌汁といった食事は、バランスが良いかというとそうではありません。お肉、納豆、豆類の煮物は、いずれも赤いお皿に属すもので、感覚的には、納豆や豆類の煮物は、緑のお皿に属するものだと思いがちですが、違います。
また、緑のお皿は、他のお皿が1なのに対し2とらないといけない訳ですから、このバランスを維持してバランスよい献立を考えることが難しいと思います。単純にサラダを2人前食べれば良いとはなりませんし。
では、どのように献立を考えたら良いのでしょうか。と、その前に、各食材について、少し深堀りしていくことになりました。カゴメさんといえば、トマトですから、最初に紹介されたのはトマトです。
簡単な例を示すと、お肉と納豆、ごはんと、豆類の煮物にお味噌汁といった食事は、バランスが良いかというとそうではありません。お肉、納豆、豆類の煮物は、いずれも赤いお皿に属すもので、感覚的には、納豆や豆類の煮物は、緑のお皿に属するものだと思いがちですが、違います。
また、緑のお皿は、他のお皿が1なのに対し2とらないといけない訳ですから、このバランスを維持してバランスよい献立を考えることが難しいと思います。単純にサラダを2人前食べれば良いとはなりませんし。
では、どのように献立を考えたら良いのでしょうか。と、その前に、各食材について、少し深堀りしていくことになりました。カゴメさんといえば、トマトですから、最初に紹介されたのはトマトです。

トマトの特徴、リコピンは、太陽をたくさん浴びると増加することが分かりました。

さて、ここでクイズです。
「トマトの種類は、全部で8000種類ある!」〇か☓かどちらでしょうか?
「トマトの種類は、全部で8000種類ある!」〇か☓かどちらでしょうか?

講義ばかりだと飽きてしまうので、このようなクイズが途中に挿入されます。クイズの内容も、大人の常識だけでは類推出来なさそうな内容で、親御さん達も夢中になります。


また、トマト以外にも、「なす」や「ピーマン」なども、紹介されました。ピーマンがレモンよりもビタミンCを含んでいるなんて意外ですね。

ここで2問目のクイズです。
「紫色じゃないナスがある?」
ナスは、紫色の「ナスニン」という栄養素ですとご紹介頂いたから、じゃあ、無色のナスは栄養が無いの?とか、色々考えながらクイズに回答します。
「紫色じゃないナスがある?」
ナスは、紫色の「ナスニン」という栄養素ですとご紹介頂いたから、じゃあ、無色のナスは栄養が無いの?とか、色々考えながらクイズに回答します。

正解は〇。白ナスや緑ナスなど、紫色ではないナスが存在します。

クイズ3問目。
「赤ピーマンと緑ピーマンは、違う種類のピーマンである」〇か☓か?
2問目のクイズで色の異なるナスを紹介しているから、ここでどう考えるか悩みどころです。
「赤ピーマンと緑ピーマンは、違う種類のピーマンである」〇か☓か?
2問目のクイズで色の異なるナスを紹介しているから、ここでどう考えるか悩みどころです。

正解は☓。
ピーマンが熟すと赤くなります。
以前のカゴメ様の親子料理教室において、緑、黄色、赤のピーマンを、そのまま生食でお子様達にご試食いただき、その感想を聞いたことがあります。赤いピーマンに対して、「甘い」と感じられたお子様が沢山いらっしゃいました。果物と同じで、熟したピーマンは、甘味を感じるのです。
その光景をみていて驚いたのが、お子様達がピーマンを自ら進んで試食されていたことです。ピーマン嫌いのお子様は多いと思いますが、お子様の興味が勝った瞬間だったのを記憶しています。
ピーマンが熟すと赤くなります。
以前のカゴメ様の親子料理教室において、緑、黄色、赤のピーマンを、そのまま生食でお子様達にご試食いただき、その感想を聞いたことがあります。赤いピーマンに対して、「甘い」と感じられたお子様が沢山いらっしゃいました。果物と同じで、熟したピーマンは、甘味を感じるのです。
その光景をみていて驚いたのが、お子様達がピーマンを自ら進んで試食されていたことです。ピーマン嫌いのお子様は多いと思いますが、お子様の興味が勝った瞬間だったのを記憶しています。

クイズ4問目。
「きゅうりは食べると体を冷す力がある」〇か☓か?
「きゅうりは食べると体を冷す力がある」〇か☓か?

正解は〇。
タイムリーな更新でないので、本当に申し訳ないのですが、親子料理教室が開催された暑い夏には、ピッタリの内容でした。
自然とは上手く出来ているもので、人は、クーラーなどがない昔から、夏野菜を食べることで体を冷すことを自然に理解していました。食べ物には、「旬」がありますが、「旬」とは美味しいだけでなく、その時に人が必要としている食べ物なのかもしれません。
タイムリーな更新でないので、本当に申し訳ないのですが、親子料理教室が開催された暑い夏には、ピッタリの内容でした。
自然とは上手く出来ているもので、人は、クーラーなどがない昔から、夏野菜を食べることで体を冷すことを自然に理解していました。食べ物には、「旬」がありますが、「旬」とは美味しいだけでなく、その時に人が必要としている食べ物なのかもしれません。

このような感じで、クイズを交えながら、食事バランスのこと、トマトや野菜についての知識を学びました。内容について丁寧にメモをとっているお子様達も、クイズ形式にしたことで、より鮮明な記憶として残っていると思います。

そして授業が終わったときに、当日作るレシピと食材の紹介が始まりました。3つのお皿の勉強をした後ですので、自然に食事バランスを意識します。「あれっ。このおむすびだと緑のお皿が足りないなぁ〜。」

続いて紹介されたレシピ「トマトそうめん」です。

「トマトそうめん」の食材が分かって一安心。「緑のお皿の食材が沢山あって、バランスいいみたい。」
このように、食事バランスを意識することで、献立を考えるとき、食材を選ぶときに、少し考えるように変化しました。
レポートは、次回に続きます。
このように、食事バランスを意識することで、献立を考えるとき、食材を選ぶときに、少し考えるように変化しました。
レポートは、次回に続きます。