
2013年8月の食育レポートです。食材のテーマは、「なす」でした。
「なす」の原産地は、インドが有力で、ビルマを経由して中国、そして日本に渡ってきたと思われます。日本でも1000年以上に渡り栽培されています。日本で「なす」と言えば、果皮が紫色、または、黒紫色が一般的ですが、ヨーロッパやアメリカでは、白、黄緑色、縞模様のものなど、とても多くの品種があり、食べ方も色々あります。
「なす」は、焼く、煮る、揚げるなどあらゆる方法で調理されますが、淡白な味で他の食材とも合せやすく、また油を良く吸収し相性が良いの特徴です。
8月の食育では、「なす」などの夏野菜を使ったカレーと、「なす」を使ったコンポートをご紹介致します。通常、コンポートといえば、果物をシロップやワインで煮込んで作りますが、なんと今回は、「なす」と「カルピス」や「ウェルチ」を使い作ります。これが不思議、美味しいんです。
上の写真は、「カルピス」を使ったバージョンですね。
「なす」の原産地は、インドが有力で、ビルマを経由して中国、そして日本に渡ってきたと思われます。日本でも1000年以上に渡り栽培されています。日本で「なす」と言えば、果皮が紫色、または、黒紫色が一般的ですが、ヨーロッパやアメリカでは、白、黄緑色、縞模様のものなど、とても多くの品種があり、食べ方も色々あります。
「なす」は、焼く、煮る、揚げるなどあらゆる方法で調理されますが、淡白な味で他の食材とも合せやすく、また油を良く吸収し相性が良いの特徴です。
8月の食育では、「なす」などの夏野菜を使ったカレーと、「なす」を使ったコンポートをご紹介致します。通常、コンポートといえば、果物をシロップやワインで煮込んで作りますが、なんと今回は、「なす」と「カルピス」や「ウェルチ」を使い作ります。これが不思議、美味しいんです。
上の写真は、「カルピス」を使ったバージョンですね。

続いては、「ウェルチ」を使ったバージョンです。作り方は簡単です。
なすは皮をむき、1cm角に切り、水につけます。水気をきったなすを、カルピスにつけ、ラップしてから電子レンジでチンすれば完成。ウェルチの方は、中火で煮立て、砂糖、料理酒を加えて少し煮立てたら完成。どちらも簡単です。
なすは皮をむき、1cm角に切り、水につけます。水気をきったなすを、カルピスにつけ、ラップしてから電子レンジでチンすれば完成。ウェルチの方は、中火で煮立て、砂糖、料理酒を加えて少し煮立てたら完成。どちらも簡単です。

また、「カルピスディップ」を作ります。こちらは、カルピス大さじ1とクリームチーズ50gを混ぜ合わせるだけです。

クラッカーにカルピスティップを塗り、その上になすのコンポートをのせたら完成です。初めて、このレシピを見た時に、なんてことするんだろう。やっちまった・・・。と正直、思いました。でも、食べてみてびっくり! これが美味しいし、正統系のデザートなんです。なす嫌いのお子様にも是非、試食チャレンジをお願いすることにしました。

見た目は、ちょっと渋いので、お漬物のように見えてしまうかもしれませんが、本当に美味しいんです。

ちなみに今回のメインレシピは、夏野菜キーマカレーです。でも、意外性のインパクトからすると、どうしてもなすのコンポートを推したくなってしまいます。

そして、西小中台店で、オリジナルレシピとしてご紹介していたのが、「なすとトマトの塩麹漬け」です。さっぱりとした味で、暑い夏の時期にぴったりでした。食育が開催された8月20日も、物凄く暑い日でしたので、予定の11時より30分前倒しして、10時30分からご試食を開始しました。

今回、食育コミュニケーターさんのお子様が、準備のお手伝いをして下さっていました。ご試食のおすすめは、流石に恥ずかしかったらしく、ご辞退されていましたが、休憩室で調理の準備や盛り付けのお手伝いなど、すすんでされていました。
以前、梅ヶ丘店で、近くの小学校から職業体験で訪れていた生徒さん達が、食育の準備や、お客様にご試食をおすすめする体験をされたことがあります。今回は、そういった授業ではありません。親御さんが、自分の仕事に自信をもってのぞみ、それをお子様にも伝えたい。そんな気持ちだったのか、もう少し、軽い気持ちでお手伝いをお願いしたのかもしれません。だからといって間違いがあってはいけませんので、石鹸で手洗いして、手袋をはめて、帽子をかぶって、懸命に自分に与えられた仕事をされていました。
食育でお店をまわっていると、とても上手なイラストや、お人形などの造形物や、お習字など、沢山のディスプレイに出会います。食育コミュニケーターさんが作られたものもあれば、娘さんや、ご主人様など、ご家族の方のご協力によるものが、非常に多いことに驚かされます。勿論、強制ではありませんから、食育コミュニケーターさん達の自発的な行為です。きっと、ご家庭の中でも、食育のレシピや、装飾について話題になっているんだろうなぁ〜と想像すると、楽しくなってきます。
以前、梅ヶ丘店で、近くの小学校から職業体験で訪れていた生徒さん達が、食育の準備や、お客様にご試食をおすすめする体験をされたことがあります。今回は、そういった授業ではありません。親御さんが、自分の仕事に自信をもってのぞみ、それをお子様にも伝えたい。そんな気持ちだったのか、もう少し、軽い気持ちでお手伝いをお願いしたのかもしれません。だからといって間違いがあってはいけませんので、石鹸で手洗いして、手袋をはめて、帽子をかぶって、懸命に自分に与えられた仕事をされていました。
食育でお店をまわっていると、とても上手なイラストや、お人形などの造形物や、お習字など、沢山のディスプレイに出会います。食育コミュニケーターさんが作られたものもあれば、娘さんや、ご主人様など、ご家族の方のご協力によるものが、非常に多いことに驚かされます。勿論、強制ではありませんから、食育コミュニケーターさん達の自発的な行為です。きっと、ご家庭の中でも、食育のレシピや、装飾について話題になっているんだろうなぁ〜と想像すると、楽しくなってきます。

お店の報告書によると、なすのコンポートを作る途中不安もあったそうです。(やっぱり)
でも、出来上がってホッとしました。そして、なすのコンポートカナッペは好評でした。意外性もあり勧めやすい一品でした。また、塩麹和えはさっぱりと夏向きで良かったとのお声をいただきました。
でも、出来上がってホッとしました。そして、なすのコンポートカナッペは好評でした。意外性もあり勧めやすい一品でした。また、塩麹和えはさっぱりと夏向きで良かったとのお声をいただきました。

僕も、沢山のお子様達を見つけては、なすのコンポートカナッペをおすすめしました。「なすのデザート食べてみる〜?」と尋ねると、大概のお子様は、嫌な顔をされます。でも、「美味しいから食べてみて、カルピスとぶどうジュース、どっちがいい?」と半ば強引におすすめしてご試食いただきます。すると、「あれっ?」って表情にかわり、その様子をご覧になられていたお母様もご試食。更には、選択しなかった方のコンポートもご試食下さるという展開が、繰り返されました。
食わず嫌いというのは、本当に駄目ですね。今回のレシピで、なす嫌いが無くなるとしたら、このレシピの目的は達成出来たと思います。
食わず嫌いというのは、本当に駄目ですね。今回のレシピで、なす嫌いが無くなるとしたら、このレシピの目的は達成出来たと思います。