2013年は、お酒系のセミナーが16、親子料理教室が13、スパイスセミナーが1件開催されました。ご参加下さいましたお客様、ご協力下さったメーカーの皆様、本当にありがとうございました。当ブログの目的の1つに、このようなお客様イベントの様子をご案内させて頂くことがあるのですが、昨年開催のセミナーについて、1件もレポートを投稿出来ておりません。本当に申し訳御座いません。
今年も、色々な親子料理教室やセミナーが開催される予定です。選択される際のご参考になれば、また、お取引様への御礼の気持ちから、開催された順番の古いものから、更新していきますので、是非、ご覧下さいませ。
最初のレポートは、2013年春休みにエスビー食品株式会社様による「ハピファミカレー料理教室」となります。通常の親子料理教室は、親御様1名、お子様1名の2名様一組でのご参加を基本としております。でも、これだとご家族で参加出来ない、兄弟姉妹を一緒に参加させたいというお客様のご要望から、ご家族で参加出来る親子料理教室は出来ないものだろうか?と企画されました。
通常の親子料理教室では、最大で16組32名様となりますが、この親子料理教室では、16組64名様を最大と考えました。でも、こうなると、ご用意する食器、作業スペースの問題、開催中の事故防止のためにスタッフの人数を増員する必要があるなど、色々な問題が生じます。ワイズマートで開催されるセミナーや料理教室は、全てオリジナルですので、簡単にご参加人数を増やすことは難しいです。だからこそ、エスビー食品株式会社様の準備も、より大変なご苦労があったと思います。感謝の気持ちを込めて、レポートを始めます。
今年も、色々な親子料理教室やセミナーが開催される予定です。選択される際のご参考になれば、また、お取引様への御礼の気持ちから、開催された順番の古いものから、更新していきますので、是非、ご覧下さいませ。
最初のレポートは、2013年春休みにエスビー食品株式会社様による「ハピファミカレー料理教室」となります。通常の親子料理教室は、親御様1名、お子様1名の2名様一組でのご参加を基本としております。でも、これだとご家族で参加出来ない、兄弟姉妹を一緒に参加させたいというお客様のご要望から、ご家族で参加出来る親子料理教室は出来ないものだろうか?と企画されました。
通常の親子料理教室では、最大で16組32名様となりますが、この親子料理教室では、16組64名様を最大と考えました。でも、こうなると、ご用意する食器、作業スペースの問題、開催中の事故防止のためにスタッフの人数を増員する必要があるなど、色々な問題が生じます。ワイズマートで開催されるセミナーや料理教室は、全てオリジナルですので、簡単にご参加人数を増やすことは難しいです。だからこそ、エスビー食品株式会社様の準備も、より大変なご苦労があったと思います。感謝の気持ちを込めて、レポートを始めます。

2013年の春休みに開催された親子料理教室は、「ハピファミカレー料理教室」1つだけでした。お申し込み総数も、定員の約3倍となるほどの人気でした。

エスビー食品様は、これまでも、大人のお客様向け、スパイスセミナーを幾度も開催して下さっております。参加されたお客様からも、大人気の石井先生。少しオネエ系の語り口は、とても楽しく、初参加のお客様の心も鷲掴みにします。(石井先生ごめんなさい)
でも、意外なことに、親子料理教室は、初めてだったのではないでしょうか。どういう内容が展開されるのか、僕自身も大変興味を持っていました。
また、大勢でワイワイ楽しくカレーを食べようというコンセプトの「ハピファミカレー」が新商品として販売された時期でしたので、グッドタイミングな企画でした。
でも、意外なことに、親子料理教室は、初めてだったのではないでしょうか。どういう内容が展開されるのか、僕自身も大変興味を持っていました。
また、大勢でワイワイ楽しくカレーを食べようというコンセプトの「ハピファミカレー」が新商品として販売された時期でしたので、グッドタイミングな企画でした。

まず、スパイスやハーブについての説明から始まりました。
日本では、ブロックのようなカレーのルーの方が定着していると思います。だからこそ、スパイスやハーフの役割、性質、それをどのように料理に活用するのかといった説明が必要になってきます。
最初に学んだポイントは、スパイスとハーブは、大きく3つの役割で分類されることでした。それは、「香りをつける」、「色をつける」、「辛味をつける」といった役割でした。
日本では、ブロックのようなカレーのルーの方が定着していると思います。だからこそ、スパイスやハーフの役割、性質、それをどのように料理に活用するのかといった説明が必要になってきます。
最初に学んだポイントは、スパイスとハーブは、大きく3つの役割で分類されることでした。それは、「香りをつける」、「色をつける」、「辛味をつける」といった役割でした。

例えば、「香りをつける」といっても、色々なスパイスやハーブがあります。
例えば、クミン。独特のエキゾチックな香りが特徴で、このクミンの匂いを嗅ぐと、カレーをイメージされるのではないでしょうか。そう、クミン=カレーの匂いというぐらい大切なスパイスです。
そのほかにも、甘くて濃厚な強い香りの「クローブ」。心地良い刺激のある香りの王様「カルダモン」。すがすがしい芳香と若干の苦味の「ローレル」。まだまだ、沢山のハーブやスパイスがありますが、どの組み合わせで使うのか、量の比率はどうするのか、そういったことは、皆さんの好みで決めればいいんです。
おそらく、インドでは、お袋の味とは、カレーなのかもしれません。
例えば、クミン。独特のエキゾチックな香りが特徴で、このクミンの匂いを嗅ぐと、カレーをイメージされるのではないでしょうか。そう、クミン=カレーの匂いというぐらい大切なスパイスです。
そのほかにも、甘くて濃厚な強い香りの「クローブ」。心地良い刺激のある香りの王様「カルダモン」。すがすがしい芳香と若干の苦味の「ローレル」。まだまだ、沢山のハーブやスパイスがありますが、どの組み合わせで使うのか、量の比率はどうするのか、そういったことは、皆さんの好みで決めればいいんです。
おそらく、インドでは、お袋の味とは、カレーなのかもしれません。

お客様には、実際に色々なスパイスやハーブの匂いを嗅いで、比較して頂きました。

ときに、想像していた匂いと異なり、びっくりすることもありました。

今、体感された匂いの感覚を、記憶が鮮明なうちにメモされるお客様も多数いらっしゃいました。

「辛味をつける」という役割は、スパイスをそのままご試食するにはいかないので、簡単なご説明で終りました。「色をつける」役割は、ターメリックそのものの色がまさしく黄色でした。

スパイスとハーブの役割が分かった上で、オリジナルブレンドのカレー粉を作ることになりました。

各スパイスは、ホールという原形の状態ではなく、粉末になった状態で並べられています。
各スパイスの前には、特徴と、ブレンドする際の比率がご案内されています。お客様は、この案内を参考にされながら、オリジナルのカレー粉を調合します。
各スパイスの前には、特徴と、ブレンドする際の比率がご案内されています。お客様は、この案内を参考にされながら、オリジナルのカレー粉を調合します。

紙コップの中にスパイスを入れていきます。

好みのスパイスは多めに入れて、苦手なスパイスは少なめに。

紙コップのスパイスを良く混ぜたら、調合は終わりです。

でも、残念ながら調合したカレー粉は、すぐには使えません。
焙煎してから、熟成させてから、ようやく使えるようになります。ですので、お客様が作られたオリジナルカレー粉は、お土産となりました。ご家族のお1人お1人が調合された訳ですから、みんな違った味付けになります。誰が作ったカレー粉が、一番、美味しいのか、また、既成のカレールーとの違いなど、親子料理教室が終わってからも楽しめるなんて、にくい演出です。
焙煎してから、熟成させてから、ようやく使えるようになります。ですので、お客様が作られたオリジナルカレー粉は、お土産となりました。ご家族のお1人お1人が調合された訳ですから、みんな違った味付けになります。誰が作ったカレー粉が、一番、美味しいのか、また、既成のカレールーとの違いなど、親子料理教室が終わってからも楽しめるなんて、にくい演出です。

また、日本では、板状のカレーのルーの方が一般的かもしれませんが、市販されているカレー粉が、どのように製造されているのかを、教えて頂きました。
基本的な工程は次の通りです。
@選別・粉砕・調合
スパイスとハーブを選り分けて、粉にしてから混ぜ合わせます。
A焙煎
スパイスとハーブを炒ります。
基本的な工程は次の通りです。
@選別・粉砕・調合
スパイスとハーブを選り分けて、粉にしてから混ぜ合わせます。
A焙煎
スパイスとハーブを炒ります。

B貯蔵・熟成
カレー粉を寝かせます。
C仕上げ
カレー粉をふるいにかけてから、容器に詰めて完成です。
日本で一般的なカレーのルーは、日本で独自に進化したもので、炒めた小麦粉にカレー粉を混ぜる手間を減らそうと考えられたものだそうです。現在のカレーのルーは、カレー粉・小麦粉・油脂・旨味成分などを固形化したもので、色々なメーカーが開発、また、現在の板状のカレーのルーは、板チョコの生産技術を生かし、ブロックごとに割って量を加減できるワンタッチカレーが発売されたことにより、普及していったものです。
レポートは次回に続きます。
カレー粉を寝かせます。
C仕上げ
カレー粉をふるいにかけてから、容器に詰めて完成です。
日本で一般的なカレーのルーは、日本で独自に進化したもので、炒めた小麦粉にカレー粉を混ぜる手間を減らそうと考えられたものだそうです。現在のカレーのルーは、カレー粉・小麦粉・油脂・旨味成分などを固形化したもので、色々なメーカーが開発、また、現在の板状のカレーのルーは、板チョコの生産技術を生かし、ブロックごとに割って量を加減できるワンタッチカレーが発売されたことにより、普及していったものです。
レポートは次回に続きます。