2016年08月18日

2016年夏休み親子料理教室 「親子お好み焼き教室」

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 2016年8月9日(火)にオタフクソース株式会社様による「親子お好み焼き教室」が開催されました。

 親子料理教室の中でも、1番人気だった親子料理教室です。それでは、早速、当日の様子を振り返ってみることにしましょう。


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 まず、最初は、お勉強タイム。

 お好み焼きの歴史や、お好みの仲間の食べ物について、また、色々な雑学をクイズ形式で学びました。


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 そんな授業の中で、突然、登場した黒い実。これは一体なんでしょうか?


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 なかば、恐る恐る試食してみることになりました。

 試食した感想は、「美味しい!」「これは食べられません」など、人それぞれです。


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 黒い実の正体は、ナツメヤシの実の「デーツ」です。

デーツは、イスラム教の聖典コーランに「神の与えた食物」、旧約聖書には「エデンの園の果実」と記載されており、ハムラビ法典に記載されている果実もデーツであると言われています。紀元前数千年も前から灼熱の地域で暮らす人々の健康を支えてきました。

 オタフクとデーツの出逢いは1975年で、お好みソースの独特のうまみ、コク深い甘みを求め、試行錯誤のすえたどり着いたのがデーツでした。さらに、デーツの持つ高い栄養価に着目し、その使用にこだわり続け、今ではソースのみならず、酢の原料としても使用しています。原材料を厳選し、吟味することから食を通じた健康と豊かさを追求しています。


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 授業も終わり、続いて、大人気コーナーのお買い物体験の時間となりました。

 スタッフも同行するのですが、基本的には、見守るだけです。お子様達だけで売場から目的の商品を探し、量目などをチェックして選び、お会計まで実施するのが、お買い物体験となります。勿論、お買い物した食品は、そのまま調理に使います。

 今回は、10名のお子様を5名ずつの二班に分け、お買い物を実施。比較的年齢が高いグループは、厳かに進行したのですが、小学生低学年のお子様達の班は、見ていてとても楽しかったです。

 女の子2人、男の子3人の構成だったのですが、完全に女の子に主導権がありました。

 「それ、違うでしょ?」 「重いから、持ってあげるわね。」 「こっちの方がお買い得よ。」

 こんな感じです。

 不思議ですね。この日初めて顔を合わせたばかりのお友達。お買い物の直前に自己紹介しただけなのに、お買い物していると、役割分担や、主導権などが自然に確立されていきます。お子様の方が、新しい環境への適合能力が高いのかもしれません。こうやって意見しながらのお買い物を通して、チームとしての連帯感が醸成されていきます。次の調理実習開始の時の雰囲気が、全く違ってきます。


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 お買い物も終わり、いよいよ、お好み焼きの美味しい焼き方の実習となりました。川上先生が教えて下さいました。

 大変、丁寧に、小さなお子様にも分かりやすく、飽きないように。


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 最初は、この写真ぐらいの距離感だったのですが、次第に・・・。


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 次第に距離が縮まり、お子様達の笑顔や表情も豊かになっていることから、空気が巻き込まれてきたのが分かります。

 それでは、実際にどのような内容を教えて頂いたのか、少しだけご紹介致します。


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 今回、使った「オタフクお好み焼こだわりセット」の場合、お好み焼ミックス粉の他に、やまいもパウダーが入っています。

 ボールにこれら粉物を入れてから、水を流しいれるのではなく、まず、ボールに適用量の水を準備します。その中にやまいもパウダーを入れながら、十分に攪拌して溶かし、次にお好み焼ミックス粉を入れて軽く攪拌します。お好み焼き粉は、あまり混ぜてしまうと、グルテンが出てしまい、モチモチ生地になってしまうので、あまり混ぜ過ぎないのがポイントです。


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 キャベツは、芯の部分を斜めにカットします。芯を取り除くことで食感が均一になると同時に、このカット面をまな板にのせることで、キャベツを安定した状態で切ることが出来るようになります。


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 キャベツは、千切りにした後、垂直にも切って、粗みじん切りにします。こうすることでふんわり食感のお好み焼きになります。


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 こちらは、オタフクソース様特製の「まぜまぜカップ」です。お好み焼1枚分の食材を混ぜるのにピッタリのサイズのカップです。

 お好み焼き粉を水に溶いた生地の目盛りと、具財の目盛りがついている計量カップですので、この目盛りに合わせて入れるだけで、失敗せずに美味しいお好み焼きが出来る優れ物です。持ち手もあり、安定しているので、とても便利です。


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 まぜまぜカップの中に、生地、キャベツ、天かす、青ねぎ、たまごを入れて混ぜ合わせます。こちらもあまり混ぜ合わせ過ぎないように注意します。


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 あまり拡げ過ぎないように厚み(2cmぐらい)を持たせて焼きます。(温度は200℃)ふっくらさせるためにも、押さえつけないように。

 焼きながら、音を良く聞きます。焼き音が変わり、まわりの生地が焼けてきたタイミング(大凡3分ぐらい)にひっくり返すのですが、その直前に豚バラ肉を並べます。(焼きだして直ぐにのせるとプレートの余熱が豚バラ肉に入り、臭みが出たり、固くなってしまいます。)


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 ひっくり返し、蓋をして、豚バラ肉が焼けるまで約5分蒸し焼きにします。(温度は240℃)

 豚肉の「ジュー」という音が小さくなったら、蓋をとるタイミングです。


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 焼いている面がきつね色になったら、ひっくり返し、約2分焼きます。

 このときは、蓋をしません。最後の焼きで、中心までしっかり熱を入れて水分を飛ばし、ふっくら感を出します。


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 美味しい匂いに誘われて、思わず、匂いを嗅いでしまいます。


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 最後に、オタフクソースと青のり粉を振りかけて完成です。


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 こちらは、「カクたこ」です。四角いフライパンを使って作ったものです。


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 四角い卵焼き用のフライパンに、生地を流し込み、半分だけにたこを置き、半分に重ね折るようにして成形していきます。最後にカットして完成です。詳しいレシピは、こちらをご覧下さい。

 カクたこは、調理のご紹介と、ご試食となりました。

 それでは、当日のお写真と、お客様アンケートの中からご紹介致します。


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・凄く楽しかったです。ありがとうございました。また、参加したいです。

・お好み焼きのコツが分かってよかったです。子供にも分かりやすく教えて頂きました。

・鉄板も1人1セットでよかったです。


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・カクタコ自宅でも作ってみます。

・丁寧にご指導頂きまして、ありがとうございました。夏休みの良い経験になりました。

・カクたこを初めて知ったので、是非、家でもやってみたいと思います。(娘は、父、兄に作ってあげる!!と張り切っています。)


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・娘は完食しました。とても美味しかったです。

・キャベツが大きめみじん切り。存在感があって良かったです。

・オタフクソースが、野菜や果物から出来ていて、トマトが沢山入っていることを知りました。


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・包丁を持たせていただいたり、少人数で実習させていただけたのが、とても良かったです。

・子供たちだけでお買い物に行かせて頂いたり、色々なお話を聞けて、親子共々、楽しく、美味しく過ごすことが出来ました。また、是非、参加したいです。

・先生方がやさしくて楽しかったです。


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・御餅を沢山いれたら、おなかいっぱいになってしまい、美味しかったけど、あまり食べられませんでした。

・はじめての応募であたってラッキーでした。子供にもよい思い出になりました。家で兄弟に、また、祖父母宅でも作る気満々です。ありがとうございました。

・1人で全て調理ができるところが、とても良かったです。


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・今回はありがとうございました。子供がお買い物〜調理まで担当でき、今後の自信につながったと思います。作り方のコツも大変分かりやすく、参考になりました。

・スタッフの方も、とてもやさしく話しかけて下さるので、息子は、褒めていただきとても嬉しそうでした。いつも自分で食べるよりも美味しかったです。


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・小さな子供でも楽しめるように、ご配慮いただいてありがとうございました。

・また、来年も参加したいです。ありがとうございました。

・切ったり、焼いたりすることが楽しかったです。


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・おなかいっぱい、美味しくいただきました。

・子供が熱いと騒いでも、すぐに保冷剤をもってきて下さり、安心して料理を続けることが出来ました。

・他の料理も作ってみたいです。


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 当日のアンケートからも、お客様がとても楽しんでいただけたのが伝わってきて、とても良かったです。

 今回は、お母さん方は、ご覧いただけていないのですが、お買い物の様子が本当に楽しそうでした。あまりに楽しそうな様子に、偶然、その時間帯にお買い物にこられていた女の子が、羨ましそうに、少し寂しそうにしていました。そこで「来年、是非、参加して、一緒にお買い物しようね」と声をかけさせて頂いたときにパッと明るい笑顔を返してくれて良かったです。きちんとその女の子のお母様にも、ご説明させて頂きましたので、来年の親子料理教室では、ご参加頂けたらなぁ〜と思います。

 実際にお子様たちが、どのようにお買い物を楽しまれているのか、言葉だけでは伝わらないので、全ての親子料理教室が終ってから、簡単な動画でご紹介させて頂きたいと考えております。
posted by ワイズマン at 20:24| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 親子料理教室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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