
ワイズマート2017年7月の食育レシピは、6月に引き続き、『夏のカレーフェスティバル』でした。6月は、ミートカレーのレシピの中からのご紹介でしたが、7月はシーフードカレーのレシピの中からのご提案でした。
久しぶりに原木店にお邪魔しました。
久しぶりに原木店にお邪魔しました。

原木店では、毎回、本部からの提案に何かアイデアや仮説提案を、ご試食で試してみて、結果を分析、そして次回以降の食育活動に活かすというように、一捻りあるのが特徴です。お客様からは、あまりそういった部分は見えないかもしれないのですが、他の店舗と比べてみても、取組みの姿勢が少し違っていて、いつも感心させられています。

まずは、原木店のレポートから、そのままご紹介させて頂きますね。
先月、2種のカレー食べ比べがご好評でしたが、今月は食材を敢えて変えずに、ルーを変えての食べ比べ提案をしました。
先月、2種のカレー食べ比べがご好評でしたが、今月は食材を敢えて変えずに、ルーを変えての食べ比べ提案をしました。

当日使用したカレールーは、次の2種類です。
1つは、ハウスさんのバーモンドカレー。もう1つは、グリコさんのZEPPINです。
1つは、ハウスさんのバーモンドカレー。もう1つは、グリコさんのZEPPINです。

こちらは、ハウスさんのバーモンドカレーで作ったシーフードカレーです。
バーモンドカレーは、1960年頭にカレーは大人の食べ物という認識を覆すべく、手軽に「子供も大人も一緒に美味しく食べられるカレー」として開発された商品で、ハウスさんと言えば、バーモンドカレーという印象は強いのではないでしょうか。誕生から半世紀以上経つバーモンドカレーは、何度も製法のリニューアルが実施され、今に至ります。
バーモンドカレーは、1960年頭にカレーは大人の食べ物という認識を覆すべく、手軽に「子供も大人も一緒に美味しく食べられるカレー」として開発された商品で、ハウスさんと言えば、バーモンドカレーという印象は強いのではないでしょうか。誕生から半世紀以上経つバーモンドカレーは、何度も製法のリニューアルが実施され、今に至ります。

こちらは、グリコさんのZEPPINで作ったシーフードカレーです。
ZEPPINは、まだ誕生してから比較的新しいカレーです。(2004年発売開始)
デュクセルソースと40数種スパイスで仕上げた、大人向けの本格的なカレーとして開発された商品です。濃厚なコクと風味豊かな上質な味わいを追求。(※デュクセルソース=マッシュルームと香味野菜を炒めた、風味・コク付けのためのソース。)
開発された時代が違いますが、商品のコンセプトも真逆ですので、確かに食べ比べするには面白い組み合わせだと思います。
ZEPPINは、まだ誕生してから比較的新しいカレーです。(2004年発売開始)
デュクセルソースと40数種スパイスで仕上げた、大人向けの本格的なカレーとして開発された商品です。濃厚なコクと風味豊かな上質な味わいを追求。(※デュクセルソース=マッシュルームと香味野菜を炒めた、風味・コク付けのためのソース。)
開発された時代が違いますが、商品のコンセプトも真逆ですので、確かに食べ比べするには面白い組み合わせだと思います。

再び、店舗のレポートからご紹介致します。
同じ食材でルーによってこんなにも味が違うのかと私達も驚きました。今回も2種の食べ比べは成功で
した。特にZEPPINを使ったことがない方が多く、ご試食され、そのままお買い上げ下さりました。良かったと思います。
同じ食材でルーによってこんなにも味が違うのかと私達も驚きました。今回も2種の食べ比べは成功で
した。特にZEPPINを使ったことがない方が多く、ご試食され、そのままお買い上げ下さりました。良かったと思います。

お客様のご感想は、次のようなものでした。
カレー・・味が全然違うんですね!
ZEPPINとても美味しいです。お子様が食べ比べをし美味しいとご購入頂きました。
普段は、バーモントかジャワカレーなんですが、ZEPPINコクがあって美味しいですね!の声を多数頂きました。
カレー・・味が全然違うんですね!
ZEPPINとても美味しいです。お子様が食べ比べをし美味しいとご購入頂きました。
普段は、バーモントかジャワカレーなんですが、ZEPPINコクがあって美味しいですね!の声を多数頂きました。

そして、もう一品。
普段、関東では、あまり食べ慣れない?赤だしのしじみ汁を土用の丑の日のためにお勧めしようと考えたそうです。
普段、関東では、あまり食べ慣れない?赤だしのしじみ汁を土用の丑の日のためにお勧めしようと考えたそうです。

今回使用したのは、こちらの減塩赤だし味噌です。
国産大豆を100%使用した仕込みから減塩で製造した、おいしさはそのままに塩分のみをカットした、うま味たっぷりの赤だし味噌。
但し、お味噌汁その後の利用法が分からないのではないか?と考え田楽味噌を提案することにされたそうです。(冷蔵庫の奥にいつの間にか追いやられていたり・・)家で肉みそも試作してみましたたが、シンプルに田楽味噌だけにし、田楽味噌の美味しさがよく分かるように決めました。
国産大豆を100%使用した仕込みから減塩で製造した、おいしさはそのままに塩分のみをカットした、うま味たっぷりの赤だし味噌。
但し、お味噌汁その後の利用法が分からないのではないか?と考え田楽味噌を提案することにされたそうです。(冷蔵庫の奥にいつの間にか追いやられていたり・・)家で肉みそも試作してみましたたが、シンプルに田楽味噌だけにし、田楽味噌の美味しさがよく分かるように決めました。

ご試食のときは、炊きたてご飯にのせて提供。通常の田楽味噌バージョンと柚子を加えたバージョンの2つをご用意しましたが、柚子バージョンは、ディスプレイ専用で、ご試食は田楽味噌バージョンのみとしました。

田楽味噌の作り方の材料の分量は、こちらのメモをご参考にして下さい。実際の作り方は、材料をひと煮たちさせるだけとのことです。

試食させて頂きましたが、とても濃厚で、少しでごはんが沢山食べられるおいしさでした。

ディスプレイは素揚げ野菜・茄子・かぼちゃ・いんげんに添えて、主役の赤味噌のしじみ汁と一緒にしました。

この日、販売していたしじみがとても大きくてビックリしました。まるで、あさりの大きさで、肉厚でした。

しじみ汁についてのお客様のご感想は、反応が鈍く得意じゃないとおっしゃるお客様が多かったようです。
一方の田楽味噌については、興味を示されるお客様が多く、作り方を聞かれました。お客様の反応が想像以上に良かったのに驚いたそうです。
一方の田楽味噌については、興味を示されるお客様が多く、作り方を聞かれました。お客様の反応が想像以上に良かったのに驚いたそうです。

田楽味噌・・え!何これ!何これ!凄く美味しいんですけど!ご飯がすすみ過ぎて大変かも!と絶賛頂きました。田楽味噌は、感動して下さる方が多かったです。早速作ります・売ってないんですか?のお声も頂きました。

原木店の食育コミュニケーターさん達は、共通の食育レシピの他に、何か独自で提案出来るものはないか、また、その発展系(実際にお客様がご利用される場合のことを考えた)もご紹介されているところが、凄いなぁ〜と思います。そして、ただ単にお客様にご満足頂いたことの証として、美味しいとのご感想だけではなくて、その商品をお買上げ下さることに喜びを感じられているのが、一歩進んでいると感じています。
やはり、小売として商品を販売している以上、お客様が本当に感動頂けたら、お家でも作って召し上がって頂きたいと思うのは、普通だと思います。家庭に常備されているような食材であるならば、そのままご購入されることもないかもしれませんが、普段、お買い求めされていない商品をご購入頂けたとしたら、それは、ご試食が美味しかったからだと思うのです。
やはり、小売として商品を販売している以上、お客様が本当に感動頂けたら、お家でも作って召し上がって頂きたいと思うのは、普通だと思います。家庭に常備されているような食材であるならば、そのままご購入されることもないかもしれませんが、普段、お買い求めされていない商品をご購入頂けたとしたら、それは、ご試食が美味しかったからだと思うのです。
なるほど!というアイデアや、新しい発見がありました。(^_^)