2019年05月01日

雪印メグミルク様による親子食育学習会

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 2019年4月27日(土)に、シャポー船橋様、雪印メグミルク様、ワイズマート3社による「食育学習会」が開催されました。10連休初日の開催となります。

 シャポー船橋様、× 東武百貨店様 によるゴールデンウィーク特別企画「キッズお仕事体験」の中の1カリキュラムとして企画されました。

 それでは、当日の様子を振り返ってみます。


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 こちらは、スタート前の準備の様子です。雪印メグミルク様には、毎年、夏休み親子料理教室を開催して頂いております。一昨年までは、ワイズマート本社5階の会場、昨年は、茨城県にある雪印メグミルク阿見工場。そして、今回は、JR様の施設内での開催となりました。


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 最初は、牛乳に関しての授業パートとなります。雪印メグミルク様の教室と言えば、牛子さんです。

 もう、過去何度もお会いしているので、あまり他人のような気がしません。



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 牛子さんの授業がいつものように始まりました。

 まず、実際の牛の大きさをご覧頂きました。


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 続いて、牛の識別をどうしているかのご説明です。

 牛(ホルスタイン種)で言えば、1頭として、黒と白の模様が同じ子はいないそうです。また、鼻紋(びもん)といって、鼻のところにある紋様も、人の指紋と同じように同じ子はいないそうです。

 でも、もっと簡単に個体を識別するために耳に取り付けられている標識が耳標(じひょう)です。


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 続いて、牛子さんはマジックを披露されました。

 フルーツジュースの紙パックと牛乳の紙パック。この2つを目隠しした状態でも、ズバリと当てるマジックです。


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 繰り返しやってみても見事に当てる牛子さん。その秘密を探るべく、お子様たちは紙パックを念入りにチェックします。

 すると、あれっ? 何だこの切り込みは?


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 そう、種明かしは、「切欠き(きりかき)」にありました。「切欠き」は、牛乳パックを識別するためにある切り込みです。目の不自由な方が触って牛乳だと分かるように。

 それと実は、もう1つ意味があって「切欠き」の反対側が開け口を意味しています。


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 その他、牛さん1頭が1日に出す乳の量はどれぐらいなのかといったことを、牛乳パックを並べて皆で数えたり・・・。


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 まだ、冷蔵技術が確立していなかった時代を含めて、搾乳から時間経過で駄目になってしまう牛乳を、違った形に変化させて長期間、食べることが出来ないだろうか?と色々な製品が誕生していったことなどをご説明頂きました。


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 そして、牛子さんの授業の中で一番肝だと思う場面となりました。

 「牛さんは、いつでも牛乳を出す訳ではないんだよ。赤ちゃん牛を育てるためにお乳を出すんだよ。人は、その子牛の成長のために必要な牛乳を分けて頂いているんだよ。」

 だから、牛乳なんて嫌いとか、残したりしてはいけない。

 この場面で、それまで元気よく牛子さんと掛け合いしていたお子様たちも、シーンと静まりかえり、真剣に聞いていることが伝わってきます。保護者の皆様も同じでした。


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 また、牛乳が体にどのような効果があるのかを学びました。


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 まずは、お子様の骨について。

 この画像を初めてみたときは、衝撃的でした。骨って子供の頃は小さくて、大人になるにつれて大きくなるものだと思っていたのですが、一部の骨は、子供の頃には形成されていなくて、中高生ぐらいになって初めて出来上がる骨もあるんだということです。


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 では、若い人だけが、牛乳を飲んだり、カルシウムの摂取を意識すればよいかというと、それも間違いで、大人になってからも、きちんと摂取しないと骨の密度が変わってしまうということも教えて頂きました。

 他にも色々な学びがあったのですが、ここで少しショートカット。

 続いて調理実習のレポートです。


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 調理の先生も、引き続き牛子さんが担当されました。


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 大人の料理教室では考えられない距離感が、親子料理教室にはあります。


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 今回のレシピは、以下の全3品を作りました。

@カッテージチーズのコールスロー
Aまろやか練乳玉子サンド
Bグラスパフェ


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 牛子さんは、それぞれの食材が、どうして選ばれたか、その特徴を丁寧にご説明されていました。

 例えば、「練乳」。「練乳」は、いちごにかけて食べるためだけのものではありません。

 「練乳」の効果としは、味に深みを増したり、甘味とコクを出す隠し味になったりするそうです。


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 レシピの説明も終わり、いよいよお客様の調理がスタート。

 ゴールデンウィークの楽しい思い出の1つになってくれたと思います。


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 チーズのフィルムを剥がすのに悪戦苦闘のお子様。最初の2枚は、チーズが破けてしまっていましたが、3枚目、4枚目は綺麗に剥がせていました。


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 マヨネーズに練乳を入れたソース。どんな味になるんだろう? ちょっと不安そうですね。


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 お友だちと仲良く調理。

 親子料理教室でよく見られる光景です。


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 上手に出来たみたいです。美味しそう。


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 こちらは、お子様が盛り付けられたグラスパフェ。牛子さんの盛り付けよりも、かなりアクティブ。立体的です。(*^_^*)


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 こちらも、お客様が調理されました。

 撮影させてと許可を求めると、「僕のが美味しそうだから撮影するの?」とお返事が。

 「勿論、その通り」と言って撮影させて頂きました。


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 無事調理も終わり、みんなで「いただきます」の挨拶をして、美味しく頂きました。


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 食事タイムが終わり、解散かと思ったら、最初に学んだことの復習クイズとなりました。


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 フルーツを、どちらが高く盛り付け出来るか競っていたご兄弟も、この時は協力モードになっていました。


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 あっという間に、楽しい時間は過ぎて終わりました。

 また、今年の夏も、ワイズマート親子料理教室が開催されると思います。その時は、店内ポスターの他、ホームページ、ブログ、ツィッター、LINEなどでも、ご案内致しますので、内容を吟味の上、お申し込み下さいませ。


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 最後に、毎回、親子料理教室が終わった後に色々な反省点や、もう少しこうしようみたいなことを振り返るのですが、もっと大切なことは、当日ご参加下さったお客様が楽しまれたかどうかです。

 そのバロメーターの1つが、参加スタッフの笑顔が心からのものであるかどうか。

 撮影した写真を振り返ってみて、成功だったと確信しました。
posted by ワイズマン at 15:54| 千葉 ☁| Comment(0) | 食育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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