2008年02月07日

ブドウ品種の違い

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 ワイズマートのワインセミナー3回目のレポートです。1回目がワインの基礎知識。2回目がワインとお料理の相性。そして3回目のテーマは、ブドウ品種の違いがテーマでした。


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 今回の講師は、株式会社モトックスの春菜さん。お客様のお一人、お一人と話し合うようなスタイルが印象的でした。

 今回のセミナーは、ブドウ品種の違いについて理解することでした。白ワイン、赤ワインのそれぞれが、どのようなブドウ品種から作られているのか。同じ白でもブドウが変わると、酸味やボディがどのように変化するのかといったことをお話下さいました。

 ブドウ品種毎の香りと味わい。例えば、シャルドネでしたら、レモンやライムの柑橘系の香りがするのですが、温暖な産地では、パパイヤ、マンゴーなどのトロピカルフルーツ系の香りがするといった違いなどが説明されていました。


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 実際にティスティングされた白ワインの「レ・タンヌ トラディション ソーヴィニヨン・ブラン」です。ソーヴィニヨン・ブランの特徴は、酸味が強く、基本的に辛口系です。


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 続いてティスティングされたのが、シャルドネで出来たワイン「イル・ラ・フォルジュ シャルドネ」。シャルドネの特徴は、広範囲で栽培されていることから、味わいが幅広く、軽く酸の強いワインから、重々しく酸味のマイルドなものがあります。


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 ここから赤ワインです。「ブルゴーニュ ピノ・ノワール」。
 ピノ・ワールという品種は、渋みはそれほど強くありませんが、酸味が高めです。熟れた木いちごを想わせる果実味と程よいコクが人気です。


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 「レ・タンヌ トラディション カベルネ・ソーヴィニヨン」。
 カベルネ・ソーヴィニヨンという品種は、酸味が比較的高め、タンニンが豊富で重厚なワインを作ります。産地によって、アルコールのボリューム感もことなります。骨格のしっかりした長期熟成型ワインになります。


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 「イル・ラ・フォルジュ シラー」。シラーは、カベルネ・ソーヴィニヨンと双璧の赤ワイン品種です。色濃くスパイシーで長期熟成タイプが多いフランス産と、アルコールが高くボリューム感のたっぷりなオーストラリア産のものがあります。また、気候の違いだけでなく、醸造に使うオーク樽の差が、香りの差となって表れます。


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 ワインはブレンドされたものも多いのですが、今回は、単一品種によるワインをティスティングしていただきました。ワインの切り口も色々とあって奥深いです。


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 今回のセミナーは、良い意味でまったりとした雰囲気で進められたと思います。お客様からのご質問も、幅広いものが寄せられて、楽しかったです。

 それでは、お客様のご感想を一部、ご紹介させていただきます。

●ご感想

・普段 飲み比べをしたことがなかったので、とても新鮮な体験でした。こんなに味が違うものかとおどろきました。今後、購入する際にとても参考になりました。とても楽しかったので、次回も楽しみにしています。

・わきあいあいワインを味わうのは、本当に至福の時です。

・品種による味の差がよく分かっておもしろかった。ワインで(異なるブドウ品種を)ブレンドしているのは知らなかったのでおもしろかった。


・今回は、ワインそのものの味を比べるというテーマで、前回とは違った楽しさがありました。ワインを身近に感じられるようなセミナー。また楽しみにしています!

 有料でもいいですから、また、開催して下さい!!(先着順なので、行きたくてもいけないことがあるので...)


お客様のご要望、リクエストなどございましたらば、今後のセミナーに反映していきたいと考えておりますので、ドシドシ宜しくお願いいたします。
posted by ワイズマン at 11:35| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ワインセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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