2008年03月06日

日本型食生活のススメ

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 2月20日(水)に、第一回のお客様向け食育セミナーが開催されました。

 テーマは、「今、なぜ食育が必要なの?」日本型食生活のススメ。講師は、日本食育コミニュケーション協会 塩路けい子先生でした。


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 少しだけ抜粋して内容を書かせて頂きます。

 生物が生きるためには、食べるということがどれだけ大切なのか。草食動物が植物を食べ、肉食動物が草食動物を食べる。生物が絶滅する理由として、気候などの環境変化もありますが、食べる対象が無くなるということは、生物の死を意味します。

 また、歯の比率をみると、その動物が何を食べているのか分かるそうです。人間の場合、臼歯が16本(6割弱)、門歯が8本(3割弱)、犬歯が4本(1.5割)です。これから分かることは、人の食性は、穀物が60%、植物性が25%、動物性が15%ということです。


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 塩路先生は、このような食に関することをお話しながら、時にお客様の中に入って質問されたり、意見を聞かれたりされます。ゆったりしたテンポの語り口が、お客様からも大変好評でした。


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 日本人の食生活が欧米化が進み、動物性を多くとるように変わってきました。それは、食の海外への依存を増大させ、日本の食糧自給率は39%までに低下しています。

 また、赤ちゃんは、お母さんの体の栄養素からしか、栄養をとれません。お手軽に、安く、時間をかけずに食べられるからではなく、日本人の食文化を見直し、先人達の知恵を大切に受け継いでいきましょうという内容でした。(かなり内容をコンパクトにさせて頂いております。塩路先生、申し訳ございません。)


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 塩路先生の講義は、いつも聞く一方のものではありません。必ず、受講されている方達とのキャッチボールがあります。知らない間に、そのペースに巻きこまれていきます。

次回は、講義後のお食事についてレポートさせて頂きます。
posted by ワイズマン at 10:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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