2008年03月20日

マリーアントワネットも飲んだシャンパーニュ

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 スパークリングワインのワインセミナー、レポート2回目です。

 実際に、ティスティングされた順番でご紹介させて頂きます。尚、ワインの画像をクリックすると、最寄のワイズマートまでお取寄せ出来ますので、気になるスパークリングワインがございましたら、ご注文下さい。


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 ドイツは、たくさんの美しい川と幻想的な古城が、素晴らしい景観を醸し出しています。シャトーの語源はお城ですが、現在では、一般的にワインの醸造所のことを指します。

 ダインハート キャビネットは、ゼクトです。(ゼクトとは、ドイツで造られた20度で3.5気圧以上のスパークリング・ワインのことを呼びます。)

 やや緑がかった淡い黄色で、フローラル系と柑橘系の清々しい香りです。すっきりしていて、食前酒として、また様々な料理にも合います。


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 ラクリマ バッカス レセルヴァ ブリュット。こちらは、スペインの辛口のカヴァです。(カヴァとは、スペインで瓶内二次発酵させたスパークリングワインのことです。)

 ラクリマ は、涙。バッカスは、お酒の神様です。「神様の涙」という意味は、あまりのおいしさに涙したのか、または、このお酒を造るのに涙したのか、どちらでしょう。華やかな果実の香りと繊細な味わいが特徴です。


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 パイパー エドシック ブリュット。このシャンパーニュは、マリリン・モンローが愛飲していたこと、また、カンヌ映画際の公式シャンパンとしても、大変有名です。

 パイパー・エドシック社の創立は、1785年。フランス革命の4年前です。当時、マリー・アントワネットに特製のシャンパンを献上する栄誉に輝きました。そのとき献上されたワインには、宝石がちりばめられており、値段の付けようがないとのことです。

 パイパー エドシック ブリュットは、ピノノワール、シャルドネ、ピノムニエという3種類のぶどう品種をバランスよく混ぜ合わせて造ります。シャルドネ(白ぶどう)のエレガントな味わい、ピノノワール(赤ぶどう)の濃厚なしっかりとした味わい、この2つのぶどうの味のバランスをとるピノムニエ。共生と友愛に満ちたシャンパーニュです。


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 ガンチア アスティ スプマンテ。今回の中で、唯一の甘口で、イタリアの発泡酒です。

 きめの細かい泡立ちと、マスカットの香り。淡いゴールドの色をしています。食前酒として、また食後にデザートとともに飲むワインです。


 今回のセミナーは、4つのティスティングと、それぞれのスパークリングワインに関しての特徴や歴史が語られ、とても分かり易い内容だったのではないでしょうか。

 最後にアサヒビール様提供の「世界銘酒紀行」のDVDが放映されました。

 通常、シャンパンは、色々な年代のワインを使って造りますが、当たり年は、その年のワインだけを使ってヴィンテージのシャンパンを造るとのこと。では、当たり年はどう決まるのか? 太陽、霜、その他色々な要因が重なり、神様だけにしか分からないのかもしれません。

 また、二次発酵の数ヶ月から数年を経て、おいしいシャンパーニュとなることなど、とても、分かり易く、丁寧に作られた番組ですので、是非、ご覧下さい。こちらから、ご覧になれます。
posted by ワイズマン at 10:00| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ワインセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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