
ワインセミナーも、色々なバリエーションが増えてきました。今回は、カクテルのセミナーです。
「カクテル」というと、どんなイメージがありますか?
ショットバーで、バーテンダーがシェーカーを振る。とても特殊な技術が必要で、外で飲むお酒というイメージはございませんか?
今回のセミナーは、そんなイメージを払拭させてくれた内容でした。気軽に作れておしゃれに飲める「おうちカクテル」。自分流に色々とアレンジして新しい発見。
「カクテル」というと、どんなイメージがありますか?
ショットバーで、バーテンダーがシェーカーを振る。とても特殊な技術が必要で、外で飲むお酒というイメージはございませんか?
今回のセミナーは、そんなイメージを払拭させてくれた内容でした。気軽に作れておしゃれに飲める「おうちカクテル」。自分流に色々とアレンジして新しい発見。

写真だけ見ると、理科の実験のように見えますね。(笑)
「おうちカクテル」の作り方は、とっても簡単。
@グラスに氷とリキュールを入れます。
A冷蔵庫のジュースやフルーツをプラスします。
B最後にかき混ぜれば出来上がりです。
「おうちカクテル」の作り方は、とっても簡単。
@グラスに氷とリキュールを入れます。
A冷蔵庫のジュースやフルーツをプラスします。
B最後にかき混ぜれば出来上がりです。

カクテルのティスティングに入る前に、基礎知識のセミナーとなりました。
まず、カクテルの作り方。
●ビルド(Build)
飲用のグラスに直接、氷、酒や副材料を注いでつくる方法。
●シェーク(Shake)
材料と氷をシェーカーに入れて振って作る方法。
急速に材料を冷やし、混ざりにくい材料をすばやく混ぜます。
シェ−クすることで、アルコール度の強い酒のカドをなくしてまろやかな味わいになります。
●ステア(Stir)
材料と氷をミキシング・グラスに入れ、バー・スプーンで手早くかき混ぜる作る方法。
素材の持ち味を生かしたカクテルを作るときに使います。
●ブレンド(Blend)
ブレンダー(ミキサー)を使って、材料を混ぜ合わせる作り方。
フローズン・カクテルをつくる場合や、フレッシュな果実を溶かし込むときに使います。
まず、カクテルの作り方。
●ビルド(Build)
飲用のグラスに直接、氷、酒や副材料を注いでつくる方法。
●シェーク(Shake)
材料と氷をシェーカーに入れて振って作る方法。
急速に材料を冷やし、混ざりにくい材料をすばやく混ぜます。
シェ−クすることで、アルコール度の強い酒のカドをなくしてまろやかな味わいになります。
●ステア(Stir)
材料と氷をミキシング・グラスに入れ、バー・スプーンで手早くかき混ぜる作る方法。
素材の持ち味を生かしたカクテルを作るときに使います。
●ブレンド(Blend)
ブレンダー(ミキサー)を使って、材料を混ぜ合わせる作り方。
フローズン・カクテルをつくる場合や、フレッシュな果実を溶かし込むときに使います。

続いてセミナーでは、スピリッツ「蒸留酒」についての説明がされました。
本来、ウイスキーもブランデーも、スピリッツの一種なのですが、日本の酒税法では、ウイスキー、ブランデー、焼酎などを除くエキス分が2度未満の蒸留酒のことを意味するそうです。
スピリッツは、大きく4つに分類されます。
本来、ウイスキーもブランデーも、スピリッツの一種なのですが、日本の酒税法では、ウイスキー、ブランデー、焼酎などを除くエキス分が2度未満の蒸留酒のことを意味するそうです。
スピリッツは、大きく4つに分類されます。

●ジン
ジンの生まれ故郷は、オランダ。アルコール液にジュニパー・ベリー(杜松の実)を浸漬、蒸留して、薬酒として開発したのが起源です。原料は、とうもろこし、大麦、ライ麦など。味わいの特徴は、無色透明、香り高い、切れ味が鋭いです。
●ウォッカ
かつてロシアでは、歴代の皇帝や宮廷に仕える上流貴族階級だけが飲むことを許されていた特別のお酒でした。ウオッカという名称は「ズイーズナヤ・ヴァーダー(生命の水)」で、それがヴァダ(水)に短縮され、愛称形のウオッカ(ヴォートカ)に変わったものといわれています。昔はライ麦が主原料でしたが、18世紀後半あたりから、大麦や小麦、アメリカ大陸からもたらされたとうもろこし、じゃがいもなども使われるようになりました。他のお酒よりもニュートラルで、ライトな味わいの中に微妙なすっきり感とまろやかさが残ります。
●ラム
サトウキビ(甘蔗)を原料とします。その飲み口の強さから、かつて海賊の酒ともいわれ、ほとんどがストレートで飲まれていました。長い船旅の栄養不足を補う英国海軍の御用達品で、乗組員はグロッグ(Grog)と呼んで愛飲しており、飲み過ぎて「グロッキー」というのは、このグロッグからきています。
西インド諸島がコロンブスによって発見されたのが1492年。この強い酒をはじめて飲んだ原住民たちは、酔って興奮(当時の英語でrumbullion:ランバリオン)しました。このランバリオンの語頭が残ってラムという酒名になったといわれています。全体的に甘い香りが特徴です。
●テキーラ
メキシコの特産酒です。
原料は竜舌蘭、アロエを大きくしたような形の根生植物。アガペ・アスール・テキラーナの根茎を使います。語源は、産地の名前(テキーラ村)に由来。野性的な青っぽい香りが特徴です。
ジンの生まれ故郷は、オランダ。アルコール液にジュニパー・ベリー(杜松の実)を浸漬、蒸留して、薬酒として開発したのが起源です。原料は、とうもろこし、大麦、ライ麦など。味わいの特徴は、無色透明、香り高い、切れ味が鋭いです。
●ウォッカ
かつてロシアでは、歴代の皇帝や宮廷に仕える上流貴族階級だけが飲むことを許されていた特別のお酒でした。ウオッカという名称は「ズイーズナヤ・ヴァーダー(生命の水)」で、それがヴァダ(水)に短縮され、愛称形のウオッカ(ヴォートカ)に変わったものといわれています。昔はライ麦が主原料でしたが、18世紀後半あたりから、大麦や小麦、アメリカ大陸からもたらされたとうもろこし、じゃがいもなども使われるようになりました。他のお酒よりもニュートラルで、ライトな味わいの中に微妙なすっきり感とまろやかさが残ります。
●ラム
サトウキビ(甘蔗)を原料とします。その飲み口の強さから、かつて海賊の酒ともいわれ、ほとんどがストレートで飲まれていました。長い船旅の栄養不足を補う英国海軍の御用達品で、乗組員はグロッグ(Grog)と呼んで愛飲しており、飲み過ぎて「グロッキー」というのは、このグロッグからきています。
西インド諸島がコロンブスによって発見されたのが1492年。この強い酒をはじめて飲んだ原住民たちは、酔って興奮(当時の英語でrumbullion:ランバリオン)しました。このランバリオンの語頭が残ってラムという酒名になったといわれています。全体的に甘い香りが特徴です。
●テキーラ
メキシコの特産酒です。
原料は竜舌蘭、アロエを大きくしたような形の根生植物。アガペ・アスール・テキラーナの根茎を使います。語源は、産地の名前(テキーラ村)に由来。野性的な青っぽい香りが特徴です。

続いては、リキュールについて。
リキュールとは、スピリッツ(蒸留酒)に薬草や果実などの香味成分を加え、別の味わいと香りや色に仕上げた酒の総称です。植物性成分を用いたものが多いですが、動物系の乳、卵などを利用したものもあります。
リキュールの語源は、ラテン語の「液体」という意味を持つ(liquor)と「溶けこませる」という意味を持つリケファケレ(liquefacere)の2つの説があります。
ヨーロッパの上流階級の婦人たちに愛飲され、彼女たちは、身につける衣装や宝石の色と、手にもつグラスの中のリキュールの色をコーディネートして楽しみました。メーカー側でも着色の方法をさまざまに工夫し、色彩の美しいリキュールを競って開発するようになりました。リキュールが「液体の宝石」という異名をもつようになったゆえんです。
次回は、実際のティスティング結果をレポートします。参加されたお客様のアンケート結果から、お勧めカクテルを発表します。
リキュールとは、スピリッツ(蒸留酒)に薬草や果実などの香味成分を加え、別の味わいと香りや色に仕上げた酒の総称です。植物性成分を用いたものが多いですが、動物系の乳、卵などを利用したものもあります。
リキュールの語源は、ラテン語の「液体」という意味を持つ(liquor)と「溶けこませる」という意味を持つリケファケレ(liquefacere)の2つの説があります。
ヨーロッパの上流階級の婦人たちに愛飲され、彼女たちは、身につける衣装や宝石の色と、手にもつグラスの中のリキュールの色をコーディネートして楽しみました。メーカー側でも着色の方法をさまざまに工夫し、色彩の美しいリキュールを競って開発するようになりました。リキュールが「液体の宝石」という異名をもつようになったゆえんです。
次回は、実際のティスティング結果をレポートします。参加されたお客様のアンケート結果から、お勧めカクテルを発表します。