2008年04月11日

各国白ワイン飲み比べ

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 今回のワインセミナーは、各国の白ワイン特集でした。

 ワインの区分、種類、製造方法の違いについてのご説明がありましたは、こちらは、過去のセミナー内容と重複しますので、今回のレポートからは、割愛させて頂きます。


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 今回のセミナーのキーワードは、「ワインの個性(味わい)は、4つの条件で決まる」です。

 その4つの条件とは...

 @ブドウ品種

 A気候
   太陽の恵み(日照量)の多い、少ない

   冷涼な気候の産地 → すっきりと繊細な味わい
   温暖な気候の産地 → ボリュームたっぷりな味わい


 Bつくり手
   ブドウの栽培方法、収穫のタイミング、醸造方法の違い

 C土壌
   畑の土壌の性質(石灰質、粘土質、砂礫質など)

 です。

 それでは、早速、ティスティングされたワインについて、詳細にレビューしていきたいと思います。(全てのワインは、ワインズマートでお買い求め頂きます。気にいられたワインの画像をクリックして下さい。)


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 フレシネ コルドン・ネグロ

 生産国:スペイン

 ブラックボトルがトレードマークのフレシネの顔ともいえるアイテム。グリーンがかった淡い黄色。弾ける泡立ち、レモンやシトラスのようなクリーンでキリッとした酸味のドライな口当たり。どんな食事にも合う本格派。特に和食との相性は抜群です。12℃で低温発酵させたブレンド比率の高いパレリャダは透明感のある華やかな風味を持ち、キレのある酸味にアクセントを添えています。

 フレシネは、シャンパンと同じ瓶内二次発酵製法によるスペイン産のスパークリングワイン(カヴァ)です。シャンパーニュと比較すると、お買い得な値段となっています。


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 ファルケンベルク リープフラウミルヒ マドンナ

 生産国:ドイツ

 聖母教会で修道僧たちが作っていた大変美味しいワイン、リープフラウミルヒ(聖母の乳)。次第にその名を真似たワインが次々と現れたので、本家のものには聖母像にちなんで<マドンナ>という呼称を加え、区別するようになりました。

 マドンナの魅力は、やさしく、ふっくらした果実のような味わいです。 爽やかなナシや熟したリンゴ、またレモンやライムを思わせる豊かな果実香が立ちのぼります。 皆様から愛されるその特長は活かし、更に香りを華やかに、よりリッチでフルーティな味わいを完成させました。この絶妙な酸味と甘味のバランスこそが、マドンナが追い求めてきた理想の味わいです。
フルーティでありながら、すっきりとしたおいしさの「マドンナ」は、和食との相性はもちろんのこと、スパイシーなエスニック料理や中華とも、抜群の相性です!そのやわらかい味わいは、冷やしてお飲みいただくとさらに際立ちます。
いつもの食卓で、また、うれしいことがあった日のちょっと特別なお食事に、きりりと冷やした「マドンナ」で、幸せなひとときをお楽しみください。

 1908年にドイツ・ライン地方で誕生、今年、生誕100周年を迎え、4月1日よりデザインがリニューアルされました。


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 ビニャ マイポ ソービニヨン・ブラン

 生産国:チリ

 チリで太陽の恵みを受けて育ったぶどうでつくった、凝縮した果実感のあるフルーティなワインです。桃やリングを思わせる爽やかな酸味が心地よい白ワインです。

 チリは、太平洋から寒い風が吹き込み、内陸は暑い気候のため、昼は暖かく、夜は涼しい地中海型気候で、ぶどう栽培に適した土壌・風土になっています。


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 トーレス ビニャ エスメラルダ

 生産国:スペイン
 
 白ワイン用ぶどうの中で最もフルーティな品種として知られるマスカット系ぶどう(モスカテル)とゲヴェルツトラミネールから生まれた、バラの花や柑橘類を思わせる美しい香りが魅力です。爽やかな酸味とすっきりした後味をお楽しみいただけます。ヴィニャとはぶどう園、エスメラルダとはエメラルドの意味です。

 ティスティングされたお客様からも、まるでお花を飲んでいるようなとのご感想を頂いておりました。ライチという表現が合っていると思います。


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 バロン ド レスタック ボルドー 白

 生産国:フランス

 おだやかな酸とセミヨン種ならではの厚みとにささえられたオーク樽熟成によるバニラ香の調和のとれた白ワインです。

 ”LESTAC”とは、カステル”CASTEL”の社名のアルファベットを逆さから読んで命名された、まさに社命をかけたボルドーワイン。


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 ウィリアム フェーブル シャブリ

 生産国:フランス

 キンメリジャンと呼ばれる、シャブリ特有の貝殻の化石混じりの土壌からくる豊かなミネラル感が特徴。フレッシュで心地よい酸味、和食との相性が抜群です。

 フレッシュな柑橘系の香り、キレのある酸味が際立った、軽快で心地よい辛口の白ワイン。スタンダードなシャブリでありながら、ミネラル感やしっかりとしたボディを備えており、シャブリ本来の魅力が充分に楽しめる、コストパフォーマンスに優れた1本です。

 シャブリでは、数軒しかない手摘み収穫にこだわり、収穫を制限し、クリーンで凝縮した果汁を使用。「樽で発酵、ステンレスタンクで成熟させる」というポリシーで醸造されています。
posted by ワイズマン at 10:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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