
今回のワインセミナーは、国産ワインのワイナリー勝沼醸造様のブランド「アルガーノ」のティスティングでした。ワインセミナー最多の9本のティスティングです。

こちらが、講師の有賀さんです。
何て言えばいいのでしょう。
全てのワインセミナーを受講してきましたが、有賀さんのお人柄とでもいいましょうか。今までの中で、一番、ワインに対しての情熱とこだわり、そしてワインに対しての優しさみたいなものが伝わってきました。実際、僕と同じように感じたお客様が多くいらっしゃったようで、アンケートにも以下のように書かれています。
・先生の情熱がとても伝わりました
・熱意がとても伝わってきた
・特に甲州ワインのおいしさ、楽しさをお話されている時は、熱がこもっていてよかったです
・本音の話が聞けた
・日本のワインを広めよう、伝えようのハートが良い
・勝沼醸造さんのことについて詳しくわかって良かったです。会社のポリシーとか...
この他にも、ご説明が分かりやすかったとの感想がたくさんあったのですが、今までのセミナーで、「ハート」とか「熱意」とかいう言葉が書かれたことはありません。それだけ、有賀さんの思いが、皆さんに十分、伝わったのだと思います。
ちょっと変わった出だしとなってしまいましたが、勝沼醸造様のレポート1回目は、ワインに対するこだわりと工夫についてレポート致します。
何て言えばいいのでしょう。
全てのワインセミナーを受講してきましたが、有賀さんのお人柄とでもいいましょうか。今までの中で、一番、ワインに対しての情熱とこだわり、そしてワインに対しての優しさみたいなものが伝わってきました。実際、僕と同じように感じたお客様が多くいらっしゃったようで、アンケートにも以下のように書かれています。
・先生の情熱がとても伝わりました
・熱意がとても伝わってきた
・特に甲州ワインのおいしさ、楽しさをお話されている時は、熱がこもっていてよかったです
・本音の話が聞けた
・日本のワインを広めよう、伝えようのハートが良い
・勝沼醸造さんのことについて詳しくわかって良かったです。会社のポリシーとか...
この他にも、ご説明が分かりやすかったとの感想がたくさんあったのですが、今までのセミナーで、「ハート」とか「熱意」とかいう言葉が書かれたことはありません。それだけ、有賀さんの思いが、皆さんに十分、伝わったのだと思います。
ちょっと変わった出だしとなってしまいましたが、勝沼醸造様のレポート1回目は、ワインに対するこだわりと工夫についてレポート致します。

いきなり本題です。勝沼醸造様のワインに対する考えは、上記の通りです。
「ワインは、産地の風土性を楽しむもの」
日本の風土で、日本固有の甲州ぶどうを使って、どうやったら世界に通用するワインが作れるか、また、日本で生まれたワインだから和食との相性が合って当たり前。そういったポリシーのもと、甲州ぶとうの白ワインに特化したチャレンジが始まります。
「ワインは、産地の風土性を楽しむもの」
日本の風土で、日本固有の甲州ぶどうを使って、どうやったら世界に通用するワインが作れるか、また、日本で生まれたワインだから和食との相性が合って当たり前。そういったポリシーのもと、甲州ぶとうの白ワインに特化したチャレンジが始まります。

まず最初に、勝沼という土地柄についてご説明します。

甲府盆地東の扇状地に位置する勝沼。

盆地ということもあって、昼と夜の寒暖の差が激しい土地柄です。

一つ一つのぶどう畑は、とても小さいそうです。そのため、世界一高い農業コストにも繋がっています。このコストを肯定化するためには、量より質のプレミアムワイン作りを追求する必要があります。

ただ、残念なことに、ワインと言えばフランスとの意識が浸透しているのでしょうか。国内需要は低いそうです。そこで、勝沼醸造様は、まず、海外に日本のワインを広め、そこで評価されることで、国内でも評価されるようになることを考えました。

そのためにも、日本固有のぶどう、甲州で勝負することに意味があるのだと思います。
ただ、甲州には一つ問題がありました。それは、他のぶどう品種と比べて味がうすいということです。味が薄いということは、樽に負けてしまうので、樽での熟成が出来ないということを意味します。
どうやってこの問題を克服したのか。それは、次のような製法でした。
まず、果汁エキスをステンレスに入れて凍らせます。凍った部分のみを捨て、残った部分を使うのです。オレンジジュースなどを凍らせた時に味の濃い部分と、氷だけの部分に分かれるのと同じですね。
こうすることで、樽に負けない濃厚なワインが完成しました。
次回は、こうして作られた甲州ぶどうのアルガーノシリーズについて、レポートしたいと思います。
ただ、甲州には一つ問題がありました。それは、他のぶどう品種と比べて味がうすいということです。味が薄いということは、樽に負けてしまうので、樽での熟成が出来ないということを意味します。
どうやってこの問題を克服したのか。それは、次のような製法でした。
まず、果汁エキスをステンレスに入れて凍らせます。凍った部分のみを捨て、残った部分を使うのです。オレンジジュースなどを凍らせた時に味の濃い部分と、氷だけの部分に分かれるのと同じですね。
こうすることで、樽に負けない濃厚なワインが完成しました。
次回は、こうして作られた甲州ぶどうのアルガーノシリーズについて、レポートしたいと思います。