2008年04月18日

さらばメタボリックシンドローム

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 4月16日(水)、ワイズマートの第二回お客様向け食育セミナーが開催されました。今回のタイトルは「〜日本型食生活のススメ〜さらばメタボリックシンドローム」です。


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 講師は、ワイズマートの食育コミニュケーターさん達のカリスマ的存在でいらっしゃる、日本食育コミニュケーション協会 塩路けい子先生です。


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 セミナーは、次の流れで進行しました。

 1.メタボリックシンドロームってなぁに?

 2.メタボリックシンドロームの診断基準

 3.メタボを防ぐ生活習慣5つのポイント


 この流れに沿ってレポート致します。(一部、ワイズマンが追加させて頂いた内容も含まれます。)

※上の写真はお腹まわりを測るメジャーとBMI値を簡単に求められるスケールが一体となったものです。


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 お腹まわりが男性は85cm以上、女性は90cm以上の場合、メタボリックシンドロームの危険性があるとされています。但し、これはあくまで目安でしかありません。

 人の食生活は、密接に環境、つまり土地に関係しています。昔の日本は、魚介類、穀物類中心の食生活でした。そして現在の欧米化が進んだ食生活。ガラッと変わった食生活を続けていると、体に合わない人が出てきます。代謝が上手く出来ないのです。

 メタボリックシンドローム(以下、「メタボ」と省略)を直訳すると「代謝症候群」となります。これを意訳すると「内臓脂肪症候群」(肥満)となります。

 脂肪には、「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2つがあります。それぞれの特徴は...

 <皮下脂肪>
  ・皮膚のすぐ下についている
  ・洋梨体型になる
  ・エネルギーとしては、定期預金みたいなもの
   (必要な時に消費するためのエネルギーとなる)

 <内臓脂肪>
  ・内臓の外まわりについている
  ・リンゴ体型になる
  ・エネルギーとしては、普通預金みたいなもの
   (溜まってしまってはいけない)


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 どうしてメタボになるのでしょう?

 原因は、食べ過ぎで動かないことにあります。今までの人類の歴史を24時間で表すと、23時59分までは、飢えとの戦いの歴史でした。

 20代と比べて体重が増えている人は、その増加分が腰、背骨等への負担となるだけでなく、代謝が悪くなることで、血液の質が悪くなり、どんどん血管が傷つけられていきます。

 胴まわり+3項目(高脂血症、高血圧、高血糖(糖尿病))のうち、2つ以上に該当するとメタボと言われています。血管が傷つけられていくと、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中へとどんどん悪化は進行します。

 そこで、そうならないように注意が必要なのですが、適正な体重の基準値としては、BMI(ボディーマスインデックス)があります。

 BMI値 = 体重(kg)/身長(m)2 です。
BMI指数の標準値は22.0です。
 これは統計的にみていちばん病気にかかりにくい体型で、標準から離れるほど有病率は高くなります。

 ●BMI値
  ------------- -----------
  18.5未満    やせ
  18.5〜25未満  標準
  25〜30未満   肥満
  30以上     高度肥満 
  ------------- -----------

 BMI値が35以上の場合、5〜10%体重を減らして下さい。但し、体重を減らすのもゆっくり。急激な減量は、負荷が大きくて危険です。

 次回は、メタボを防ぐポイントについてレポートします。
posted by ワイズマン at 15:09| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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