2008年05月12日

トンネルを利用したワインセラー

 勝沼醸造様のレポート第4弾です。

 今回は、瓶詰めされたワインが貯蔵されている場所。「勝沼トンネルワインカーヴ」のご紹介です。


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 上の写真が、「勝沼トンネルワインカーヴ」の入り口になります。

 明治36年。中央本線の開通は、勝沼地域に革命的な変化をもたらしました。東京まで馬の背で6日かかっていたのが、わずか半日で届くようになりました。そのお蔭で、生のぶどうを直接東京に届けられるようになったので、農家は競ってぶどうを栽培、山梨がぶどうの名産地となるきっかけになりました。
 ところが、中央本線の時間短縮化などの新トンネル建設に伴い、平成9年、廃止されることになりました。平成17年に東日本旅客鉄道株式会社より、旧勝沼町に無償で譲渡され、ワインカーヴ(貯蔵庫)として生まれ変わったのが現在の姿です。


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 こちらが、「勝沼トンネルカーヴ」の向い側です。


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 全長1,105.7m、高さ4.9m、幅3.6mの坑内には貯蔵ラックが置かれ、手前200mは個人用、奥900mはワイナリー各社のセラーとなっています。


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 訪れた時のトンネル内の湿度は、70%以上、気温が12℃ぐらいでした。レンガの壁の表面を見ると、カビがはえていることから、湿度がかなり高い状態であることが窺えました。また、見学している時は、照明がついていましたが、普段は消されているそうです。


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 上の写真は、トンネル内におかれているラックです。個人で幾つも契約されている方もいらしてワイン通の方にとっては、とても重要なスペースであることが伝わってきました。勝沼醸造様のワインも、一番奥に保管され、出荷の時を待っています。


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 偶然、訪問した時に、勝沼醸造様のワインの出荷作業がされていました。出口付近にずらっと並んでいました。


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 横移動も可能なフォークリフトで出荷されていました。

 次回は、レポート最終回です。勝沼醸造様の直営レストラン「風(ヴァン)」についてご紹介させて頂きます。わさび醤油でいただく特撰和牛ローストビーフは絶品でした。お楽しみに。
posted by ワイズマン at 10:00| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 産地視察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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