2008年05月13日

ワイナリー直営レストラン「風」

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 勝沼醸造様のレポートも今回で最終回となります。

 個人的には、一番愉しみにしていた勝沼醸造様の直営レストラン「風(ヴァン)」をご紹介致します。


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 (上の写真は、レストランの外観です)

 ワインセミナーでもありましたが、ワイナリーが直営しているレストランは、二つの使命を持ちます。一つは、お料理がおいしいこと。これはレストランとして当たり前のことですが、もう一つが難しい。それは、ワインがおいしい料理であること。つまり、お互いの良さを打ち消しあってはいけません。


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 上の写真は、レストランの店内です。とても天井が高いなぁ〜と思いました。それもその筈、大浦天主堂を模してデザインされたそうです。


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 テーブル脇の窓からは、ぶどう畑が見えます。ぶどうが生っている時期は、きれいでしょうね。

 今回頂いたお食事のコースは、平山さんが選んで下さいました。頂いたワインも全て白ワインです。


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 前菜です。そして一番最初に頂いたワインは、「アルガブランカ ブリリャンテ」 甲州種ぶどうのスーパークリングワインです。


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 一本一本のびんの中でぶどうをワインにすることにより、醗酵で生ずる二酸化炭素をびん内に閉じ込めたものです。甲州ぶどうの優しさと弾ける爽やかさがあります。


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 スパークリングの白い泡が絶えることなく続きます。レストラン「風」では、全てリーデル社のワイングラスを使用しています。「香り」、「味わい」、ワインの良さを最大限に引き出すグラスだけあって、スパークリングワインの泡が本当に途絶えないのには、正直びっくりしました。(以前ワインセミナーでスパークリングのティスティングしたときには、入れて直ぐに泡が消えていましたので)

 また、この「アルガブランカ ブリリャンテ」を飲んだ瞬間、甲州種ぶどう のポテンシャルの高さを痛感しました。


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 続いてスープ。このときは、「アルガーノ クラッシック」が出されました。平山さんも、普段のお食事では、愛飲されているワインだそうです。


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 「アルガーノ クラッシック」は良い意味であまり主張をしないワインです。食事と合わせて飲むことを考えられたワインで、お値段もお手頃で、ワイズマートでも1番人気となっています。


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 そしてメインディッシュの特選和牛ローストビーフです。このローストビーフがお目当てで、レストラン「風」のリピーターとなられているお客様も大勢いらっしゃるそうです。

 厳選した黒毛和牛を程よく熟成させると、肉はルビーのように赤く輝きを増します。充分に旨みを引き出された肉が、ベテランシェフの絶妙な焼き加減で、香ばしく香り高い味わいを醸し出します。また、添えられているハーブ野菜も無農薬有機栽培のものです。

 ローストビーフは、2つの異なる焼き加減のものが並び、塩または、わさびと醤油で頂きます。最初に食べ方を平山さんが伝授して下さいました。1枚のロースビーフに山盛りにわさびを盛ります。次にくるっとわさびを包み、醤油につけて食べるだけ。しかし、こんなにわさびをのせて大丈夫なの?と思える量でしたが、騙されたと思ってこんもり盛って食べました。するとどうでしょう。わさびが新鮮だからでしょうか?全くツンとすることもなく、まるで刺身のトロを食べているような感覚でした。リピーターのお客様が多いのも頷けます。肉の旨味や脂の甘味が強い良質な牛肉で出来たローストビーフだからかもしれません。


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 このとき同時に出されたワインは、「アルガーノ 甲州樽発酵」。甲州種のなかから、厳選した葡萄を優しく搾り、補糖や補酸を一切せずにオーク樽の中で発酵・熟成させ、複雑な味わいと香りを持つワイン。

 良く魚には白ワイン、肉には赤ワインと言われていますが、ベリンジャー様のワインセミナーでも、そんなことはありませんと解説されていました。その理論を実証しているレストランが日本にもあって、しかも同じワイナリー直営のレストランであるということが不思議で嬉しくなりました。


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 そして締めくくりは、デザートです。紅茶のシフォンケーキ、チョコ、アイスなど。


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 このとき頂いたワインは、「アルガーノ 甲州 ドゥー」。葡萄本来の甘さを大切に、さっぱりとした甘口に醸造されているワインです。でも、ただ甘いだけでは飽きてしまいます。この「アルガーノ 甲州 ドゥー」には、きちんと酸が効いています。だからこそ、ワイズマートでもリピーターが多いワインです。1度飲まれると、この「アルガーノ 甲州 ドゥー」はハマると思います。

 今回、勝沼醸造様を訪問させて頂いて、改めて勝沼に対しての、そして甲州種ぶどうに対しての熱意を感じました。また、熱意だけでなく、それがレストラン「風」の中で、料理との相性として実証されていることに大変、驚かされます。甲州種ぶどうのポテンシャルの高さ、また、これから「イセハラ」を越えるテロワールが生まれるかもしれません。

 益々、勝沼醸造様の甲州種ぶどうワイン。「アルガーノ」と「アルガブランカ」シリーズから目が離せません。
posted by ワイズマン at 10:00| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 産地視察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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