2008年06月04日

リーデル その2

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 リーデルのワイングラスのレポート2回目です。

 前回のレポートで書き忘れていたことを最初にご説明致します。リーデルグラス「シャルドネ」のワイングラスの大きさ(容積)は、実は、ワイン1本まるまるが注げる大きさです。(750mlの水が、注がれる姿に皆さん驚かれていました)

 では、どれぐらいの量を注げば、一番おいしく飲めるのか。それは、ワイングラスの一番太いところから1cm下の位置まで、注いで下さいということでした。(上の写真の位置です。)


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 それでは、ティスティンググラスの続きです。まずは、ヴィノム Ref.No 6416/7 「ブルゴーニュ」です。(「」付きは、前回のレポート同様、リーデルグラスを示すものとします。)

 「ブルゴーニュ」と「シャルドネ」は、実は卵の形状が一緒です。違いは、「ブルゴーニュ」の方が「シャルドネ」よりも2cm高さが高い。つまり長くなっています。

 フランスのブルゴーニュ地方が代表的な産地の黒ぶどうと言えば、ピノ・ノワールがあります。このぶどうで造られるワインは、渋味が控えめで酸味や糖度が高いです。つまり、「ソーヴィニョン・ブラン」と同じようにワインを勢いよく流すことで、舌の横に拡がらないようにする必要があります。卵の形は「シャルドネ」と一緒でも、長さが長い分、飲むときに見上げるような格好となります。


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 庄司さんが、「ブルゴーニュ」を使うときの舌の角度を、ジェスチャーで表現されています。両手のひらを、舌だと想像して下さい。

 「ブルゴーニュ」は、タンニンが中程度で、酸味のしっかりとした、ミディアムボディタイプの赤ワインを中心にお使いいただけるグラスです。700ml におよぶ大きなボウル空間によって、赤い果実を思わせる、芳醇で複雑な香りを十分にひらかせることができます。すぼまった飲み口は、ワインを甘味に敏感な舌の前部に導き、たっぷりと果実味を感じることで、豊かな酸味とのバランスをとっています。



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 最後は、ヴィノム Ref.No 6416/0 「ボルドー」です。ボルドー地方の赤ワインに代表されるような、渋味の強くて濃厚な果実味をもつ「フルボディ・タイプ」の赤ワインに最適なグラスです。白ワイン用の「シャルドネ」と同じように酸味を感じさせることでバランスをとるグラスです。、そうです。もうお分かりですね。ゆっくり流れることで、舌の両側にワインが拡がるようにします。


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 顔が見上げることなく、水平のままワインが飲める形をしています。そうすることで、ワインがもつ豊かなボディーと余韻の長さを堪能出来ます。叉、この形状は、深く官能的な香りをひらかせ、しなやかで柔らかい味わいをもたらします。

 次回は、リーデルグラスの取り扱いの注意点と、今回グラスティスティングで使用したワインについてご紹介致します。


posted by ワイズマン at 10:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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