2008年11月23日

最多リクエストのワインセミナー

2008100201.jpg

 10月2日のワインセミナーは、「カリフォルニアワインと和食の相性」でした。

 過去にも人気の高いセミナーは、2回開催されたことはありますが、3回開催されたのはこのセミナーだけです。

 講師は、もうお馴染みの古本さんです。


2008100202.jpg

 上の写真に表示されている味覚とワインのバランスシートチャート。このセミナーを受講されたお客様は、セミナー終了以降も、このチャートの理論を基に、ご自身でワインとお料理の相性を的確に理解出来るようになります。


2008100203.jpg

 今回は、浦安本店で販売されているデリカのお惣菜もご試食頂きながら、ワインとの相性を再確認して頂きました。


2008100206.jpg

 今回も、ほぼ満員でした。皆さん、古本さんのご説明を、ご自身の舌で体感しながら、とても良く理解されていました。


2008100205.jpg

 それでは、お客様アンケートから一部、抜粋してご紹介致します。

・表現の仕方が分かり易かった。難しくなくて、すっと入る感じで納得出来ました。
 お酒は日頃、ビールの方を飲んでいるので、特別なことだけでなく、日常でも食事にあわせることができるんだと思いました。

・実験のようで楽しく、堅苦しくなかったので大変良かったです。

・今まで「魚は白」「肉は赤」と思っていましたが、今日のセミナーで自分の味覚を信じて、ワインと料理を合わせてみようと思いました。

・主婦にとっては、とっても参考になりました。いつも銘、産地で選んでいましたが、料理と合わせない事も多く、何を選んで良いのか分からなかったので"ナゾ"が解けました。
 料理、お酒、食が大好きなので、今後もこのようなセミナーを沢山希望します。

・ワインと食べ物のマリアージュの意識が変わりました!
 ワインとのマリアージュって自分が考えていたよりもシンプルで簡単なんだなぁということが良く分かりました。楽しくて、これからのワイン生活、変わると思います。本当にありがとうございました。

・味のバランスがとれているとワインの味が変わらないことが分かりました。肉に赤ワイン、魚に白ワインという考えは間違いなんですね。ころからは、味付けによって、ワインを選んでいきたいと思います。とても勉強になりました。

・実験のようでとても面白かったです。ワインと料理というか、味付けの関係がわかって今後に活かせそうです。ワインの楽しみが深まりそうです。ありがとうございました。

・食材によってワインを選ぶのではなく、味付けによってワインを選ぶ。勉強になりました。もっとワインの奥を知りたくなりました。

・前知識を必要とせず、当日の経験だけで理解できることが良かった。大変洗練されたプログラムで、無駄がなく、分かり易かったです。

・こんなに分かり易い碓井件セミナーは初めてで、自分の口の中に新しい世界を感じられた気がします。ワインは食事と一緒に楽しみたいという気持ちが強いので、これからとてもよいガイド役がついた!って気がします。
posted by ワイズマン at 13:17| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月10日

ロースマウント ワインセミナー その2

2008092509.jpg

 ローズマウント ワインセミナーのレポートその2です。

 今回は、「ワインとチーズの相性」についてレポート致します。

 上の写真は、カマンベール、ハードチーズ、ブルーチーズといった色々なチーズと、リンゴです。


2008092510.jpg


 当日は、アレックスさんから、大変細やかなチーズについてのご説明がありました。例えば、英国のチェダーチーズは、チーズの中に含まれる水分を吐き出していくことで、塩分を高める作り方をしていますとか...。

 (ここでチーズについてご説明すると長くなってしまいますので、今回は、割愛させて頂きます。チーズにつきましては、チーズセミナーのレポートがございますので、そちらをご覧下さい。

 チーズセミナーその1 チーズセミナーその2)


2008092501.jpg

 さて、ここからが本題です。今回は、赤3本、白3本の計6本のワインをティスティングして頂きました。その6本のワインを、味わいの違いで分かり易くしたのが以下の図です。


2008092504.jpg

 図は、熟成度の違い(フルボディー、ライトボディー)、辛口か甘口なのかの違いによって分類されています。それぞれの色付きの範囲は、そのワインが持つティストの範囲を示します。

 (番号とワインの対応は以下の通りです)

 @ ダイヤモンド カベルネ・ソーベニョン
 A カベルネ・メルロー
 B ダイヤモンド シャルドネ
 C ライクロフト シラーズ
 D ライクロフト シャルドネ
 E セミヨン・シャルドネ


2008092521.jpg

 次にこのグラフをご覧下さい。

 これは、ワインの味わいを分解し、グラフ化したものです。ワインの味わいを、「塩分」「旨味」「酸味」「糖分」といった4つに分類します。そして各々の分類(例えば「塩分」)が、どのような要素でどれぐらいの割合で構成されているかを示しています。

 上のグラフ(ライトボディーの白ワイン)を例に「塩分」に着目してみると、塩分を構成している要素は、酸味20%強、甘み50%、果実味30%弱となっていることが分かります。

 それでは、フルボディーの白の「塩分」はどうでしょうか?(白でフルボディー、ライトボディーといった使い方は、あまりしないかもしれませんが、説明の都合上、ご容赦下さい。)


2008092520.jpg

 フルボディーの白の場合、「塩分」に着目してみると、果実味40%強、甘み30%、酸味25%、苦味3%ぐらいになっています。

 ライトボディーと比べると果実味が増え、その分、甘みが減っています。また、酸味も若干増えていますが、熟成が進んでいる分、苦味の要素が入ってきます。

 「塩分」以外の「旨味」、「酸味」、「糖分」についてはより多くの苦味成分が影響していることがライトボディーの白と比べると分かります。


2008092519.jpg

 続いては、赤ミディアムボディーのグラフです。下の赤フルボディーのグラフと比較してご覧下さい。


2008092518.jpg

 そして結論です。
 ベリンジャーのセミナーでの、「食事との相性」と共通しています。

 ワインの重さとお料理の重さ(濃厚な味か、淡白な味かの意)をバランス良くしないと、ワインと料理、いずれか一方が勝ってしまいバランスが崩れるというものでした。

 チーズの場合も同じで、チーズの持つ個性とワインの個性が同じベクトルを向いていないとチグハグになってしまうということです。ですから、旨味成分の多いカマンベールチーズには、同様に旨味成分の多い白のライトボディーのワインが似合うということなのです。


2008092511.jpg

 この図は、アレックスさんが、ローズマウントのティスティング頂いたワインと色々なチーズの相性をマッピングしたものです。

 勿論、個人個人によって味覚は異なりますので、必ずしもこれが正解ではないのですが、漠然と相性を模索するのではなく、理論に基づいて実践すると、その違いが良く理解出来ると思います。


2008092507.jpg

 また、直接セミナーとは関係ないのですが、スタフドオリーブ(グリーンオリーブの種を取り除き、中にピ赤ピーマンを詰めたもの)を、ご試食頂いたのですが、ワインとの相性もぴったりで、お客様からも大変、ご好評を頂いておりました。


2008092508.jpg

 このような瓶(140g入)に入って300〜400円ぐらいですので、是非、お買い求め下さい。

 それでは、当日、ティスティング頂いたワインをご紹介致します。こちらでご紹介するワインは、全てお買い求め頂けます。各ワインの画像、もしくはワイン名のリンクからお買い求め下さい。


2008092508.jpg


【VT】      2006
【産地/生産者】  南東オーストラリア
【規格】      750ml
【タイプ】     白辛口

品種:セミヨン、シャルドネ
 パーセル毎にオークで熟成。薄い麦わらとグリーンがかった色合いです。軽い柑橘系の香り、セミヨンからくるさわやかな青草の香りがします。
 味わいは、生き生きとしてやわらかく滑らかな舌触り。桃と柑橘の味わいにバランスのよい酸味が口いっぱいに広がります。


S00114.jpg


【VT】      2006
【産地/生産者】  南東オーストラリア
【規格】      750ml
【タイプ】     白辛口

品種:セミヨン、シャルドネ
 パーセル毎にオークで熟成。薄い麦わらとグリーンがかった色合いです。軽い柑橘系の香り、セミヨンからくるさわやかな青草の香りがします。
 味わいは、生き生きとしてやわらかく滑らかな舌触り。桃と柑橘の味わいにバランスのよい酸味が口いっぱいに広がります。


S00114.jpg


【VT】      2006
【産地/生産者】  ニューサウスウェールズ州・ハンターバレー地区
【規格】      750ml
【タイプ】     白辛口

品種:シャルドネ100%
 やや緑がかった麦わら色。シャルドネからくるメロンやライム、蜂蜜の香りがあるややコクのあるワインです。
口に含むと、ピーチやメロンのような生き生きとした果実味と、香ばしいオーク樽の香が立ち上がり、心地よい後味へとつながります。
白身の肉やシーフードなどと良く合います。
豊かな果実香、心地よい酸味と十分なコクを持ったベストセラーワイン。


S00115.jpg


【VT】      2006
【産地/生産者】  南東オーストラリア
【規格】      750ml
【タイプ】     赤ミディアムボディ

品種:シラーズ
 オークで熟成させました。
 色合いは、紫色がかったプラム色。スパイス、ラズベリーやプラムの香りが溶け込み、バニラの香りが立ち上がります。
 味わいは、スパイスやプラム、ラズベリーからくるクリーンでフレッシュな風味、そして長い味わいを持つワインです。


S00116.jpg


【VT】      2006
【産地/生産者】  南東オーストラリア
【規格】      750ml
【タイプ】     赤フルボディ

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
 小さいパーセル毎にオークで12ヶ月熟成させました。
 色合いは、深いルビー色。
 カシスやチェリーといったカベルネの特徴的なフルーティーな香りがします。
 ソフトでフルーティーな味わいが鮮やか。フルーツのフレーバーが繊細なタンニンとともにフィニッシュへと続きます。


S00116.jpg


【VT】      2006
【産地/生産者】  南オーストラリア州・マクラーレンヴェール地区
【規格】      750ml
【タイプ】     赤ミディアムボディ

  品種:カベルネ・ソーヴィニヨン55% メルロー45%
 黒すぐりやプラムの香り、複雑でしっかりとした骨格とビロードのような柔らかな飲み口です。
メルローの熟したカシスやプラムの風味が出会います。
 熟練した果実の取扱い、発酵前のマセラシオン(かもし)、発酵最終段階での果皮の取り除きなどのコンビネーションにより、果実味を最大限に生かした、ソフトなタンニンのワインになります。
 幾層にも重なった果実味のおいしさと余韻の長い後味が、パスタや肉料理に良くマッチします。


2008092505.jpg

 それでは、お客様アンケートの中から一部、抜粋してご紹介致します。

・ワインもチーズも色々と試せてなかなか貴重な体験でした。少々、難しかったのですが、楽しかったです。

・オーストラリアンワインに興味があったので、大変、面白かった。講師の方が、大変背が高く、ハンサムで良かった。

・ワインの種類とチーズの種類の相性でワインの味がすごく変わることにおどろきました。やぎのチーズは初めて食べたのですが、とても衝撃的でした。チーズにはちみつをつけて食べるなんてびっくりです。

 ※ブルーチーズのようにくせのあるチーズに蜂蜜を合わせることでマイルドにすると、また違った美味しさに出会えます。今回のセミナーでも、蜂蜜をつけてご試食頂いておりました。

・味(食べ合わせの説明)が分かり易かった。チーズとの食べ合わせ面白かったです。多様な味のワインが試飲出来てよかった。ナチュラルチーズの説明もあったので、勉強になりました。

・マチュアな印象。滑らかなご説明で大変分かり易かったです。
 ブルーチーズを赤ワインと合わせてびっくり!!
 自分には少しタンニンが強くてダメかも...と思ったワインも、ブルーチーズと頂くとおいしくて、何度もおかわりして堪能しました。
 チーズとハチミツが合うというのも初めて知りまして、ワインをうっとり頂きました。デザートワインだけでなく、食事にも合わせて楽しみたいと思いました。どうもありがとうございました。

 ワインの感想
 1位:リフロフト・シャルドネ(香りが華やか)
 2位:ダイヤモンド・カベルネ・ソーヴィニヨン(チーズと合う)
 3位:ライフロフト・シラーズ(セクシーなアロマ)
 4位:セミヨン・シャルドネ(バランスの良い味)
 5位:ダイヤモンド・シャルドネ(蜂蜜をつけたチーズと合っておいしい)
 6位:カベルネ・メルロー(私には樽の香りが強くて苦手。でもブルーチーズと合わせるとおいしい)
posted by ワイズマン at 09:00| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ワインセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月08日

ローズマウント ワインセミナーその1

2008092503.jpg

 ローズマウントのワインセミナーが9月25日にアンコール開催されました。

 講師は、前回に引き続きアレックスさんです。残念ながら現在は、母国のオーストラリアに帰国されております。というわけで、今回は、ご帰国直前の特別セミナーを2回に分けてレポート致します。


2008092502.jpg

 今回のテーマは、「ワインとチーズの相性」でしたが、その前にローズマウントのワイン造りのポリシーと、オーストラリアのブドウ作りについて振り返ってみたいと思います。

 まず、ローズマウントのワイン造りの目指すもの。それは、「果実味が前面に出たソフトでなめらかなワイン」です。フォーマルな席だけでなく、気軽な仲間同士の集まり、毎日愉しむワイン。どちらにでもスマートにマッチするのが、ローズマウントのワインです。(ここまでは、前回の復習の超ダイジェスト版です(笑))


2008092517.jpg

 ここからが、今回のセミナーの内容です。

 上の写真は、オーストラリアのワインぶどうです。日本の食用ぶどうと比べると一粒の大きさが小さい。ぶどうは、皮のすぐ下の部分に味があります。だから、小粒なぶどうの方が、ワイン造りには適しています。


2008092516.jpg

 続いての写真は、日本のぶどう畑の写真です。日本は、写真のような棚栽培が一般的です。棚状にぶどうが拡がって生育します。湿度60%。葉を間引きして、ぶどうに陽があたるようにしています。


2008092515.jpg

 こちらは、オーストラリアのぶどう畑。同じカベルネ種でも、栽培方法が全く異なります。

 湿度が40%と低く、太陽の陽も強いです。垣根栽培は、垣根状にぶどうを栽培します。ぶどうに直接陽があたってしまうと果実が直ぐに駄目になってしまいます。(干しブドウ?になる)その為、葉で傘を作って直接日光が当たらないようにします。平均気温だけで作るのが特徴です。


2008092514.jpg

 また、ローズマウントでは、ぶどうの果実を収穫する際に、人手ではなく、機械を使っています。

 機械収穫の特徴は次の通りです。

 @人手で収穫するよりも、人件費安価で済む。

 A機械は、実の部分だけを採り、茎はそのまま残す為、ワインに青くささが無くなる(上の写真)。

 B人手よりも短時間で収穫出来るため、発酵させるまでの時間を短く出来る(収穫から発酵までを出来るだけ短くすることが美味しいワインを造る秘訣です)。

 C白ワイン用のぶどうは温度の涼しい夜中に収穫、赤ワイン用のぶどうは、昼間に収穫する。収穫時期の2ヶ月は、24時間フル稼働で機械によってぶどうが収穫される。


2008092513.jpg

 ローズマウントは、サウスオーストラリア州とニューサウスウェールズ州に7ケ所の原料ぶどう供給先を持っています。品質の良いぶどうを作るためには、産地を使い分けることが重要です。


2008092512.jpg

 NSW・ハンター・ヴァレーは、湿度が50%、昼夜の温度が変化せず、白ワインに向いています。

 湿度が近いSA・マクラレン・ヴェール日照時間が少なく、又、海岸沿いで昼夜の温度差があることから、赤ワインに向いた産地です。このようにそれぞれのぶどうの品質を最大限に高めに産地を選び、直ぐに醸造、最適な組み合わせでブレンドされ、特徴のあるローズマウントのワインが造らます。

 次回は、チーズとワインの相性をティスティング頂いたワインを使ってご説明致します。
posted by ワイズマン at 09:00| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月01日

ローガン・ワインズ その3

2008091112.jpg

 ローガン・ワインズのレポート最終回です。今回は、当日ティスティング頂きましたワインのご紹介です。

 上の写真は、ピーターさんとお客様との出会いを祝して、スパークリングを頂きました。

 ティスティング頂いたワインは、全てワイズマートのワインオンラインショップ、ワインズマートでお買い求め頂けます。ワイン画像をクリックして下さい。


S00108.jpg


【VT】      NV
【産地/生産者】  オーストラリア(ニュー・サウス・ウェールズ)/ローガンワインズ
【規格】      750ml
【タイプ】     ロゼ・スパークリング

ぶどう品種:ピノ・ノワール 70%/シャルドネ 30%
飲み頃温度:6℃
チャーミングな薄っすらとした苺色。
苺のアロマが随所に現れ、フレッシュな柑橘系の果実香やリンゴのフレーバーを引き立てます。
ミネラル感もあり、引き締まった酸、切れの良い泡が特徴。

ピンクサーモン色をしたチャーミングな泡が魅力的です。こちらは、ミドルレンジ・ラインの「ウィマーラ」シリーズの1つです。

「マジー地区」と「オレンジ地区」のブドウをブレンドすることにより、価格を超える上質でエレガントな味わいを実現しています。


 続いては、ベーシック・ライン「アップル・ツリー・フラット」シリーズです。果実味豊かなワインをカジュアルな価格で楽しむ為に開発された、低価格シリーズです。この価格帯ではありえないそのエレガンスは、「マジー地区」の標高の高い冷涼な気候から生み出されます。

 カジュアルで飽きのこない味わいは、食事とのバランスに最適です。それでは、「アップル・ツリー・フラット」シリーズより3つ、ご紹介致します。


S00109.jpg


【VT】      2007
【産地/生産者】  オーストラリア(ニュー・サウス・ウェールズ)/ローガンワインズ
【規格】      750ml
【タイプ】     白辛口

ぶどう品種:シャルドネ 100%
飲み頃温度:12℃
高い標高が産むフレッシュな果実味が特徴のオーストラリアンカジュアル。
シトラスやストーンフルーツ、イチジクのアロマ。
奇麗な酸。
余韻にはグレープフルーツを感じる。

最初にご紹介するのは、シャルドネです。グレープフルーツ、メロン、白桃のような味わいがあります。このシャルドネは、食後に飲むことで、口の中を一度、クリアにする役割があります。ピーターさんが、日本でお召し上がりになられた料理の中では、魚料理やマグロの南蛮漬に良く合ったとのことです。

このシャルドネは、「Quaff Best Value white wine(10ドル以下の年間ベスト白ワイン)」を受賞しました。

 続いては、シラーズ。


S00107.jpg


【VT】      NV
【産地/生産者】  オーストラリア(ニュー・サウス・ウェールズ)/ローガンワインズ
【規格】      750ml
【タイプ】     赤ミディアムボディー

ぶどう品種:シラーズ100%
飲み頃温度:15℃
高い標高が産むフレッシュな果実味が特徴のオーストラリアンカジュアル。
リッチなベリーのアロマとプラム、ダークべリー、スパイス香が特徴。
奥行きのあるボディを持つ味わい深いワインです。

 レッドベリー系のティスト。それを包み込むスパイス。ピーターさんは、週に2回ぐらいバーベキュー大会を開催されるそうですが、そのときにピッタリのワインです。別名バーベキューワインです。

 最後は、メルローです。今回のティスティングでは、このメルローを異なる3つのレンジで飲み比べて頂きました。


S00110.jpg


【VT】      2006
【産地/生産者】  オーストラリア(ニュー・サウス・ウェールズ)/ローガンワインズ
【規格】      750ml
【タイプ】     赤ミディアムボディー

ぶどう品種:メルロー 100%
飲み頃温度:15℃
高い標高が産むフレッシュな果実味が特徴のオーストラリアンカジュアル。
スミレの花やプラムのアロマにリッチなダークベリーやチョコレート香が漂う。
ソフトで柔らかなタンニンが心地よいワイン。

このメルローに合う食材。ピーターさんは、ある質問をされました。

「皆さんは、朝ごはんで梅干を食べられますか?」

あるお客様が、「私は朝はパンなので、梅干は食べません。」とお答えされると、「それは良かったです。実は、このメルローには、梅干が良く合うと思いました。朝からワインを召し上がられて、酔っ払られてしまっては、お仕事になりませんから。(笑)」

 次は、ミドルレンジ・ラインのメルローのティスティングです。


S00111.jpg


【VT】      2006
【産地/生産者】  オーストラリア(ニュー・サウス・ウェールズ)/ローガンワインズ
【規格】      750ml
【タイプ】     赤ミディアムボディー

ぶどう品種:メルロー 100%
飲み頃温度:15℃
ウィマーラとはアボリジニの言葉で絶景を意味します。
その絶景で産まれる香り高いメルロー。
ダークベリーやスミレのアロマ。
柔らかいプラムやチョコレート香がワインに複雑味を持たせます。

こちらは、同じメルローでも、タンニンが強く、お肉など力強い食事と合います。ピーターさんが、召し上がった和食の中では、うなぎや、しょう油、みりんを使って炒めたり、煮込んだお料理に良く合うと思われたそうです。

この「ウィマーラ」シリーズは、2つの地区のブドウを混ぜて造られていることは先に書きましたが、異なる標高のブドウを混ぜるということは、「マジー」地区、「オレンジ」地区のブドウではなく、全く別の地区のブドウを創造しているのと同じことなのです。新しいブドウによって造られたワインは、複雑で上品な味わいを持ちます。

 最後にご紹介するのは、フラッグシップ・ラインの「ローガン」シリーズのメルローです。


S00112.jpg


【VT】      2006
【産地/生産者】  オーストラリア(ニュー・サウス・ウェールズ)/ローガンワインズ
【規格】      750ml
【タイプ】     赤フルボディ

ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 70%/メルロー 30%
飲み頃温度:16℃
ワインメーカーのパッションが注ぎ込まれたワイン。
完熟ベリーにチョコやタバコのアロマ。
複雑味と奥行き、酸の見事なバランス。
一本筋の通った赤ワイン。

カベルネ・ソーヴィニヨンの持つハーブ香(ローズマリー、タイム...)の要素。メルローの持つチョコレートのティスト。カベルネ・ソーヴィニヨンは、口の中全体のまわりに広がり、メルローが口のど真ん中に果実味をプラスして、見事なバランスと奥行きをもつワインなのです。


2008091106.jpg

 醸造家のピーターさんの語られるセミナーは、あっという間に終わってしまいました。最後にピーターさんのご好意で、サイン付のワインボトル、Tシャツがプレゼントして下さいました。そこで、好例のジャンケン大会が始まりました。


2008091103.jpg

 ジャンケンに勝利されたお客様のために、その場でサインをして下さいました。

 ジャンケンに勝利されたお客様の記念写真と一緒にお客様アンケートから一部、ご紹介致します。(※お写真とアンケートの内容は関係ありません)


2008091105.jpg

・写真を交えつつ、分かりやすい説明でした。食べ物との相性のお話も興味深かったです。
 とても充実したセミナーでした。新世界と旧世界の融合したワイン、ラベルデザインの徹底したこだわり、実際にティスティングして満足出来る味わい、ローガン・ワインズは素晴らしいです。

・オーストラリアからいらっしゃったのが凄いと思います。様々なご苦労があるのが分かって良かったと思います。

・ランク別のメルローが飲めて、違いを感じることが出来て良かったです。


2008091104.jpg

・生産者の方の話が聞けてよかったです。生産者のこだわりが直接伝わってきました。もっとワインについて知りたいと思いました。


2008091102.jpg

・ローガンさんの人の良さが出ていて良かったです。また、ローガン・カベルネ・メルローが一番美味しかったです。

・オーナーご自身が来日されて、ワインのことを話して下さったので、とても説得力がありました。ワインは、フランス、チリと思っていましたが、これからは、オーストラリアワインも飲みたいと思います。

・楽しく、あっという間の時間でした。生産者のお話を伺いながら、ワインを味わえるなんて、とても贅沢な企画ですね。オーストラリアワインに対する認識が少し変わりました。ワイナリーを直接訪れてもなかなか味わうことの出来ない、生産者様のお話を伺うことが出来て良かったです。


2008091107.jpg

・オーストラリアにワインティスティングツアーに行ってみたくなった。
 先日、勝沼醸造に行ってみました。ワイズさんの紹介するワインは、非常においしいので、オーストラリアにも行ってみたくなりました。

・今まで飲んでいたオーストラリアワインとは違い、果実味だけでなく、タンニンや酸味を感じられ、とても魅力的に思いました。
 ローガンさん、素敵で美味しいワインありがとうございました。

・ゆっくりとわかりやすい言葉で、時折ジョークをまじえてのお話がとても楽しかったです。ローガン氏のワインラベルがとてもかわいくて良かった。ぜひ、行ってみたい場所の1つになりました。
posted by ワイズマン at 09:00| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月31日

ローガン・ワインズ その2

2008091118.jpg

 ピーター・ローガンさんのワインセミナーの続きです。

 当日は、ワインのティスティングも同時進行していたのですが、混ぜてしまうと上手くまとまりませんので、先にトピックスをレポートしております。

 次にピーターさんがお話されたのは、ワインがどのように造られているのか、その様子をお写真を使ってご説明下さいました。


2008091120.jpg

 まず、最初はブドウの足踏みから。

 きれいに洗浄した足でブドウを踏み、果汁を絞り出します。


2008091121.jpg

 次第に果汁が出てきて、写真のようにピーターさんの足も、膝ぐらいまで潜り込むようになります。こうなってくると足を引き出すのが大変だそうで、結構ハードな作業となります。


2008091122.jpg

 足踏みが終わって、カゴの中から出たときの足跡。ローガン・ワインズのラベルの中に、この足跡がそのままデザインされたワインが幾つかあります。ピーターさんの足形だったんですね。


2008091123.jpg

 足踏みが終わった後のブドウは、このような状態になっています。


2008091124.jpg

 次に除梗機で果梗(茎)だけを取り除き、さらに破砕します。

 写真では分かり難いですが、除梗機の中央にはドリルのようなものが回転していて、その下の穴にブドウ果汁と果皮が流れていく仕組みになっています。


2008091125.jpg

 除梗機の下側からみた写真です。ブドウ果汁と果皮が流れてくる穴が手前にあります。


2008091126.jpg

 この写真のように果梗(茎)が取り除かれていきます。


2008091127.jpg

 果梗(茎)が取り除かれ、ブドウ果汁と果皮だけが、タンク下のパイプを伝わって流れてきます。

 その流れてきたブドウ果汁、果皮を貯蔵用のタンクに入れるのですが、最初は空気も混ざって流れてきますので、人が、自分の舌で確認しながら、空気が抜けてきたことを見極めます。


2008091128.jpg

 見極めがOKとなったら、貯蔵用タンクに繋ぎます。これで一安心。


2008091129.jpg

 次に貯蔵用タンクの上面から、酵母を加えます。


2008091130.jpg

 まだ、この時点では、ブドウジュースです。


2008091131.jpg

 発酵が進むと液面が増えていますね。


2008091132.jpg

 そして樽で熟成され、おいしいワインが出来上がります。


2008091117.jpg

 ピノ・ノワールのワイン造りで、足踏みで造るのもこだわりの一つですが...。

 ローガン・ワインズのワイン造りおけるこだわりの幾つかを他にもご紹介致します。

・ワインの伝統的な製法と近代技術の融合

・収穫は夜中、涼しいうちに行い、気温が上がる前にプレスまでやってしまう

・使用する酵母も、フリーズドライのものを使い分ける

・オーストラリアは法律がゆるいため、自由な発想でブレンドが出来る

 
 次回は、当日ティスティングされたワインのご紹介です。一般的なティスティングノートだけでなく、ピーターさんのコメントもあります。
posted by ワイズマン at 09:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月29日

ローガン・ワインズ その1

2008091111.jpg

 9月11日(木)のワインセミナーは、ワイナリーのオーナーであり、醸造家でもいらっしゃるピーター・ローガンさんの来日セミナーでした。

 ワインの作り手ご自身から伝わるメッセージは熱いです。

 それでは、当日の様子をレポート致します。


2008091101.jpg

 簡単にローガン・ワインズの歩みについてご紹介致します。

 オーストラリアでも最も標高の高い「オレンジ」、「マジー」地区で、1997年よりワイン作りを始められたのが歴史の始まりです。オーナーのピーター・ローガンさんと奥様のアンナさん二人三脚で蔵を切り盛りする家族経営のワインメーカーです。

 元々薬剤師であったピーターさんは、学生時代に訪れたヨーロッパでワインとの衝撃的な出会いを経験され、食とワインに深い情熱を抱くようになりました。

 24歳の時には将来を見据えて畑を購入。醸造家サイモン・ギルバートさんの門を叩き、修行が始まります。修行前に畑を購入されたことからも、ピーターさんの本気度が伝わってきます。

 その後、名門アデレード大学で本格的に醸造学を学び、27歳の時に、念願の自分のワインをリリースされました。(これが1997年のお話です)


2008091113.jpg

 ピーターさんが目指すワインは、パワーとフィネスを兼ね備えたコストパフォーマンスに優れたワイン。それはオーストラリア・ワインの良さであるパワーと恵まれたフルーティーな果実味、それに旧世界の繊細さ、骨格、バランスを融合させたピーターさん独自のワインなのです。


2008091116.jpg

 そしてたどり着いた理想郷が、オーストラリアで最も冷涼な気候を持つ産地の一つである「オレンジ」地区、「マジー」地区(標高 500〜1,050m)でした。オーストラリアというと、砂漠のイメージがありますが、「オレンジ」地区は、冬は雪に覆われます。


2008091109.jpg

 火山性の石灰質土壌、成長期の長い日照量、昼夜の寒暖差(7〜25度)は、ゆっくりブドウを熟成させ、リッチで繊細な果実味を引き出し、引き締まった酸とエレガントな質感を産みます。


2008091108.jpg

 では、セミナー当日のお話に話題を戻しましょう。ピーターさんは、大変ユニークで、そしてまわりを楽しませようというサービス精神に溢れた方でした。

 上のスライドで紹介された愛犬ソフィーちゃん。彼女の役割は、カンガルー達がブドウ畑を荒らすことから防ぐことだそうです。

 こういった軽いジョークをお話の中に散りばめながら、どこか温かく優しい感じでセミナーは進みます。


2008091110.jpg

 こちらの写真は、奥様アンナさんとのツーショット写真です。アンナさんのお仕事は、ワインのラベルのデザインです。


2008091114.jpg

 ミドルレンジ・ラインの「ウィマーラ」シリーズでは、ブドウ畑にやってくる野鳥たちが描かれています。


2008091119.jpg

 太陽が昇る頃、ベッドの脇の窓から野鳥が入ってきて、起こしてくれるそうです。この野鳥たちが、とても可愛くて、手のひらから餌を食べてくれるそうです。光景を思い浮かべながら語られる様子が、本当に嬉しそうで、ピーターさんのお人柄が伝わってきました。

 可愛い子(野鳥)たちを、ワインのラベルにした気持ち。分かるような気がします。ワインのラベルは、収穫されるブドウ畑毎に異なる野鳥がやってくるそうで、それぞれの鳥たちについて、語られる様子が印象的でした。

 ピーター・ローガンさんの来日セミナーの様子は、次回に続きます。
posted by ワイズマン at 09:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月06日

イギリス No1 ワイン ハーディーズ

08090407.jpg

 9月4日は、「オーストラリアNo.1 ワインブランド ハーディーズ」が開催されました。

 講師は、コンステレーション・ワインズ・ジャパン株式会社の鈴江さんです。


08090404.jpg

 ハーディー社は1853年、当時23歳だったトーマス・ハーディーが「世界中で賞賛されるワインづくり」に励むべく設立されました。

 南オーストラリア州アデレードを流れるトーレンス川沿いのバンクサイド・ワイナリーから、今や世界80ヵ国以上の人々に愛されるワイナリーへと成長し、長年にわたり品質に優れ、一貫した味わいの価値あるワインづくりを追求しています。


08090402.jpg


 その中で今回、ティスティング頂いたハーディーズ ノッテージヒルは、マクラーレン・ヴェールにあるハーディー社のティンタラ・ワイナリーで、60年以上にわたりぶどう畑を管理してきたトーマス・ノッテージ氏の功績を称えつくられました。伝統あるブランドとしてオーストラリア国内はもとより、世界中の人々に国を超え、時代を超えて支持されています。


08090409.jpg

 ここでオーストラリアワインの特徴についてお話します。

 オーストラリアは、温暖〜冷涼な気候(平均14℃)であり、全体的に降雨量が少ないです。土壌は地質的に多様の為、様々なブドウが作られています。


08090406.jpg

 オーストラリアでは、ヨーロッパに比べワイン法による制約が少なく、より自由な発想で品質の向上や消費者の嗜好の変化に対応できます。

 その例として、ブドウ品種をブレンドする方法と、異なる産地間のブドウをブレンドする方法が特徴的です。

 例えば、シラーズとカベルネ ソービニヨンのブレンドというようなブドウ品種間のブレンドすることを、「バラエタル ブレンド」と言います。オーストラリアではそれをラベルに記載することができます。(上の写真でも、カベルネ・シラーズと記載されていますね。)


08090405.jpg

 もう一つが、異なる産地間のブレンドで、「クロスリージョナル ブレンド」と言います。オーストラリアの広い地域から選ばれたブドウがブレンドされることによって、高品質なワインを作ることが出来ます。

 特別にミックスされたワインは、飲んだ瞬間は甘くても、その後、甘さが残らない。果実味のあるワインが作られるのです。


08090408.jpg

 <参考情報>
オーストラリア ワインの分類は、大きく以下の3つに分けられます。

 ● バラエタル ワイン
 ブドウ品種名表示ワイン。

【表示規定】
 (1)産地名: 同一地域内で収穫されたブドウを85%以上使用すれば表記可能。
 (2)品種名: 85%以上同一品種のブドウを使用すれば表記可能。複数の品種を表記する場合は、表記品種合計で85%以上使用していれば、多い順に表記可能。
 (3)収穫年: 85%以上同一収穫年度のブドウを使用すれば表記可能。

 ● バラエタルブレンド ワイン
 オーストラリア独自のカテゴリーで、ブレンドに使用された複数のブドウ品種がラベルに併記されます。

 ● ジェネリック ワイン
 ヨーロッパの特定産地のワインのタイプ名をつけたワイン。


08090401.jpg

 それでは、実際にティスティング頂いたワインをご紹介致します。


S00103.jpg


【VT】      2007
【産地/生産者】  オーストラリア南東部/トム・ニュートン
【規格】      750ml
【タイプ】     白辛口

味わい
外観は、輝きのあるやや深い黄色。
さわやかな柑橘系の果物に加え、メロンや桃を彷彿とさせる香りがあります。
オーク樽を使用している為、バニラ香が感じられ、味わいの中心であるシトラス、メロンなどときれいに調和しやさしく、口いっぱいに広がり、長い余韻が楽しめます。

ワイン醸造家のノート
このワインは、土作りから改良を重ねた素晴らしいブドウ畑で育てた品質の良いシャルドネ種で作ったものです。
この完熟したブドウから作られたノッテージヒル シャルドネは、乳酸醗酵(MLF)や、その他のテクニックにより爽やかさだけでなく、豊かな香りで、やわらかく、ナッツやメロン、パイナップルなどが感じられる複雑で豊かな味わいのワインです。
よく合うお料理
魚料理、シーフード全般。
てんぷら。
そのままお飲み頂くのもお勧めです。


S00104.jpg


【VT】      2007
【産地/生産者】  オーストラリア南東部/トム・ニュートン
【規格】      750ml
【タイプ】     白辛口

味わい
外観は、輝きのあるやや深い黄色。
さわやかな柑橘系の果物に加え、メロンや桃を彷彿とさせる香りがあります。
オーク樽を使用している為、バニラ香が感じられ、味わいの中心であるシトラス、メロンなどときれいに調和しやさしく、口いっぱいに広がり、長い余韻が楽しめます。

ワイン醸造家のノート
このワインは、土作りから改良を重ねた素晴らしいブドウ畑で育てた品質の良いシャルドネ種で作ったものです。
この完熟したブドウから作られたノッテージヒル シャルドネは、乳酸醗酵(MLF)や、その他のテクニックにより爽やかさだけでなく、豊かな香りで、やわらかく、ナッツやメロン、パイナップルなどが感じられる複雑で豊かな味わいのワインです。

よく合うお料理
バターなどでソテーした豪華なシーフード。
クリームを使った料理(パスタやチキンなど)
いろいろお楽しみが可能なワインです。


S00105.jpg


【VT】      2006
【産地/生産者】  オーストラリア南東部/グラハム・ブラー
【規格】      750ml
【タイプ】     赤フルボディ

味わい
外観は、紫に褐色も見え隠れする深みのある赤。
香りは、カベルネ・ソーヴィニョン種の持っている黒スグリや完熟イチゴのようなアロマと、白胡椒、チョコレート、ミント、シナモンなどを基調としたシラーズ種のスパイシーさがきれいにまとまっています。
味わいは、豊かな酸と、やさしいタンニンのバランスがよく、余韻も長く持続します。

ワイン醸造家のノート
原料ブドウは、カベルネ・ソーヴィニョン種とシラー種。
それぞれの品種の新鮮さを保ちながら、個性とポテンシャルを最大限に引き出すため、夜間の涼しいうちに収穫されます。
その後、注意深く破砕された果汁はステンレスタンクとオーク樽の二つにわけて醗酵させ、後にブレンドします。
味わいでオークを感じるのは、そのためです。

よく合うお料理
赤身の肉と野菜のグリル。
レバー、焼鳥(タレ)
うなぎ


S00106.jpg


【VT】      2005
【産地/生産者】  オーストラリア南東部/ポール・カーペンター
【規格】      750ml
【タイプ】     赤フルボディ

味わい
外観は鮮やかな紫がかった深い赤色。
コクのあるチョコレート、ココアパウダーの風味と、ブラックチェリー、プラム、ブルーベリーの香りが心地よく調和しています。
口当たりはリッチでやさしく、シラーズならではの凝縮感が味わえます。チョコレート、プラムや完熟ベリーのジャムの味わいが口の中で広がりスパイシーな余韻が楽しめます。
2005年ヴィンテージは、マクラーレンヴェール産シラーズの特長をひとえに集めたワインといえるでしょう。

ワイン醸造家のノート
今年で3年目のヴィンテージとなるワインは、マクラーレン・ヴェールならではの地域性、高品質、あふれんばかりの豊かな果実味、上品なタンニンが見事に表現されています。
2005年は春先から穏やかな天候に恵まれ、最高の状態で開花と実りを迎えました。
ぶどうが色づき、熟成する時期も温暖だったため、たっぷりとした素晴らしい出来になりました。

よく合うお料理
ローズマリー風味の松の実入り
ソーセージ
新じゃがのマッシュポテト
数種類の豆の赤ワインソース添え


08090403.jpg

 最後にお客様アンケートから、一部、抜粋してご紹介致します。

・オーストラリアワイン=イエローテールというイメージがあったけど、今度は違うオーストラリアワインを飲んでみようと思った。自分で買う時は、赤ワインをよく買うけど、今日はどちらかというと白ワインの方がいいかもと思った。

・今回、初めてセミナーに参加させて頂き、ワインの知識が良く分かった。ブドウ品種によって、味がこれほど違うものなのか?と驚いた。講師の方の説明も分かり易くとても参考になりました。これからは、オーストラリアワインに注目して買いたいと思います。

 とても嬉しいセミナーでした。また、是非、参加したいです。ワイン大好きです。ありがとうございました。

・飲みかえしは、非常に良く分かる比較方法だと感じた。ラベルの表記も分かりやすく、選びやうし。オーストラリアワインに注目した。

・リースリング美味しかったです。冷やしたものより少し温度が上がったものの方が美味しく感じました。

・オーストラリアワインは、産地を問わないというのは、驚きがあった。オーストラリアワインは、その年によってブドウの栽培が良い産地をブドウをブレンドして作れるので、味のぶれが少ないというのも勉強になった。オーストラリアワインは、産地による格付けがないというのも驚いた。

・オーストリアの上品なシラーズは品質が良くておいしいということを再確認しました。

・シャンパンがとても良かったです。ウームーは、とても香りが良かったです。リースリングも飲み易かったです。
posted by ワイズマン at 09:00| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月30日

チリのワイン

08082806.jpg

 8月28日のワインセミナーは、チリ・ワインの先駆者ミゲルトーレスのワインティスティングでした。講師は、ジョゼップさんです。


08082809.jpg

 ワイナリーのご紹介に入る前に、まず、チリの特徴についてご説明致します。

 チリは、南米の背骨と呼ばれるアンデス山脈に沿って南北に細長く伸びる国です。ワイン用ぶどうの栽培に適した地域は、南北ともに緯度30〜50度に限られていますが、南北に細長い国土を持つチリでは、この適した範囲が1400kmも続いていることになります。

 ぶどう栽培の中心地であるチリ中央部は、昼と夜の温度差が大きく、冬に雨が集中し、春から夏にかけて長く乾燥した気候が続くという、ぶどうの生育には最適の気候に恵まれています。 

 また、主要なワイン生産国の中でも、ぶどうに付く害虫(フィロキセラ)が発生していない、数少ない国の一つと言われております。(チリは、四方を太平洋、南極海、砂漠、アンデス山脈で囲まれているお蔭で、フィロキセラ(Phylloxera、ブドウネアブラムシ)が侵入出来なかった)

 そのおかげでチリのぶどう樹は接ぎ木の必要もなく、ワインの品質の良さは昔から高い評価を受けていました。 「マンソ・デ・ヴェラスコ」のぶどう畑のように、樹齢100年を超えるぶどう樹を持つことができるのもこのためです。

 チリのセントラルバレーは、暖かいフンボルト海流と、万年雪をたたえるアンデスからの風のおりなす、ドラマチックな気温変化があり、夏は最高低気温差が20度にもなる土地です。ここで育つぶどうは、繊細かつアロマティックなものになるため、ぶどうの生育には最適の気候に恵まれています。

 新世界ワインブームの立役者となったチリですが、現在のような世界品質のワインとして認めらるようになった背景には、トーレス家のチリ進出がとても重要な役割を果たしているのです。


08082803.jpg

 スペインの名門、トーレス家のワイン造りの歴史は1870年にさかのぼります。

 現在の社長、ミゲル・A・トーレスの父である、ミゲル・トーレス・カルボは、1979年に、チリに100ヘクタールのぶどう畑を購入、チリでは初めてとなるステンレスタンクと新樽をスペインから輸入しました。やがて、1985年に50ヘクタール、1990年には80ヘクタールのぶどう畑が購入され、合計で230ヘクタールのぶどう畑を持つことになります。

 1979年のぶどう畑購入と同時に、名門トーレスの最新鋭の醸造技術がチリにもたらされました。

 チリの優れた品質のぶどうと、トーレスの最新技術の融合により、世界中でその品質を高く評価されるプレステージワイン、ミゲルトーレス・チリが生み出されました。

 初めの頃、ミゲルトーレスの革新的なワインメーキングは、同業者からは懐疑的な目で見られていました。しかし、それがチリのワイン産業に近代化の波をもたらすのに、それほど長い時間はかかりませんでした。


08082804.jpg

 ミゲル・A・トーレス氏のワインメーキングは、まぎれもなくチリワイン産業全体を牽引し、品質の飛躍的な向上をもたらしたものでした。

 本家、スペインのワインはもとより、「ミゲルトーレス・チリ」も、世界中のコンペティションで数多くのトロイー、金賞を受賞するようになり、「チリ発のトーレス」として、国際舞台で広くその品質が評価されています。


08082801.jpg

  殺虫剤、除草剤などの化学薬品は一切使用せず、そのぶどう畑の土壌や周辺環境の研究、ぶどうの生育状況を毎日のように分析し、妥協を許さない姿勢が徹底されました。

 「質の良いワインのための、質の良いぶどう造り」、ぶどうの持つ個性を最大限に引き出すための、温度管理された醸造機器、名門トーレス家が培った醸造、熟成技術....

 すべてに、ミゲルトーレスの「量より質」へのこだわりが現われています。妥協を許さない姿勢、常に高い品質のワインを追求する姿勢が徹底されています。

 それでは、実際にティスティング頂いたワインをご紹介致します。


S00098.jpg


【VT】      NV
【産地/生産者】  チリ(クリコバレー)
【規格】      750ml
【タイプ】     白辛口

 色は、緑がかった淡いイエロー。
バニラ、ジャスミン、パッションフルーツ、アスパラガスのような香り。
かすかに麝香(じゃこう)のフレーバーのある高貴な品種ソーヴィニヨン・ブランのみで造られています。
エキゾチックで繊細、そしてエレガントな完璧なバランスをもち、とても上品で、複雑なアロマ(バニラ、ジャスミン、パッションフルーツ、かすかにアスパラガス)があり、なめらかな口当たりのワインです。


S00099.jpg


【VT】      NV
【産地/生産者】  チリ(クリコバレー)
【規格】      750ml
【タイプ】     ロゼやや辛口

 色は、ラズベリーピンク、ラズベリーピンク。
さくらんぼ、ストロベリー、キャンディ、すもも、バラの花のような香り。
世界で初めてつくられた、カベルネ・ソーヴィニヨン100%のロゼ。さくらんぼやストロベリーを連想させる華やかな香りと、ほんのりとした甘さと、いきいきとした酸味のバランスがとれたワイン。
キリッとした酸、冷やして飲むとよい。ほのかな渋み。果実と酸の調和がよい。


S00100.jpg


【VT】      NV
【産地/生産者】  チリ(クリコバレー)
【規格】      750ml
【タイプ】     赤ミディアム

 色は、赤紫色。
プラム、ブラックベリーのアロマ、バニラの香り。
プラムやブラックベリーのアロマにバニラの香りの複雑で香り高いワイン。
口当たりはエレガントで、樽熟成によりトースティな味わいを持ち、スパイシーな余韻が長く続きます。


S00101.jpg


【VT】      NV
【産地/生産者】  チリ(クリコバレー)
【規格】      750ml
【タイプ】     赤ミディアム

 色は、輝きのある濃いガーネット。
スグリ、カシス、ローレル、ミント、ユーカリの香り。
ぶどうからのタンニンがオーク樽の中でよく寝かされ、瓶熟成により、中くらいのボリューム感とやさしい口当たり。
渋味の少ない、飲みやすいタイプ。


S00102.jpg


【VT】      NV
【産地/生産者】  チリ(クリコバレー)
【規格】      750ml
【タイプ】     赤ミディアム

 色は、紫がかった濃いガーネット。
ベリー系、香辛料、プラム、ブラックベリー、干した杏の香り。
ミゲル・トーレス社保有の最古のぶどう畑で収穫した平均樹齢100年のぶどうより造られた限定生産のワイン。
きれいな粒のタンニンがひしめいて豊かなアルコール感も素晴らしい味わい。
コストパフォーマンスに優れている。


08082805.jpg

 ニューワールドの一つ、チリワインは、チリの風土とミゲルトーレスの革新的なワイン作りが融合した結果、生まれました。ミゲルトーレスのワインは、チリから突然始まったのではなく、スペインの伝統的なワイン作りが活かされた結果だったのです。


08082807.jpg

 最後にお客様の感想の中から、一部、ご紹介させて頂きます。

・チリワインの美味しさを実感させて頂きました。今まで、フランス、イタリアなどを中心に飲んできました。ファミリー経営と伺い、安心して購入出来ると改めて感じました。

・チリのロゼワインは初めてで、お料理は何にでも合うような気がしました。シャンパンのように使い勝手が良くて、飲み易くて、本当にパーティーの時や、手土産にも喜ばれると思いました。
 マンソ デ ヴェラスコは、フランスワインにひけをとらないと思いました。

・ロゼがとてもきれい。

・チリワインについて、イメージアップに繋がりました。チリワインって、こんなにおいしいのがあったの? といった感じ。
 カベルネ ロゼ。色の美しさに驚き。この色だけで売れると思いました。上手く宣伝して広く売って欲しいと思いました。

・カベルネ ロゼの色が鮮やかで良かった。他のものは、あまり個性が強いものではなかったが、美味しかったです!

・お料理とのマリアージについて知りたいです。お料理教室等と一緒にワインを楽しみたいです。
 初めてのワインセミナーでしたが、ワイズマートの方もお話がとてもお上手で、今回だけでなく、また是非参加させて頂きたいです。
 樹齢100年、ステキでした。
posted by ワイズマン at 10:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月12日

サウス・オーストラリア州の魅力

08080703w.jpg

 8月7日のワインセミナーは、「オーストラリアの銘醸地 サウス・オーストラリア州の魅力に迫る」というテーマでした。


08080701w.jpg

 講師は、オーストラリアワイン専門のインポーター(輸入会社)であるファームストン株式会社の桐岡さんと高田さんでした。

 セミナーの内容を、当日のプレゼン資料をもとにご紹介致します。


08080713w.jpg

 オーストラリアワインはその広大な土地における、多種多様な気候、土壌、そして様々なバックグラウンドを持つワインメーカー達により造りだされています。

 世界各国から注目を浴びている、オーストラリアワインが造られるブドウの栽培地は、南緯30度から43度までの広大な範囲に及んでいて、ヨーロッパ種の最良のブドウがそれぞれの適した気候のもとに栽培されています。そこではブドウは充分に育ち、ブドウ畑にあてる土地はヨーロッパでは夢想だにできないほどのスケールの大きさで手に入ります。そして病害に侵されていないブドウを毎年大量に収穫することができるので、ワイナリーでは常に経済的で安定した量の原料を得ることができるという、好条件がそろっています。

 このように魅力的なオーストラリアワインの中で、生産量が50%近くになる南(サウス)オーストラリア州のワインについて、ご紹介致します。


08080705w.jpg

 南オーストラリア州の特徴は、アデレード周辺から南の沿岸部にて葡萄が栽培されています。1800年代半ばに植樹された木々の葡萄が今も使用されています。

 代表的な地区としては、バロッサヴァレー、マクラーレンヴェイル、クナワラ、アデレードヒルズなどとなります。


08080706w.jpg


08080707w.jpg


08080709w.jpg


 また、南オーストラリア州の主要品種は、シャルドネ、リースリング、ヴィオニエ、シラーズ、カベルネなどとなっています。


08080711w.jpg


08080712w.jpg


08080710w.jpg


08080704w.jpg

 南オーストラリア州のワインについてのご説明が終わって、ティスティング セッションとなりました。


08080714w.jpg

 まず、最初にティスティング頂いたワインは、南オーストラリア州バロッサヴァレー地区にあるワイナリー、クカトゥーリッジ ワインズです。

 オーストラリアの本物の味を」をテーマに、オーストラリアの特徴であるフルーティさを活かしながら、複雑味とうまく適合させる事を目標にワイン造りを進めています。

 クカトゥーリッジは1991年にフライングワインメーカーとしても有名なジェフ・メリルによって設立されました。この名前はワイナリーのすぐ裏にある山の尾根(リッジ)に、オウム(クカトゥー)が多く住んでいたことから付けられました。設立後すぐにシャルドネの人気に火が付き、後を追う様にカベルネ/メルロー、スパークリングレッドも多く売れ始めました。中でもスパークリングレッドは、1999年にロンドンインターナショナル ワインチャレンジでスパークリングレッド オブ ジ イヤーのトロフィーを受賞し、その名を世界へ知らしめました。クカトゥーリッジの印象的なラベルは、南オーストラリア在住のアーティスト、ラッセル・モリソンによるものです。

 それでは、ティステイング頂いたワインをご紹介致します。



【VT】      NV
【産地/生産者】  南オーストラリア(SA) バロッサヴァレー産
【規格】      750ml
【タイプ】     スパークリング辛口

品種:シラーズ45% カベルネ・ソーヴィニヨン33%
   コロンバール7% その他15%
アルコール度数:12%

 黒ブドウ主体(約89%)の為、ほのかに淡いピンク色をしています。桃やイチゴといった果実の華やかなアロマで、酸味とのバランスも取れています。
辛口でコクのあるクリーミーな味わいをご堪能下さい。

 最近では...
【ワイン王国No.45】 ¥2,000以下スパークリングワイン特集において
★★★★★(5つ星)を獲得しています。



【VT】      2007
【産地/生産者】  南オーストラリア(SA) 産
【規格】      750ml
【タイプ】     白辛口

品種:シャルドネ100%
アルコール度数:13.2%

 特徴:パイナップルやメロン、ピーチなどトロピカルフルーツ満載の香りが印象的です。
またオーク樽からくるバニラ香とクリーミーなニュアンスがフルーティな味わいに複雑味を与えます。

 最初に爆発的な人気を得たのがこのシャルドネ!!!
ニューワールドのシャルドネ
らしく果実味たっぷりで適度なオーク香が人気の秘訣。

 またワインメーカーのポリシーとして “魅力的な【品質・価格・デザイン】”を重視しており、生産量が増えても味を落とさず、お求めやすい価格で、また印象に残るような新鮮なラベルを常に心掛けています。

 シャルドネ品種ですがボルドータイプの瓶を使用しているのもその1つです!



【VT】      2005
【産地/生産者】  南オーストラリア(SA) バロッサヴァレー/マクラーレンヴェイル産
【規格】      750ml
【タイプ】     赤ミディアムボディ

品種:シラーズ98.6% ヴィオニエ1.4%
アルコール度数:13.5%

 甘いプラム、クローヴ、胡椒などの複雑な香りの中に、微かにオークを感じます。
 スパイシーながらも微量ブレンドされたヴィオニエが香り花のような印象を与え、余韻をエレガントに仕上げた飲み易いワインです。

 オーストラリアの代表品種のシラーズ。 「オーストラリアワイン」のイメージと言っても過言ではない商品です。また最近オーストラリアでトレンドになりつつある白ブドウ:ヴィオニエをブレンドしています。シラーズ単一ではスパイシー過ぎたり、重いタイプのワインが多く造られる中、エレガントなワインを追求した結果生まれたブレンドです。

 2007年ジャパン・ワイン・チャレンジにおきましてブロンズメダル受賞!


08080715w.jpg

 続いてのワイナリーは、フォスターズ ワイン エステイツ。南オーストラリア州クナワラ地区のワイナリーです。この地区で有名な“テラ・ロッサ”と呼ばれるユニークな土壌で育った、凝縮性に富んだブドウを使い、希少価値のあるプレミアムワインを生産しています。特にマイクル シラーズとジョン・リドック カベルネ・ソーヴィニヨンは良いヴィンテージにしか造られない偉大なワインです。

 スコットランド人の開拓者、ジョン・リドックが南オーストラリア州クナワラの地に葡萄園を開いたのが1891年。その後、印象的な3つの切妻型の屋根を持つワイナリーを1896年に建設し、クナワラにおける最初のワイン生産者となりました。1901年にジョン・リドックが亡くなった後、1951年にメルボルンでワイン販売業を営んでいたサミュエル・ウィン、デヴィット・ウィン親子が最高品質の赤ワインの生産を目指す為に、ジョン・リドックが創設した葡萄園とそのワイナリーを購入し、偉大なワインを造り始めました。彼らが自らの名前を冠した「ウィンズ クナワラ エステイト」はサウスコープワインズの所有となった今もこの地区で最大最古の自社農園として知られると共に、その製品はクナワラ地区の「テラロッサ」で生産される最も典型的で高品質なワインとして、オーストラリア国内だけに留まらず、世界的にも高い評価を得ています。



【VT】      2007
【産地/生産者】  南オーストラリア(SA) クナワラ産
【規格】      750ml
【タイプ】     白辛口

品種:シャルドネ100%
アルコール度数:13.4%

 熟した桃やメロンを思わせる豊かな果実味と、ナッツやバター、バニラの風味が混ざり複雑で凝縮された味わいです。十分な酸味が全体のバランスを良くし、シャルドネの個性が分かりやすく表現されています。

 ウィンズ・クナワラ・エステイト(WYNNS COONAWARRA ESTATE)

 1891年にスコットランド人:ジョン・リドック氏がブドウ園を開き、5年後ラベルのような切妻型の屋根を持つワイナリーを建設。クナワラにおける最初のワイン生産者となりました。
 1951年にサミュエル&デヴィットウィン親子がワイナリーを購入し、自らの名前を冠した ウィンズ・クナワラ・エステイトとしました。所有者が変わってもこの地区特有の「テラロッサ」で生産される最も典型的で高品質なワインとして高い評価を得ています。
 ちなみに今でも最高級のカベルネから造られるワインは、創業者である「ジョン・リドックに」敬意を表し、ワインの名前につけております。


08080716w.jpg

 続いてのワイナリーは、ミトロです。ミトロは、1999年にフランクとシモーネ・ミトロ夫妻によって、南オーストラリアのマクラレン・ヴェイルに設立された家族経営のワイナリー。南オーストラリア マクラーレンヴェイル地区にあります。

 3世代続く栽培家の家系に生まれ、卓越した経験を持つ「フランク・ミトロ氏」がその妻と共に設立。その2年後、彼らのワイン造りにとても共感した、若き天才醸造家「ベン・グレッツァー氏」がワイン造りに参加し、また世に名前が知れ渡ったワイナリーです。
「個性を持ち、ハンドクラフトにこだわり、情熱を注ぎ、品質に妥協しない」というワイン造りをポリシーに、世界的に評価の高い商品です。



【VT】      2006
【産地/生産者】  南オーストラリア(SA) マクラーレンヴェイル産
【規格】      750ml
【タイプ】     赤フルボディ

品種:シラーズ100%
アルコール度数:14.9%

 オーストラリアワインらしいパワフルなシラーズ。産地の個性であるユーカリやチョコレートの風味に、ブラックベリーやエスプレッソのニュアンスが特徴で、新鮮なプラムと、甘草を思わせる味わいです。素晴らしく長い余韻をお楽しみ下さい!

 「ザ ワイン アドヴォケイト」にて  パーカー・ポイント 91点獲得!!!


08080717w.jpg

 ティスティングの他にも、スクリューキャップの利点や、正しい開け方のご説明がありました。

 特に開け方については、あまり知られていないと思いますので、こちらでもご紹介させて頂きます。

 【スクリューキャップボトルの開け方】

 @一方の手でボトルの下部を持ち、ラベルを自分から離した位置にして、もう一方の手でキャップの切り込み線より下の部分を掴んで固定します。

 Aボトルの重みを利用して、キャップを動かさずにボトルを自分の側に回転させます。

 B「カチッ」という音がするまで回します。ボトルが開くとともにラベルの正面がお客様の目の前に向けられます。

 Cボトルをまっすぐ持ち、キャップの切り込み線のところで固定していた手でスクリューキャップを回転させて完了です。


08080702w.jpg

 最後にお客様アンケートの中から、一部、ご紹介させて頂きます。

・今回のセミナーに参加してシラーズの印象がとても変わりました。これまで野暮ったさというか、過剰な果実の風味が強すぎるというイメージでしたが、作り方、ブレンドによって、大きく変わるということを実感出来ました。
 また、今まであまり知らなかったオーストラリアの各地区の特性についても、少しずつ理解出来たように思います。ありがとうございました。

・オーストラリアワインの魅力が感じられました。正直言って、ハズレがありませんでした。どれもおいしかったです。ありがとうございました。

・味の違いがはっきりと分かる楽しいセミナーでした。気候の違い、土の違いが生み出す味の方向、自由な発想によるブレンドなど、オーストラリアワインの魅力に触れられたお時間でした。

・時間の経過によっての味の変化の違いが体感出来て面白かったです。
posted by ワイズマン at 09:00| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ワインセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月29日

ガロ・ファミリー・ヴィンヤード

08072403.jpg

 7月24日のワインセミナーは、「カリフォルニアワイン、夏に美味しい飲み方セミナー(ガロワイナリー)」でした。


08072406.jpg

 講師は、ガロ・ジャパンの渡部さんでした。

 それでは、まず、ガロ・ワイナリーについてご説明させて頂きます。


08072401.jpg

 E&Jガロ・ワイナリーは、1933年にアーネストとジュリオ・ガロの兄弟によってカリフォルニアに創設されました。

 気候や土壌等の条件全てがワインの理想郷と呼ぶにふさわしいカリフォルニアの地で、創始者の「最高品質のワイン造り」への情熱は、三世代、70年以上にわたって受け継がれ、最優秀ワイナリー賞をはじめ世界各国で数々の賞を受賞暦を誇り、家族経営としては世界最大級のワイナリーへと発展をとげ、カリフルニアワインを世界に広めました。


08072402.jpg

 ガロ社は、カリフォルニアのマイクロクライメットのテロワールの異なるエリアに、延べ8000haのぶどう畑をもち、それぞれのエリアに最適なぶどうを栽培しています。

 また、収穫されたぶどうが傷まないように2時間以内に破砕・圧搾を可能とするため、6ヶ所に醸造設備を有し、ぶどう畑の特徴・魅力を最大限に引き出すようにしています。

 そして2006年、ガロ・ブランドは「ガロ・ファミリー・ヴィンヤード」として新たに生まれ変わり、ワインと共に生きるガロ・ファミリーの情熱をより多くの食卓へ届けます。

 それでは、早速、ティスティング頂いたワインをご紹介させて頂きます。


S00089.jpg

ガロ ファミリー ヴィンヤード カベルネ ソーヴィニヨン  NV

【VT】      NV
【産地/生産者】  E&Jガロ
【規格】      750ml
【タイプ】     赤ミディアム

 濃い色のベリー類の豊かな風味と優雅なビロードのような長いフィニッシュが特徴です。

 ガロ・ファミリー・ヴィンヤード シリーズは、この価格帯でぶどう品種ごとの味わい・香りがよく出たヴァラエタルワインの定番。料理の味わいを損なうことなく、ワインの味も楽しめ、食事と合わせる上で最良のワインです。すっきりとした味わいです。


S00090.jpg

ガロ ファミリー ヴィンヤード シャルドネ NV

【VT】      NV
【産地/生産者】  E&Jガロ
【規格】      750ml
【タイプ】     白辛口

 青リンゴや新鮮なライムのようなみずみずしい味わいに ほのかに香ばしいバニラの香りが特長的な白ワインです。


S00091.jpg

ガロ ファミリー ヴィンヤード ソノマ リザーブ カベルネ ソーヴィニヨン NV

【VT】      NV
【産地/生産者】  E&Jガロ
【規格】      750ml
【タイプ】     赤フルボディ

 レッドカラント、ラズベリー、ブラックチェリー、スパイスなどの豊かなアロマが特長です。


S00092.jpg

ガロ ファミリー ヴィンヤード ソノマ リザーブ シャルドネ NV

VT】      NV
【産地/生産者】  E&Jガロ
【規格】      750ml
【タイプ】     白辛口

 メロンやシトラスの豊かな香りとほのかなバニラの香りトーストの香ばしさを持つ。バターのような甘みとなめらかな口当たりです。


08072404.jpg

 そして、今回は日本で入手困難な「ノーザン・ソノマ・エステート」を、特別にティスティングして頂きました。

 ワインズマートでも、2008年8月29日現在、1994年ヴィンテージが、1本だけ在庫しています。(早いものがちです)


158.jpg

ノーザン・ソノマ・エステート シャルドネ 1994

【VT】      1994
【産地/生産者】  ソノマ・カウンティ
【規格】      750ml
【タイプ】     白


 ガロ兄弟の長年に渡る情熱と信念が伝わってくる最高級ワインです。フレンチオークの新樽で熟成させ、さらに11ヶ月樽の中で熟成。その後、精製されますが濾過はされません。


08072413.jpg

 また、仲間が集まったときに、大変気軽にお手軽に楽しめるワインとして、カルロ・ロッシ デリシャス・ホワイトが、ご紹介されました。こちらは、パッケージが変わっていて、瓶ではなく、紙パッケージとなっています。容量も3000mlと大容量です。


08072408.jpg

 箱の中身を分解すると、このように袋の中にワインが入っています。注ぎ口のボタンを押すと、ワインが出てくる仕組みです。空気と触れませんので、酸化の心配がありません。


08072407.jpg

 ワインを注ぐときも、簡単で便利です。


08072409.jpg

 ご参考までに、箱を外すとこんな感じです。


08072410.jpg

 また、ワインのお手軽な楽しみ方として、白ワインをグレープフルーツジュースで割って作る「かち割りサングリア」や...


08072411.jpg

 赤ワインをジンジャーエールで割って作る「かち割りキティ」をご紹介頂きました。分量は、お好みで自由に楽しんで下さい。

 今回のワインセミナーでは、ティスティングだけでなく、使いやすいパッケージの商品のご紹介や、ワインを他の飲料で割って楽しむということを教えて頂きました。ガロワインの魅力は、この楽しさにあると感じました。


08072412.jpg

 最後にお客様アンケートから、一部、ご紹介させて頂きます。

・ワインを使ったカクテルですが、ワインが多めの方がおいしかったです。是非、自宅で試してみたいです。

・カリフォルニアワイン。アメリカを発見したヨーロッパの人達が開発しただけあって、地域によって色々な品種のぶどうが作られているのだと知りました。貴重なワインもティスティング出来て、セミナーに参加出来て嬉しく思います。

・前回、ボルドーワイン初級編に出席したが、今回はすごく分かり易く、また飲みやすく、ワインを選ぶ幅が広がって本当に良かった。是非、今後も飲んで知識の幅を広げていきたいと思う。夏向けのドリンクの紹介もすごく良かった。また、機会があれば、紹介して欲しい。

・ノーザン・ソノマ・エステート・シャルドネは、感動的でした。普通のシャルドネとは異なる不思議な感じにビックリしました。コクのある口当たりに爽やかなあと味。今度、カリフォルニアに行くときは、是非、探してみます。ガロワインは、カルロ・ロッシのイメージが強かったのですが、今回のセミナーで底力を感じることが出来ました。今後も楽しんでいきたいと思います。ありがとうございました。

・ノーザン・ソノマ・エステートは、非常においしかったです。


posted by ワイズマン at 20:17| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする